続日本100名城スタンプラリーが始まりました。
その皮切りに愛知県豊橋市にある吉田城に訪れました。
吉田城は過去にも訪れたことがあり、このブログでも紹介しております。
ここの最大の特徴は、城址であると共に、
明治以降駐屯した歩兵十八聯隊の遺構も残っているということです。
西側は野球場・テニスコートなどスポーツ施設が設けられており、ここに無料で駐車することができます。
ただ、この日は高校総体の予選が開かれたりして、超満車。
石碑の前もクルマでふさがれてしまう始末でした。
そこで、駐輪場横にとめました。
都合によって駐車場にとめたり、駐輪場にとめたり、こうもりライダーです。
吉田城は北側にある豊川を天然の堀としています。
そして、本丸の東南西側を二の丸がぐるりと囲み、さらにその外側を三の丸が取り囲む構造をしています。
川毛口門跡
三の丸東側の門がありました。
三の丸跡に立てられた豊橋市美術博物館
三の丸周辺は堀を掘った土を利用して土塁が築かれています。
なお、堀は現在道路に利用されています。
三の丸口門跡
三の丸の南の入り口でした。
のちに、歩兵十八聯隊の正門となりました。
左に歩哨が見られます。
三の丸口門脇にあった太鼓櫓跡
歩兵十八聯隊の弾薬庫が残されています。
二の丸跡にある着到櫓
着到櫓とは城内に参集した味方の軍勢や馬揃えなどを,大将が点検観察するための建物です。
本丸が見えてきました。
橋の手前に二の丸北端の冠木門が、向こうに本丸南端の南御多門がありました。
二の丸と本丸の間の堀
本丸に着きました。
鉄(くろがね)櫓
以前は月に数日しか内部公開されませんでしたが、大幅に公開日が増えてうれしい限りです。
開館時間: 10:00~15:00
休館日: 月曜日・火曜日(祝日は開館、振替休日は休館)
吉田城は16世紀初頭にその前身が築城され、幾度も争奪戦が繰り返されました。
そして、江戸時代には吉田藩の政庁としての役割を果たした。
続日本百名城認定証
鉄櫓最上階からの眺め
本丸の復元模型
四隅に櫓が置かれていたことがわかります。
本丸に付設してあった武具所跡
北御門跡
吉田城の北面は天然の堀である豊川に守られています。
しかし、これは文字通り背水の陣でもあります。
そこで、この防御のため本丸北側に腰曲輪や、
川手櫓が置かれていました。
入道櫓跡
本丸北東にありました。
南東にあった辰巳櫓
南西にあった千貫櫓
裏御門跡
本丸東側の門です。
本丸東側の堀
金柑丸跡
本丸東には金柑丸と呼ばれる小さな曲輪がありました。
歩兵第十六聯隊之阯碑
聯隊の営内神社である彌健神社
神武天皇像
三の丸に帰ってきました。
三の丸会館と庭園
見学を終え、昼食をいただくことにしました。
豊橋と言えば、豊橋カレーうどん
鉄櫓にも食べ歩きマップが置かれているほどの売り込み中です。
豊橋カレーうどんをいただくのは、三軒目ですが、
正直、段々インパクトが感じられなくなってきました。
たまたま、ハズレだったのでしょうか。
次回に期待したいと思います。