トリエンナーレ(伊:Triennale)とは、3年に一度開かれる国際美術展覧会のことです。
愛知県も8月21日~10月31日の間、名古屋市内6か所の会場で開催されています。
弟からもらったチケットがあったので最終日に子供たちをつれて見に行くことにしました。
会場の一つの愛知芸術文化センターです。
一部の作品は撮影が許可されていましたので、それらを紹介したいと思います。
まあ、これはいいとして
穀物を貼り付けた戦闘機・・・言いたいことはわかります。
緑色の巨大なヘチマみたいなバルーン・・・・内部を見せてどうするの?
幼稚園児が作ったのなら「きれいな色ですね~」というところですが・・・
机に乗るサイズでできないのでしょうか?
段ボールを壁に貼り付けて都市を作っています。
ゆるキャラではありません。
壁にたくさんスピーカー取り付け音楽を流していました。
水玉マーチのパクリ
何か・・・疲れました。他の会場へ行くのをやめます。
トリエンナーレはすでに他の都市でもやっていますが、先行する横浜は資金・場所の問題で1回さぼっています。
いまの愛知県に3年に一度というノルマを課してまですることでしょうか。
気持ちを切り替え、SUBWAYで昼食。
クリスマスはケンタにしたので、本日ターキーを食べました。
ここのところ、妙に寒い日やら雨やらでろくな天気がありませんが、なぜか金曜日は好天でした。
で、なぜか京都
北区衣笠のしょうざん光悦芸術村へ
見事な庭です。
北山杉というそうです。
紅葉にはまだ早かったようです。
食事もここでいただきました。
たまにはこういうのも良いものですね。
実は、本日の旅行は公務なのであります。
で、真の目的その1は立命館大学の見学なのです。
いやー私学だけあって設備が整っているしキャンパスもきれい!
案内してくれた学生までカワイイ!
目的その2は、北野天満宮参拝なのです。
公私とも受験生を抱えているのでいつもより少し多めにお賽銭を出しておきました。
最近の中学生の修学旅行は、グループごとにタクシーで観光地巡りをし、タクシードライバーがガイドも兼ねる形が多いみたいですね。
境内には牛の像が多くあります。
これをなでると御利益があるとかでつるつるです。
残念ながら、国宝北野天神縁起は見られませんでした。
ともあれ、台風前日にこれだけ好天であったのは何より何より。
クリスマスの予約と昼食を兼ねてケンタッキーフライドチキンへ行ってきました。
早いもので、10/20からクリスマスの予約受付が始まっています。
まだ、2ヶ月もあるのに!
あれあれ、もうすでにイブの晩は予約受付完了ですね。
ということもあり、我が家はいつも23日にパーティーをします。
これじゃ、キリストを祝っているのか天皇陛下をご祝福しているのかわからないですね
「我が職場のPRビデオを作れ。」
数ヶ月前に特命が下りました。
ケーブルテレビの特番で地元県立校の紹介番組を行うことになり、その紹介ビデオの作成をすることとなったのです。
実は、昨年も作ったのですが、パワーポイントでプレゼン資料を作っただけで、BGMあわせや撮影、ナレーション、編集はケーブルテレビ局に依頼しました。
しかし、今年はすべて私がすることになってしまったのです。
仕事ですから、たとえつらくても大変でも受けなくてはならないことはあります。
ただ、時間をかけたりしんどい思いをすればできるというものではなく、そもそも私に可能なのかということで大変なプレッシャーとなりました。
それでも、取り組んでみると結構おもしろく、最終的には満足できる仕上がりのものが完成したと自画自賛しています。
で、本題はここから、
動画編集など今までしたこともないので、まずソフトを探さねばなりませんでした。
Windows付属のものやフリーソフト、体験版を試してみましたが、どれも使いづらい点がありしっくりきませんでした。
ようやく見つけたのが、CyberLinkのPower Director 8です。
体験版を使用しましたが、直感的に操作でき、細かい設定も可能で、軽快に動きます(もっとも機能の1/10もつかいこなせていませんが)。
30日間の使用期限が近づいてきたので、製品版を買うことにしました。
ただ、高い!
15,540円である!機能を考えるとうなずけるかもしれないが、ワープロや表計算ソフトのように日常的に使うわけでもないのでこれは手が出せない。
しかし、ダウンロード版になると11,800円
価格.comで製品版の最安値をみると9,833円、なんとダウンロード版より安い!
体験版を使用していると製品版の購入を促すポップアップがでますが、使用期限が近づくとなんと50%offになりました。これならば8千円を切ります。
さら安値で購入する方法がありました。特別優待版の最安値が6,071円です。結局これを購入しました。
特別購入版とはCyberLink社のソフトもしくは他社の動画編集ソフトをすでに使用していることが条件となります。
私のPCにはDVDドライブに付いてきた同社の再生ソフトが入っているのでこの条件を満たしています。
もっとも、多くの場合、デジカメやビデオカメラを買うと何らかの編集ソフトが付いてくるので条件を満たすこととなります。
あとで気がついたのですが、もっと安値で買う方法がありました。
アカデミック版です。こちらだと5,863円でした。
学生と教育関係者という購入対象者に制限がありますが、私はOKです。
しかし、これも家族に大学または小中高校生あるいは幼稚園児がいればいいわけですので対象となる家庭は限りなく広いです。
こうなると定価とはいったいなんでしょうか?
観音寺城は、近江国守護六角氏の居城で、滋賀県近江八幡市安土町にあった山城です。
標高432.9mの繖(きぬがさ)山の山上に築かれています。
もともとは砦程度でしたが、徐々に拡張され山全体を要塞化していきました。
また、安土城以前に石垣を用いていたことは特異な点とされています。
観音寺城へ訪れる際、まずは麓にある石寺楽市会館に立ち寄ることをおすすめします。
観音寺城だけでなく、安土の観光スポットのパンフレット・情報が得られます。
この中にパンフレットが置いてあります。
本丸は山の中腹にある観音正寺の近くにあります。
林道を使えばお寺の近くまでワープできます(繖山林道、普通車500円・二輪車300円)。
車一台がようやく通られるぐらいの細い道ですが、路面状態は良好です。
ただし、駐車場が狭いです。自動車が7台ぐらい停めるのがやっとでしょうか。
駐車場から観音正寺境内までは石段を登るだけなのですが、これが結構手強いです。
ところどころこのようなありがたいお言葉と番号を記した札が下げてあります。全部で33ありますから、33分のどのくらいまで登ってきたかわかります。
息絶え絶えになりようやく観音正寺に到着です。
境内からは安土を望みました。
六角氏は織田信長に敗れて観音寺城を去ります。そして信長はこの向かいに安土城を建てたのでした。
観音正寺の本堂です。
本尊は白檀の千手観音立像です。平成5年に火災により本堂とともに消失したため、その後つくられたものです。
このような真っ白な仏様は初めて拝顔しました。
なお、百名城スタンプは本堂の中においてあります。
境内の本堂手前、左手に城跡に進む道があります。
左の石段を下って300mほど歩くと城跡があります。
しばらく行くと十字路がありましたが、残念ながら、
右への道は通行止めでした。
この先に平井丸・三の丸・池田丸と郭があるのですが残念です。
石垣が見えてきました。
大手口石段です。これを登ると、
本丸です。どのような建物があったか資料はないそうです。
井戸の跡です。
虎口の石垣です。
先へ進むと、このような札がかかっていました。
拝観料は300円でしたが、翌日、人間ドックが控えていたのでこの日はここで引き返しました
観音正寺
〒520-1331 滋賀県蒲生郡安土町石寺2番地
TEL:0748-46-2549 FAX:0748-46-2586
ソロツーリングで観音寺城まで行ってきました。
地図を見ると橋吉家のある愛知県西部と、観音寺城のある滋賀県湖東とは直線距離でならば意外と近いです。
しかし、間を養老山脈(地図中のY)と鈴鹿山脈(同S)に阻まれ、名神を使って北回りに迂回するか、東名阪・新名神を使って南回りするのが通常です。
今回は三連休最終日ということもあり、あえて高速を避け、2つの山脈を横断して行ってみました。
【二之瀬越】
養老山脈には「二之瀬越」と呼ばれる峠道がある。
岐阜県海津市南濃町と三重県いなべ市北勢町を結ぶ岐阜県道・三重県道25号南濃北勢線です。
今から数年前に軽自動車ごとおじさんが谷へ転落しました。
遺体を引き上げようとするとさらに別の転落車と白骨化したドライバーを発見したなんてニュースもあったところです。
勾配もカーブも急な上、ところどころ車がすれ違えないくらい狭いところがあります。
ただ、舗装状態は良好で景色に見とれなければ快適な道です・・・バイクならば。
【鞍掛峠・国道306号】
鈴鹿山脈を横断する道は3つほどありますが、
武平峠を通る鈴鹿スカイライン(国道477号)は、土砂崩れのため現在滋賀県まで行けません。
石樽峠(いしぐれとうげ)を通る国道(酷道)421号も土砂崩れで通行止め。
こちらは、トンネル建設中のため直す気もないとか?
そこで、一番北の鞍掛峠を通る国道306号を選びました。
この道は全線2車線で適度な勾配・カーブで楽しい道なのですが、
ところどころでガス管埋設工事で片側通行となっていました(こんな山中にガス管!)。また、工事が終了した道路も埋め直した舗装がボコボコでスピードに乗れないのが残念でした。
【多賀大社】
山を下りると多賀大社の門前に出ます。
観音寺城訪問後、参拝に寄ってみました。
一の鳥居です。
驚くことにここから本殿まで3km以上あるのです。
この付近は中山道の高宮宿だったところで当時の様子が忍ばれます。
多賀大社の祭神は日本列島の生みの親の邪那岐命(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)ですので、こんなところに停めてもきっと許してくれるでしょう。
見事な社殿です。
絵馬ではなく、しゃもじに願い事を書きます。
安全のためこういった そり橋は、通行禁止にしているところが多いのですが、
渡っとる!
なんでも、お祭りの時は御輿を担いで渡るそうです。
境内におそば屋さんがありました。
昨日、食べ損ねたおそばをここで食べることができました。
なかなかよかったですよ。
【おまけ】
今回の山越えコースは楽しかったので、帰り同じコースをたどりました。
二之瀬越えの最高点部分には、
庭田山頂公園があります。
少し歩いた展望広場からは、
濃尾平野を一望できます。
名古屋から岐阜までパノラマで楽しめます。
ここで、一息。
うかつにも、マグカップを忘れてしまいました。
カフェ空豆ののれん分けはまだまだ先のようです。
めずらしく、仕事も入っていない完全offな三連休ではあるけれど、どうも天気がイマイチ、加えて先週末から風邪をひいて体調がイマイチなのです。
そういえば、義兄からもらった滋賀県のキャンプ場と宿泊施設のパンフの中に、
入浴招待券があったんだ!
家族で、10時過ぎに向かうことにしました。
途中、道の駅「伊吹の里」で昼食休憩。
ここのそばがおいしいんです。
でも、そんなことは皆さんご存じのようで長蛇の列が・・・・!
こらゃ入店するのに1時間はかかるなぁ!
あっさり、あきらめ一般の食堂へ
薬草煮玉子ラーメン
ラーメンは普通ですが、煮玉子は独特の味わいがあり、のど・胃に不思議な爽快感が残りました。
パンフレットにあった大見いこいの広場へ行ってきました。
立派な施設のようでしたが、料金もそれに見合った額のようです。
雨がまだ降っていたので、そこそこで退散しました。
車で5分くらいのところに己高庵がありました。
早速お風呂へ、
温泉じゃないけど、
露天風呂はあるし、
薬草湯もあります。
山中のこじんまりとした施設なので、とても静かでした。
なぜか、裏手には立派な茶室がありました。
徒歩で3分ほどのところに己高閣という施設があるそうで、行ってみました。
ここは鶏足寺というお寺の敷地内にこの地域にあった山岳寺院の仏像が納めて展示してあるのでした。
かつて、こちらの己高山には多くの寺院が点在していたそうです。
説明をしていただいた方によりますと、ここは京都の北東であり鬼門に位置します。
比叡山延暦寺が鬼門におかれていることは知られていますが、さらにその外側に寺院が設けられていたのでした。
さらに興味ある異説を教えていただきました。
朝鮮半島から都に侵攻されたとします。
西側から攻められた場合、山陽道・山陰道・瀬戸内海いずれも応戦するポイントはいくつもあります。
しかし、若狭から上陸し琵琶湖岸を侵攻されると、距離は短いし、遮る山脈がないので容易に都に達してしまうのです。
その防御のために寺院を築いたという説です。
なるほど、これは山城によく似ています。
以前から、湖北地方には古い時代の貴重な仏像が多いのが不思議でした(当時としては都から遙かに離れていたのだろうに・・・)がこれで合点がいきました。
新たに世代閣も設けられ、かつての山岳寺院の貴重な仏像をみることができます。
その脇にも、たくさんの石仏がごく自然にあるのをみて、この地の歴史の深さが感じ取られるようでした。
帰路も高速道は使わず、17時に家に着きました。
織田信長の命によって能登国の領主となった前田利家は、七尾城に入城したが、山城の不便さから新たに築いたのが小丸山城です。
利家が金沢に移ってからは、兄の安勝が城代となりましたが、元和元年に一国一城令によって1615年廃城とななりました。
現在は、小丸山公園として整備されています。
住宅街にひょっこり高くなっているところは、いかにも・・・って感じですが、
遺構はよくわかりません。こういったところが堀切の跡でしょうか。
本丸跡です。
現在では、桜の名所になっているようです。
本丸跡から七尾の街を見下ろしてみました。
NHK大河ドラマ「利家とまつ」の放映によって設置された前田利家松子之像
宮丸跡。愛宕山とも呼ばれていました。
忠魂碑が置かれていましたが、能登半島地震により無残な姿(オブジェに見えなくはないが)になっています。
小高くなっているのは忠魂碑建設のためだと思います。
この石垣は後世に作られたものだと思います。
七尾市愛宕山相撲場が整備されていました。
小丸山公園
石川県七尾市馬出町1丁目1番地
七尾城は能登国守護の畠山氏が築いた山城です。
日本五大山城のひとつに数えられるほど強固であり、上杉謙信に包囲されても、一年にわたって持ちこたえました。
本丸近くの城山駐車場。車やバイクの方はここまであがってくるといいかと思います。
駐車場にあった復元図です。尾根沿いにいくつかの郭が設けられているのがわかります。
調度丸跡です。弓矢などの武器(調度)を整えた場所です。
まだ石垣を組む技術が低かったので、何段かに分けて組まれています。
こんな山中までどうやって石を運んできたのでしょうか。
一周約50分かかるそうですが、実際は、もう少し早く回ることができました。
遊佐屋敷跡(ゆさやしきあと)です。
本丸のすぐ西側に接し、七尾城の中心部にあることから城主に次いだ守護代の地位にある遊佐氏の屋敷と伝えられています。
少し進むと、本丸の石垣が見えてきました。
本丸です。眺めもいいですからお弁当を広げるには最適かも。
一段高いところに祠がありました。櫓の跡でしょうか。
本丸から下ると、桜馬場跡です。軍馬の調練を行った馬場だといわれています。
城主畠山氏を補佐した温井氏の屋敷跡です。
二の丸跡です。
三の丸跡です。もっとも広い郭です。
おのおのの郭の間はこのような堀切で隔てられています。地形をうまく取り入れて作られています。
安寧寺の跡です。
城主の畠山氏の廟です。
七尾城攻防戦でなくなった武士の慰霊碑です。
とよの水。場内の水源で枯れたことがないそうです。
城山駐車場から4分ほど登ったところに展望台があります。
車やバイクの方は是非とも行ってみましょう。
こんな絶景が見られます。
後ろを振り返ると七尾の由来となった7つの尾根を眺望できます。
上杉謙信はこの地で次のような歌を残しています。
霜は軍営に満ちて秋気清し
数行の過雁月三更
越山併せ得たり能州の景
遮莫あれ家郷遠征を憶う
麓に戻り、城史記念館に寄ってみました。
なんと百名城スタンプは郵便受けの中にあります。
城門の扉がありました。
城史記念館の裏手には、懐古館があります。
旧家である飯田家の住宅で、いろいろな資料も展示されています。
正直言って、さほど興味はなかったのですが、城史記念館と共通券なので行ってみたところ、係の方が懇切丁寧にご説明くださったうえに謙信の漢詩「九月十三夜陣中作」を吟じてくださりり、たいへん感銘を受けました。
七尾城史資料館
懐古館飯田家
所在地:七尾市古屋敷町タ部8-2
開館時間:9:00~16:30
休館日:月曜(祝日の場合は翌日),祝日の翌日,年末年始
入館料:450円(両館共通)