アマゾンわんわん日記 2018

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さっ カルナバル!!ーカルナバル物語4-

2020年02月24日 | ブラジル雑記

いよいよリオのGrupo Especialのパレードが始まりました。

 まず 参加人数が違うよねー

やっぱりリオのはすごい!!って思わせるような 華やかな色彩あふれる本当にキラキラした山車が山ほど。

PortaBandeira(グループの旗を持って踊るカップル)も ステップが洗練されてるし。

 これは Mangueira??

そんな中、見ていて思わず手に汗握る場面もいくつかありました。

一つは Império Serrano というエスコーラ ジ サンバの パレードの一つのグループが、衣装が整わないまま出場することになってしまったこと。

「Baiano(バイア女性)」というグループで、パレードには欠かせないグループです。

「Baiano」とは、バイア地方ーブラジル東北海岸部サルバドール地方の女性を意味し、衣装はカンドンブレ(黒人密教)の女性の衣装をモデルにしており、大きく張り出したスカートが特徴的なデザインになっています。

 本来の色は白ですが…

カルナバルでは

 

様々なカラフルな色彩が使われます。

今年のImpério Serranoでは、衣装の制作が間に合わず、そのBaianaの衣装のスカートが出来上がらなかったのです。

出場者たちは…

スカートなしで出場。

これは大きな問題になっているようです。

Império Serranoでは資金不足から山車の準備も整わず、今年はかなり厳しい状況の中での出場となったようでした。

その他にも「Portela」というエスコーラ ジ サンバでは 山車の一つがうまく動かずに、出場が遅れました。

無事にサンバ会場に出た後も方向のコントロールがうまくいかず、エスコーラの関係者総出で 人力で山車をコントロールしていました。

会場の半ば以降でうまく動くようになり、無事にパレードを終えることができました。

この「山車」とにかく大きいですから コントロールがうまくいかないと大事故につながることもあります。

何年か前には山車と柵に挟まれて亡くなった方もいました。

今日はいよいよ二日目、目が離せませんね~。

     *     *     *     *     *

それにしても、コロナウイルスで世界中がピリピリしている中、ブラジルでは無事にカルナバルが実行できてよかったです。

イタリアのベネチィアでは中止だったんですってね。

ブラジルでカルナバルが中止になったら どうでしょうね。

想像もつかない!!

 

コメント
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