予報通り日曜日は、早朝から雨でした。
これではSRに乗って出かけることはできません。
いや、
天気のせいではなく、私の根性がないからですね。
そこで、イマイチ乗る気でない嫁さんを連れ出し、サミットに出かけてきました。
プリウスで名二環・東名を経て、会場のラグーナ蒲郡を目指します。
渋滞もなく順調に進んでこれたのですが、残り1kmほどのところで駐車場待ちの車列に捕まってしまいました。
雨天だというのにこの人出です。
この日おこなわれていたサミットというのはこれです。
全国から25店が参加しています。
さっそくいただきましょう。
愛荘66うどん(滋賀県愛荘)
愛荘特産の山芋を練り込んだ麺に近江牛の油かすと野菜を煮込んだうどんです。
66は中山道66番目の宿場から名付けられたそうです。
すき焼きのような甘めのつゆに、細めのもちもちの麺、どこか懐かしいような、でも食べべたことのない新しいタイプうどんでした。
会場中央には大きなテントが設置され、ここで食べられるようになっていましたが、
あいにくの雨でぎっしりです。
しかたないので、傘を差しながら食べなければいけない始末でした。
晴れていれば芝生に座ったり、ヨットハーバーを眺めながらのんびりできたのでしょうが
出展者はもっと辛かったでしょうね。
吉田のうどん(山梨県富士吉田)
なんといっても分厚い平麺が特徴です。
固めに茹でてあるので、つるつるすするのではなく、しっかり噛む、すると小麦の風味が味わえるという麺です。
キャベツと馬肉が入っているのも特徴ですね。
麺の特徴は十分伝わるのですが、いかんせんつゆのできがいまいちでした。
吉田うどんは二軒ほど行ったことがあり、どちらもおいしかったのですが・・・
残念ながら愛知県民に吉田うどんの良さが伝わったかどうか疑問です。
熊谷うどん(埼玉県熊谷)
熊谷は全国有数の小麦産地(知りませんでした)だそうです。
さらに醤油を含め熊谷産の材料にこだわったうどんです。
ごまだれ風味の鶏だしで、ラーメンのスープにしてもいいようなインパクトのあるつゆでした。
おいしかったけど、飽きるのも早いような印象です。
各店のうどんの価格は300円~400円に統一されています。
量はやや小ぶりですが、それでも通常の7割ぐらいはありました。
嫁さんのシェアして食べましたが、早くもお腹は満たされてきました。
鯖おでんうどん(福井県小浜)
巾着の中に焼き鯖が入っていている、昆布だしのうどんです。
油揚げに包まれているせいか、生臭さはなく、鯖の食感と旨みだけ伝わってきます。
今回のうどんサミットのために開発したメニューだそうですが、なかなか良い感じなので是非小浜市内のうどん店の定番として売り出してもらいたいものです。
さて、いよいよお腹がいっぱいになったので、投票することにします。
うどん一杯につき1枚、投票券がついてきます。
これをボックスの中に入れるのです。
4杯いただいたので投票券は4枚あります。
私と嫁さん各2枚ずつ、お気にのうどんに投票することにしました。
二人とも投票したのが、鯖おでんうどん
我が家での1位です。
いったんは帰ろうと思ったのですが、一番端のブースからなにやら引きつけるものを感じたので、さらにもう一杯いただくことにしました。
豊川いなりうどん(愛知県豊川)
一枚半盛られた油揚げの中に餅が入っておりびっくり、つゆも上品ないい感じです。
何より照り焼き状に上げられた揚げがおいしいこと。
非常に完成度の高い一品でした。
豊川稲荷で有名な豊川市は近年、いなり寿司で売り出しています。
どうせ今大会を見計らって、これに便乗したものだと思っていましたが何が何がお見それいたしました。
当然、最後の投票券は豊川いなりうどんに入れました。
なお、帰宅してから娘に聞いたのですが豊川稲荷うどんは今回のサミットのために急増したものではあらず、少し前から市内の麺類組合が協力して開発・販売しているものだそうです。
「豊川稲荷うどん」で検索して見るとホームページもあり、市内14店で提供されているようです。
豊川に行くと、稲荷寿司か稲荷うどんか悩むことになりそうです。
なお、投票結果は、
グランプリ 金鯱カレーきしめん
2位 大阪肉かすうどん
3位 豊橋カレーうどん
4位 近江牛うどん
5位 豊川いなりうどん
だそうです。
普段食べ慣れているものは避けるので、地元は弱いと予想していましたが、見事にはずれました。
残念なのは、全品食べられなかったことです、当たり前ですが。
次の機会を楽しみにしたいです。
第5回はどこでおこなうのかな。