ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Three Musketeers (13)

2008-02-26 01:00:59 | 読書
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ジョン・フェルトンは,何と都合よく,カトリック以上にプロテスタントを憎む清教徒でした。あ~あ失敗だねぇウィンター卿(ウィンター卿自身は,カトリックのようです。)。。。何が「ご心配なく」だ!

ミレディは,フェルトンの振る舞いから彼が清教徒と見抜き,自分は宗教なんか持たないくせに,清教徒のフリして,フェルトンの感心を惹きつけるんですね。ウィンター卿はミレディをフランスにさっさと突っ返す事に決定。急がなくてはなりません。そしてウィンター卿にぶち壊しにされないよう,注意深く事を運ばなくてはなりません。2日目は賛美歌を大声で歌い,3日目はウィンター卿は私にお怒りと言い,で4日目は,ロープで演出してナイフを欲しがる。。。その夜,フェルトンは人払いしてミレディと話をする所まで進展。彼は10年付き合ったウィンター卿より,会って4日のミレディを信じると言い出すんですね。(このバカ男!)

翌日ミレディは,仕上げに,ある高貴な男に薬によって眠らされ,辱めを受けたという話をフェルトンに「打ち明け」ます。しかしそれにしても,もうこの,ミレディの方じゃなくて,この男。ウィンター卿の言いつけを守る強さも,ミレディをきっぱり跳ねつける強さもないこの男! ミレディも彼を嫌いで,嬉しいです。(笑)

‥そしてさらに,肩の百合の烙印は,その男が押した物だと。フェルトンがすっかりのぼせ上がったのを見て,その男はバッキンガム公だとフェルトンに悟らせ,さらにミレディはナイフを下さいとクサイ芝居を。。。その時,ウィンター卿がやってきました。その女は死ぬ気なんかないぞとフェルトンを諭すウィンター卿。しかしミレディは,胸をちょこっとだけ(笑)傷つけます。


Run!Run!Run!