ひょんなことから平日に休みが取れました。
しかし、風が強く雲行きも怪しいので、デミオでいそいそと出かけることにしました。
で、向かった先は
京都鉄道博物館
所在地:京都市下京区観喜寺町
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週水曜日(祝日は開館)・年末年始
入館料金:一般 1,200円,大学生・高校生 1,000円,中学生・小学生 500円,幼児(3歳以上) 200円
着いていきなりですが、レストランに直行しました。
というのは、お昼について少し離れた駐車場に駐めたのですが、
付近の飲食店は混んでいたり、やたら高かったりで、昼食にあぶれてしまったのです。
このカレーが何を表しているかは後ほどのお楽しみ
京都らしい風景を眺めながら食事することができました。
お腹を満たしたので、見学を始めましょう。
まず、ジオラマ
230形蒸気機関車
初の国産量産型蒸気機関車
EF52形電気機関車
日本で最初製造された大型電気機関車
100系新幹線
1800形蒸気機関車
英国製の勾配用蒸気機関車
クハ489形
信越本線横川~軽井沢間の急勾配走行できる先頭車、特急「雷鳥」「しらさぎ」として活躍しました。
クハネ581形
昼はお座敷列車、夜は寝台車となる万能車
500系新幹線
世界初の300km/h営業運転を実現した車体です。
歴代の新幹線の中でもっとも美しいと私は思います。
キハ81形
日本初の特急形気動車です。
膨れて寸詰まりな形態は鉄道ファンの間から「犬顔」や「ブルドッグ」などの俗称でも呼ばれました。
たしかに、ヤッターワンに似てますね。
DMH17形ディーゼルエンジン
前々からディーゼルカーのエンジンには興味がありました。
電車と異なり燃料を積まなければいけませんし、モーターに比べエンジンの方が小型化が難しいと思うのです。
それなのに、これらを客車の床下に収納しているのですから、凄い技術だと思いませんか。
DD51形ディーゼル機関車
私の大好きな機関車です。
なんと下にまわって、車体下部を覗くことができるのですよ。
感動的です。
EF66形
唯一、機関車でブルーリボン賞を受賞した車両です。
現在も高速貨物列車のみならず、ブルートレインの牽引車としても活躍しています。
車両だけではなく、こんなものまで、展示されています。
クハ103形
高度経済成長を支えた通勤電車
懐かしいですね。
DD54形ディーゼル機関車
DD51形は、1,000馬力級エンジンを2基搭載として大出力を得ていましたが、1950年代後半以降、ヨーロッパでは2,000馬力から2,700馬力程度の出力のディーゼルエンジンを1基搭載し、車両重量の軽減・保守の容易化・製造コストの削減を狙った設計が行われていました。
しかし、この時代の日本においては、車載可能なクラスの2,000馬力級ディーゼルエンジンの製作経験がなく、西ドイツ(当時)のメーカーからライセンス供与を受けて技術を導入し、生産されるようになりました。
ただ、実際の運用に入ると、当時の日本では手に余る技術であった事にくわえ、西ドイツ側との連携不足などもあり、トラブルを頻発させてしまいました。
そのためいずれの車両も法定耐用年数(18年)を終えず運用を離脱し、失敗機関車との烙印を押されてしまいました。
なんか、旧日本海軍の飛燕と境遇が似ているような・・・
0系新幹線
初代の新幹線ですね。
やっぱり、新幹線はこの形という方も少なくないのではないでしょうか。
クハ86形
東海道本線の旅客車を電車化する目的で開発されました。
15両という日本初の長大編成でした。
C62形蒸気機関車
戦後、旅客用機関車の不足を補うため、余剰気味の貨物用機関車のうちD52の車両ボイラーを転用し製造されました。
東海道本線、山陽本線など主要幹線の特急車両を牽引しました。
EF81形電気機関車
50Hzおよび60Hzの交流電化区間と直流電化区間を直通して走行できる三電源方式の電気機関車
EF58形電気機関車
戦後を代表する直流式電気機関車
EF65形電気機関車
1965年に開発した、平坦路線向け直流用電気機関車、国鉄電気機関車史上最多である308両生産されました。
博物館外側で見かけた門
レールは博物館内につながっていました。
展示車両の入れ替え時に使うのでしょう。
名古屋にもリニア鉄道館がありますが、車両展示・パネル説明・ジオラマなどいずれも名古屋の方が勝っている印象でした・・・・・
がしかし、ここからが京都鉄道博物館の凄いところです。
梅小路蒸気機関車館です。
京都鉄道博物館としてリニューアルした今でも、旧梅小路機関区の扇形庫及び転車台を活用した「蒸気機関車展示館」と、旧二条駅舎を移築・復元した「資料展示館」は引き継がれています。
なお、この記事のはじめに紹介したカレーはこの扇形庫及び転車台を表しています。
旧二条駅舎
もちろん、蒸気機関車がいっぱい
なんと、乗ることもできるのです。