前々から気になっていましたが、ついに買っちゃいました。
パワービーム
2万円を超える高価なパーツなんですが、インプレを見てみると評判はけっこう高いようです。
Y'S GEARからSR400専用パーツとして用意されています。
うたい文句としては、
「四輪高性能車に装着され定評のある「パフォーマンスダンパー」の二輪専用版。
走行時の車体の変形及び振動をダンパーで吸収し、乗り心地、ハンドリングを向上させます。」
だそうです。
SR400は、1978年発売開始のバイクですから、現在の車種とは比べようがなく、剛性が不足しています。
普段乗ってる限りは不満は無いのですが、高速時にはその弱点が露呈してしまいます。
独特の震動に関しては慣れましたが、ときどき顔を出すフレームのヨレは気持ちよいものではなく、できれば排除したいと思っていました。
取り付け前
まず、左側サイドカバーを取り外します。
つづいて、エンジン左下部にあるホースブラケットのボルト2本を取り外します。
写真は外したところですが、ネジロック剤がたっぷり塗ってあって固かったです。
油断して、少しナメてしまいましたが、新しいボルトを使うので外してしまえば問題なしです。
ここにブラケットを取り付け、付属ボルトで締め付けます。
ボルトにはネジロック剤を塗布しておきます。
もうひとつのブラケット(矢印)を借り止めします。
わかりにくいですがフィエールポンプの前方にフレームを左右につなぐパイプがあり、ここにボルトでとめます。
フィエールポンプを迂回するように設置された蛇腹ホースが邪魔くさいです。
何かと思ったら、ETCの配線コードでした。
これはこれで、しっかり取り付けられているようで安心です。
前後のブランケットにパワービームを取り付けます。
震動をもろに受ける部分なのでトルクレンチを用いてしっかり指定トルクでボルトを締めます。
あとは左サイドカバーを取り付けて完了です。
シールが側方ではなく、上方にはってあるのが気になるところです。
もっとも、こんなパーツ、気にしているのはSR乗りぐらいですから、自己満足ということを考えれば、乗っていても見える上方で正しいのかもしれません。
今にも雨が降りそうな中、近所を走ってみました。
今までとの違いはまったくわかりませんでした。
このことは悪いことではありません。
SR400は市街地走行においては、特に不満のないバイクです。
むしろ、低速域の鼓動はスポイルされていなかったので喜ぶべきでしょう。
さて、問題の高速域での乗り心地なのですが、日をあらためて試したいと思っています