数年前に小浜で買った箸を使っています。
箸を買いに行く
http://blog.goo.ne.jp/pf11/e/8c22907cd72ef4af4764aa762c234fd6
いまでも大変気に入っています。
美しいだけでなく、使いやすいのです。
長い割には重量バランスが良く、手に良くなじみ疲れにくいです。
箸先には滑り止めのぎざぎざが刻まれているので、納豆でも何でも楽につまむことができます。
以前は、箸なんて何でも良いと思っていましたが・・・
そんな中、嫁と娘の箸がけっこう傷んでいるのに気づきました。
「小浜まで、箸買ってきてあげようか。」と申し出るのですが、
ツーリングに行くための口実であることはバレバレです。
「自分で気に入ったものを選びたいから、買いに行かなくても良い。」
なんていわれたりするわけです。
となれば、次の作戦に移ります。
常日頃、気ままにバイクで一人旅をしている橋吉ですが、
女房殿には「いつか二人で旅行するときのための下見である。」なんて、言い訳にもならないことを言って大義をかざしております。
ですから、奥様孝行と称して二人で出かけることを提案します。
(ホントは、SRに乗るには辛そうな天候だったからなんですけど・・・)
朝、9:00に自宅を出発しました。
順調にいけば、2時間半小浜までにつきますので、食事をして買い物・観光をして夕方には帰ってくる計画です。
まずは、一般道で名神関ヶ原ICへ向かったのですが、岐阜県に入ると雪が降り出し、
やがて、吹雪になってしまいました。
高速に乗っても雪が降り続いているので、速度が出せません。
さらに、木之本IC手前で渋滞に捕まってしまいました。
チェーン規制が敷かれているため、いったんICで前車下ろして、滑り止めの点検をしていているようです。
高速道路は50km/h規制になっていました。
木之本以北はさらに、激しく雪が降っており、非常に見にくくなっていました。
どの車も前のテールランプをたよりに走行車線を50km/h前後で一列になって走行しています。
追い越し車線はがら空きなんですが、バス・トラックのプロドライバーか、おバ○と見られるクルマがごくたまに追い抜いていく程度でした。
(ちなみに、復路では故障・事故で走れなくなった車が何台か路肩に止まっておりました。合掌。)
敦賀から小浜に向かうにつれて天気は回復し、路上の積雪も少なくなりましたが、予定を大幅に遅れて、13:00に到着しました。やれやれ。
とりあえず昼食です。
以前、11-11さんに紹介された店へ行ってみました。
訪れるたびに満員でなかなか入られなかったのですが、この日は荒天であったことが幸い(災い?)したのかガラガラでした。
特丼(並)
厚めの刺身をぶつ切にしたものが何種類か、さらにイカ、ウニ、イクラがてんこ盛りされています。
お代わり自由のあら汁がついて1,000円
生きの良い魚ってホント美味しいですね。
なお、紹介者の希望により店名は伏せさせていただきます。
食事後はこちらの商店街へ
鯖の浜焼きです。
余分な油が落ちた柔らかい焼き鯖は美味しいのなんの・・・ホントの目当てはこれなんです。
そして本来の目的である、
箸のふるさと館WAKASA
所在地: 福井県小浜市福谷8-1-3
TEL: (0770)52-1733
休館日: 無休(但し12月29日~1月5日は休み)
開館時間: 9:00~17:00(但し、日曜・祝日は ~16:00)
小浜は箸製造工場が多く、直売店も何店もあります。
なかでも、ここは若狭塗箸協同組合が運営していますので、いろいろなメーカーがそろえられています。
(上)長めが好きな嫁さんが選んだ箸
(下)娘にはかわいらしいものを選びました
すると、嫁さんは「母と息子の分も買う」と言い出しました。
(出かける口実に取っておこうと思ったのに・・・)
不器用な二人には軽くて持ちやすい六角の箸
上が息子用、下が母用です。
さて、天気が心配なので観光は止めて帰ることにしました。
帰りの北陸道はもはやプライベートロード状態!
無事夕飯までには帰宅でき、みんなで鯖の浜焼きをつつきました。