ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Three Musketeers (7)

2008-02-16 12:44:31 | 読書
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急遽,武器を揃えなくてはならなくなったダルタニャンと仲間達ですが,ポルトスは,早速古い付き合いの弁護士夫人を巧みに嫉妬の罠にかけ(汗)早くもお金を頂けそう。それを出歯亀していたダルタニャン,嫉妬のネタに使われた女性がミレディである事を知り,彼女の後を付けます。(彼女の侍女が彼に興味持ってそう。。。)

ミレディが英国人紳士と口論しているのを見たダルタニャンは,紳士がちょっと離れた隙に,失礼な奴ですね~,と話しかけますが,実は紳士はミレディの義理の兄,ウィンター卿。逆に無礼な奴だと突っ込まれます。よく見ると,アトスが馬をすった英国人だったので,キレたダルタニャン,早速,決闘という事に。(知らんぜ,もう~,コイツら(笑))

それぞれ3人を助太刀に従えたダルタニャンとウィンター卿は,いよいよ決闘に臨みます,が,挨拶で,お互い何故か打ち解けた? いやダルタニャンの作戦だったのですが,昨日の敵は今日は友。ダルタニャンは,試合後にウィンター卿に取り入り,すっかりお友達。(呆) もちろん,彼の狙いはミレディです。でも,ミレディはヤバイ女ですよ~(汗) 若造ダルタニャンには,かわいい侍女キティの方が相応しいと思いますが。

話変って,ポルトスは,嫉妬で落とした弁護士婦人の家に,出征道具用のお金を無心に参ります。ところが,弁護士宅のランチは,
they floated like the widely scattered islands of an archipelago.

こんなスープと,年とった雌鳥と,羊の骨(肉のふり)が入った豆料理。(笑) ワインも水で薄めなくてはなりません。

それでも,お金を要求しているポルトス。(汗) 夫人はすごーく困った様子で,お友達などから,良い物を安く仕入れる事ができる言って,‥‥取りあえず,知り合いから,馬と,従者用のろば,弁護士の旦那の旅行カバンをゲットする事が決定。(武器はとりあえず支給されるのね,ただ,馬とか旅行鞄が自前なんだ) 彼はお腹ペコペコで帰宅したのでした。(爆)

ダルタニャンはミレディに熱を上げます,が,侍女キティのおかげで,彼女はダルタニャンの事を,ウィンター卿を殺してくれなかったから嫌いだという事を知り,ミレディの想い人ワルド伯爵(ダルタニャンがカレーで殺し損なった。。(汗))への手紙を盗んで,伯爵になりすまして会いに行って恥をかかせる計画を立てます。(滝汗)

その頃,アラミスにはかねてから知り合いの御婦人から金品が届き,これで武器の用意はOK。一方,ポルトスには,何をどう間違えたのか,弁護士夫人から,ダルタニャンがパリで捨てた黄色い馬が届けられ,激怒した彼は,夫人に突っ返します。(激爆)

そしてダルタニャンは,キティの心配を振り切り,伯爵になりすまし,ミレディに会います。で,正体を明かそうと思ったその時,ミレディは伯爵のその怪我(ダルタニャンが負わせた)の仇を取ってやると発言した為,計画は頓挫。彼は見事なサファイアの指輪をもらいますが,それをアトスに見せるとまたびっくり。これは元々アトスの実家の家宝で,昔ある女性にあげたのだとか。。(それってここには書かれてませんが,酔っ払って話をした女性の事でしょ)彼は,ダルタニャンに,ミレディは危険だからこれ以上かかわるなと忠告します。

それにしても,戦争が始まるって言われてから,用具を揃えるのに,こんなにページ割いていいのか?
ダルタニャンの大胆さには超~びっくりですねぇ。ミレディを怖いとは思ってなかったのでしょうねえ。(笑) で,ポルトスのアホ(爆)さっさと弁護士夫人から離れて,他の奥様を捜した方がよさそうだけど。。


Run!Run!Run!