アマゾンわんわん日記 2018

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6年

2019年08月10日 | 娘のブラジリア暮らし

娘からこんな写真が送られてきました。

6年前、ブラジリア大学に入学手続きに行った時に撮った写真と、今日 ブラジリアに友達を訪ねていっている娘が6年前と同じ場所で撮った写真。

そっかー、あれから もう6年もたつのかー と思う気持ちと、まだ6年しかたってないのか―と思う気持ちと...

ちょっと複雑です。

ということは6年前の8月10日は月曜日だったのよね。

娘がブラジリア大学の前期入学試験を受験したのは6月のこと。

まさか合格が出るとは思っていなかったところを9位で合格。

発表があったのは、合格手続きの前の週の木曜日でした。

常々「卒業式までは 高校にいる!」と常々言っていた娘なので、まさかここで「入学する」と言い出すとは思わなかったのに、まさかのフェイント。

「あたし ブラジリア大学に行く!」

えええ~???

それからが大変!

すぐに学校に早期卒業認定をお願い。

ギリギリ 木曜日の諸事項の会議時間までに認定申し込みを受け付けてくれて、その日の会議で判定を出してもらうことができました。

金曜日はミリタール校はお昼で事務も教務も業務が終わりになってしまいます。

学校側の配慮により、前日の会議を受けて朝のうちに書類を整えてくれました。

失礼ながらブラジルでは普段ありえない、即断即決速攻の連係プレーで 学校業務が終わる金曜日のお昼までにすべての書類が準備できました。

そして、日曜日の夜中の便でブラジリアへ。

一番近い大都市とはいえ、飛行機で2時間半。

到着した時には、朝8時開始の入学手続き開始直前でした。

この廊下に並んで 受付を待っていたのよね。

朝早くのことで、寒くて ショールにくるまって順番を待っていた覚えがあります。

合格発表から入学手続きまでの時間が短いせいもあり、書類不備でてまどう人が多い中、幸い娘の手続きはすぐに完了。

ミリタール校の事務教務の職員の方々に大感謝でした。

それからが また大変。

この日のうちに これから娘の住むアパートを探さなくてはならないのです。

まだこの時には 知り合いも誰もいなかったし、まずは 町の中の様子も全くわかりませんでした。

新聞やネットを見たり、同じようにアパートを探すという人に図々しく くっついていって、とにかく物件を見て歩きました。

「これは!」という物件が見つかったのは、足が棒のようになって 疲れ果てた夕方5時近く。

仮契約を済ませ、ほっとした気持ちで空港に向かい、長かった一日の最後に マナウスへ帰る飛行機に乗り込みました。

そんな6年前の8月10日 長い長い一日でした。

6年後のブラジリア、紫イッペーの花が 美しく咲いていたそうです。

 

 

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