猛暑の中、大垣へ行ってきました。
大垣城は2008年に一度訪れていますが、続日本百名城に認定されたため再度訪問してみました。
2008年の訪問記事はこちら → 大垣城
10年前には多く見られた路上駐車は、全くなくなりました。
バイクの駐輪場の整備され、400ccでも200円/日とお手軽な値段なのでここにとめることにしました。
大垣駅西自転車駐車場
大垣は来るたびに観光整備されていることに気づかされます。
それでも、このような
一昔前の名残が見られる建物の点在します。
コーラの値段も一昔前のまま?
艮(うしとら)櫓
東門
かつての柳口門を移築したものです。
天守
所在地: 岐阜県大垣市郭町2丁目52
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 火曜日・祝日の翌日・年末年始
料金 : 大人 100円
続日本百名城スタンプは受付で押すことができます。
1873(明治6)年に発布された廃城令以降も破却を免れ、旧国宝にも指定されていました。しかし1945(昭和20)年7月29日の大垣空襲により焼失してしまいました。
現在の天守は1959(昭和34)年に、外観復元したものです。
一時、観光用に窓を大きくするなどの改変がなされましたが、2011年外壁改修工事の際、史料を基に焼失前の外観に近くなるように改修されています。
天守最上階から西を見てみました。
矢印の山脈の切れ目の部分が関ヶ原です。
東側の風景
矢印の部分が岐阜城がある金華山です。
麋城(びじょう)の滝
麋城とは大垣城の別名です。
天守を南におりたところにある人造滝です。
金森吉次郎像
金森吉次郎は、1864(元治元)年大垣市で生まれ、治山治水に対して熱心に取組んだ方だそうです。
鉄門跡
このあたりに埋門があったようです。
西門
本来、本丸の門は南側の鉄門(くろがねもん)と北側の水之手門だけだったが、1985(昭和60)年に行われた修景整備の際に模擬門が造られました。
戸田氏鉄像
江戸時代になっても大垣藩主は安定せず、短期間に4家も移り変わった。
しかし、1635(寛永12)年、摂津尼崎藩より戸田氏鉄が10万石で入って、以後は戸田氏の支配で安定しました。
大垣市郷土館
所在地: 岐阜県大垣市丸の内2丁目4番地
開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日),祝日の翌日,年末・年始(12/29~1/3)
入館料: 一般 100円 , 18歳未満 無料
大垣城のある大垣公園脇にある博物館です。
歴代大垣藩主(戸田氏)の肖像、武具の展示の他、江戸時代から昭和の大垣市出身、ゆかりの画家、書道家、書人の絵画、掛け軸などの美術品を展示されています。
最後の家老、戸田鋭之助の屋敷跡である。正門と塀(附船板塀)は当時のものです。
庭も立派ですね。
往時の大垣城は、本丸と二ノ丸の周囲を三ノ丸で囲い、更に外周に城下町を配置し外側を堀で囲む惣構としていました。
この外堀には七つの門があったとされ、これを見て歩こうと思いました。
辰之口門跡
城の北にありました。
大垣藩の藩校にあった孔子像
時計回りに進むことにします。
清水口門跡
城の西にありました。
竹橋口門跡
西総門(京口門)跡
南側の水量は普段は少ないようです。
東総門(名古屋口門)跡
清流を湛える東側の堀
猛暑日の中、総構えまわりはきつかったですが、
そこで、大垣名物の水まんじゅうをいただいて生き返ったしだいです。