いよいよリオのGrupo Especialのパレードが始まりました。
まず 参加人数が違うよねー
やっぱりリオのはすごい!!って思わせるような 華やかな色彩あふれる本当にキラキラした山車が山ほど。
PortaBandeira(グループの旗を持って踊るカップル)も ステップが洗練されてるし。
これは Mangueira??
そんな中、見ていて思わず手に汗握る場面もいくつかありました。
一つは Império Serrano というエスコーラ ジ サンバの パレードの一つのグループが、衣装が整わないまま出場することになってしまったこと。
「Baiano(バイア女性)」というグループで、パレードには欠かせないグループです。
「Baiano」とは、バイア地方ーブラジル東北海岸部サルバドール地方の女性を意味し、衣装はカンドンブレ(黒人密教)の女性の衣装をモデルにしており、大きく張り出したスカートが特徴的なデザインになっています。
本来の色は白ですが…
カルナバルでは
様々なカラフルな色彩が使われます。
今年のImpério Serranoでは、衣装の制作が間に合わず、そのBaianaの衣装のスカートが出来上がらなかったのです。
出場者たちは…
スカートなしで出場。
これは大きな問題になっているようです。
Império Serranoでは資金不足から山車の準備も整わず、今年はかなり厳しい状況の中での出場となったようでした。
その他にも「Portela」というエスコーラ ジ サンバでは 山車の一つがうまく動かずに、出場が遅れました。
無事にサンバ会場に出た後も方向のコントロールがうまくいかず、エスコーラの関係者総出で 人力で山車をコントロールしていました。
会場の半ば以降でうまく動くようになり、無事にパレードを終えることができました。
この「山車」とにかく大きいですから コントロールがうまくいかないと大事故につながることもあります。
何年か前には山車と柵に挟まれて亡くなった方もいました。
今日はいよいよ二日目、目が離せませんね~。
* * * * *
それにしても、コロナウイルスで世界中がピリピリしている中、ブラジルでは無事にカルナバルが実行できてよかったです。
イタリアのベネチィアでは中止だったんですってね。
ブラジルでカルナバルが中止になったら どうでしょうね。
想像もつかない!!