ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Three Musketeers (12)

2008-02-24 16:34:50 | 読書
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ラ・ロシェルの反乱軍は兵糧攻めで飢餓状態。リシュリューは何としても、反乱軍を裏で支援するバッキンガム公を封じたい所ですが、なかなかミレディから朗報が来ません。それにしても、当時のヨーロッパ伝統のカトリックと新興宗教プロテスタントの争いはすさまじいですね。ったく、あのエリザベス1世の○ロ親父(^^;)ヘンリー8世のせいで、当時のイギリスはローマン・キャソリックの国々に、戦争の格好の大義名分を与えてしまったんですね~。

枢機卿が浜辺に目を移すと,例の4人組と従者達。彼らが何か密談をしているのではと近付くと,ダルタニャンの従者プランシェが気付き「役人様だ!」4人組慌てて枢機卿にご挨拶。しかしリシュリューは見てました。「今隠した手紙は何かね?」するとアトスが,イチかバチかの賭けに。「女性からの手紙ですが,○○様でも○○様でも(枢機卿の彼女(^^;)でもありません。」一瞬青くなった枢機卿,しかし,アトスの様子を見て気を変え,君たちがこの前護衛してくれた事は忘れないよ,と,ニコニコしながら退場。実はアトスは,枢機卿が手紙を取ったら殺そうとしていたのでした。(滝汗)そんな命がけで守った手紙の内容は,ボナシュー夫人の居所を教えるモノでした。

場面変って,ウィンター卿に捕らえられたミレディ。彼女は何としても,彼女の義務ってより,ダルタニャンへの復讐を果たす為,そこから逃げ出さなくてはなりません。そこで目を付けたのは,見張り役のジョン・フェルトン。あ~あ,これからしばらくこのミレディに付き合わなくてはならんのか~,読書スピード落ちそうだわ。


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