アマゾンわんわん日記 2018

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TOKYOオリンピック物語~イタロ・フェへイラ~

2021年08月03日 | 人間

サーフィンUSA~

というわけで、ブラジルは結構世界で活躍しているサーフィスタが多いのよ。

海岸線長いしねー。

今回のオリンピックでブラジルに初めて金メダルをもたらした イタロ・フェへイラもそんなサーフィスタの一人です。

彼はRio Grande do Norte州の小さな海沿いの町に、貧しい漁師の子供として生まれました。

8歳のころ ほかの多くの子供たちと同じように、アイスボックス用の発泡スチロールの板でサーフィンを始めました。

イタロはすでにそこでほかの子供たちとは違った才能を発揮します。

息子の才能を信じた父親は お金を工面して、彼が10歳の時に本格的なサーフボードを買い与えました。

イタロはそのサーフボードで地域の大会に次々に参加しました。

2014年、20歳のころから世界的な大会に参加をはじめ、次々にタイトルを得てきました。

そして今回のTOKYOオリンピック。

実は今回、彼は日本に来る途中にアメリカでパスポートを盗難されてしまいました。

すったもんだの騒動がありまして、それでもようやく日本行きの飛行機に乗り込むことができました。

ところが今度は台風による飛行機の遅れ。

彼は空港から直接競技会場となる千葉県の釣が先海岸に向かいました。

競技には何とか間に合ったものも、今度はサーフボードが壊れるというアクシデント。

いや、踏んだり蹴ったりです。

それでも彼は そんなこと一つ一つを自分の糧とし、素晴らしい演技を見せてくれました。

今後彼は故郷の町に戻り、子供のためのサーフィン団体を立ち上げ、子供たちがまっすぐ育つことの手助けをしていくということです。

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