ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Golden Compass (18) Fog and Ice

2008-02-08 07:58:33 | 読書
いよいよ,起承転結の結。大詰めですね。
最近,映画の噂やら,ラストシーンの噂やら,いろいろ雑音が聞こえてきて,滝汗ですが,ここまで来たら,ガンガン読むしかありません!

Pekkalaは,Lyra自身の意図(Asriel父さんを助ける)以上の事を彼女に期待していますね。以前にも出てきましたが,Lyraは,自分で気付かずに何かをやり遂げなくてはいけないようです。

ScoresbyとPekkalaの会話です。Scoresbyは,自由人で,飛ぶ事は仕事と割り切っているようですが,良い人っぽいですね。でも,Pekkalaは,何百年も生きれば,お金なんて何の価値もないとわかるのだそう。自由に生きたいScoresbyは,Lyraの「宿命」が気になるようです。

Lyraは,知らないうちに何かを成し遂げるという宿命の他に,Iorek Byrnisonの戦いに絡む事,Rogerは,Asriel卿に何か絡む事が宿命らしいです。彼らは最終目的地Svalbardに向かっているわけですが,かつてそこを追放されたIorekを連れて行くというのは,実は大変な事なのです。

Pekkalaは,今度はLyraと話します。
この話のwitchって,男女両方あるのかと思ったら,基本的には女性,だったのだそうです。あらら。Trollesundにいたのは,彼女達に仕える男性。でも普通の人間とはちょっと違いましたね。で,彼女達は,子孫を残す為に,男性に会うのだそうです。(アマゾンみたいだ。。)男の子が生まれると,殺されてしまう? でも,魔女達は,本気で男達を愛します。実は,PekkalaとFarder Coramはかつて恋人(それを見抜いたLyraは鋭い)で,2人の間に子供までいたという事が明かされます。

Iorekについても,さらに詳しい情報が入ります。彼は,Svalbardのプリンスだったのだそう。しかし,雌熊をめぐる争いから,騙されて?相手を殺し,その罪で追放されているのだそうです。

PekkalaがScoresbyを呼んでいます。風が強くなりました。揺れもひどくなりました。彼らは降りようとしているのでしょうか。そこへ,Cliff-ghastという,怖い生き物が襲ってきます。Scoresbyの風船は,どんどん降りて,というより,落ちて行きます。Lyraは,やがて,崖と崖の間のような場所に,1人で放り出されてしまいました。

熊?の気配を感じて,「Iorek?」と聞いてみましたが,全然Iorekではありませんでした。全く別の熊。そしてさらに熊が出てきて,Lyraは,捕まってしまいました。


Run!Run!Run!