ブラジルも着々とコロナワクチンの接種が進んでいます。
若年層への接種も進められ、マナウスも12歳からの接種が今月初めから始まりました。
現在までに国民の約26%が2度の接種を受けるか、または1度で済むJohnson&Johnsonの接種を済ませているそうです。
サンパウロ市内もレストランや店舗の開店の制限などもなくなり、マナウスでも公立学校でも生徒が登校しての授業が始まりました。
それでも残念ながら感染者数や新型コロナにより死亡する人の数は決して減ったわけではありません。
昨日から今日にかけて 新たに3万人を超える感染者が出て、1000人近い方が亡くなっています。
また、各地でデルタ株等の変異型コロナが見つかっています。
こうしたことを受けて、ブラジル保健省はコロナワクチンの3回目の接種をすることを決定しました。
国としては9月15日ぐらいからの接種を予定しているそうですが、州によってはもう少し早く接種を開始するそうです。
接種はこれまでと同じように年齢の高い順から始まります。
当面は70歳以上の人が対象となるとされています。
接種されるワクチンはファイザー、Johnson&Johnson、アストラゼネカ製のワクチンが予定されています。
その後どうなっているのか、すべての年齢層が対象となるのか、それとも免疫力が落ちている人が対象となるのか、状況によって変わってくるとは思います。
ただやはり、基本的な「マスクの着用と身辺の衛生面の保持」といったことは守っていかなくてはならないのではと思います。