風もなく、ポカポカ良いお天気。
特に予定もなかったので、実家詣でに参りました。
明日から3連休のせいか、実家の方に行く烏山線はいつもと比べると、結構な数の乗客。
乗り慣れない人が多いようで、行き先を確認したり、間違えて乗ってしまったりする人も。
烏山線は「宝積寺」と言う駅までは宇都宮線と同じ線路を走るので、宇都宮線下り電車と間違えて乗ってしまう人も多いようです。
烏山線のシステムは、何度も書いていますが、初めて乗る人には少し難しい。
「宝積寺駅」以降は、終点「烏山駅」まではすべて無人駅です。
乗客は1両目後ろのドアから乗り込み、整理券を取り、降りる時は1両目前ドアから降ります。
降りる時に運転手に整理券と運賃を現金で払います。
ICカードは使えません。
もしくは「宇都宮駅」から「宝積寺駅」までの有人駅で買った「切符」を渡します。
ペケママは烏山線初心者だったころ、何度も失敗をしてきました。(小銭がないとか、整理券取り忘れたとか)。
なので、今は宇都宮駅で切符を買うのを忘れません。
さて、今日の烏山線、宝積寺駅を過ぎ、烏山線に分岐して最初の駅「下野花岡」という無人駅に着いた時のこと。
二人の乗客が降りた後、一人の男性が運転手さんに近づきました。
「あの~、宝積寺駅で宇都宮行きと間違えて乗ってしまったんです。ここで降りたいんです。」
財布を出して、運賃を払おうとします。
運転手さんは「ああ、だったらいいですよ。」と運賃を受け取りませんでした。
いいのよ、普通の駅だったら反対方面のホームに移ればいいんだから。
でも、ここは単線無人駅。
ここで降りても、上り列車は1時間以上後にしか来ないのよ。
しかも、周囲にはコンビニも公衆電話さえない。
バスも走っていないし、タクシー会社もない。
次の駅まで行けば、駅前にタクシー会社があるのに...
教える間もなく男性は電車から降りてしまいました。
一体あの後、彼はどうしたのか?
駅から離れていく姿が電車の中から見えました。
線路沿いに歩いて宝積寺まで戻ったのかしら?
たっぷり4km歩いて...
烏山線、侮るべからず、でございます。
* * * * *
さて、弾丸秋田旅。
美味しいご飯をご馳走になって、その後秋田駅周辺をぶらぶら。
お土産なども買うことができ、駅に着いたところで友人ご一家とお別れしました。
本当はその後自分でも、秋田市内をぶらぶらしようかと思っていたのですが...
寒いのよ!!
雪はないが、空気が痛い!!
予定していた帰りの新幹線よりも2時間早いのですが、みどりの窓口に向かい、切符を変更しました。
よしよし、これで帰りの車窓からの風景も楽しめそうじゃない?
ほっくほくで秋田新幹線に乗り込みます。
一日お日様が出ていたせいか、雪はずいぶん少なくなっているような気がします。
秋田駅を出て...
大曲を過ぎると、雪原が開けてきます。
スキーで滑ったら、滑れそう。スキー場?
向こうも?あそこは本当にスキー場でした。
田沢湖駅の龍の頭像。合計3つある。
寒々しい 山の谷川~
ペケママは途中で席を立って、デッキに移動。
それは...
岩手山を見るため!!
小岩井農場や安比スキー場があるのよね。
残念ながらペケママ側の席からは見えなかったの。
行きの「秋田新幹線」では向こう側の座席に人がいなかったので、いっそ移って見ようかな?とまで考えたのですが、ペケママ側の景色も捨てがたくて、できなかったのよ。
なので、帰りは絶対に見たかったの。
これを見るためだけに、早い新幹線にしたと言っても過言ではありません。
あっという間でしたが、きれいな姿を見ることができて、ペケママ大満足でございました。
岩手山の姿が消えると...
盛岡直前の駅で、下りの秋田新幹線と待ち合わせ。
無事に盛岡駅に到着し、北海道新幹線「はやぶさ」とドッキング。
新幹線軌道に乗り、「秋田新幹線」は自分が「新幹線」だったことを思い出したように、一気にスピードを上げていきました。