橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

Windows8.1パソコンのパーツ選び

2014-02-23 | パソコン

自作の際、重視するのはコストパフォーマンスです。
今回自作するお母さん号の使用目的は、ネットを見ること、メール、ワープロ、表計算、写真印刷ぐらいで、動画編集やハイスペックを必要とするゲームはしません。
したがって、さほど高性能である必要はなく、パフォーマンスよりもコストを重視することにしました。
予算は5万円を超えないこと。
単に格安パソコンを作るならば、一番安いパーツを集めるだけのことですが、メーカーの保証がない自作なので、不具合があったり早々に故障したりしたらかえって安物買いの銭失いとなりかねません。
信頼性のある製品でかつコストをどこまで下げられるかが思案のしどころです。

今回は自作3号機を改修し、Windows8.1パソコンとして再生させることにしました。
自作3号機は10年前に制作したもので、4年前にマザーボードの故障により大規模改修を行っております。

【CPU】Intel Pentium G3220[TSUKUMO ¥6,180]


「いまさらPentium?」と言われそうですが、昨年9月に登場したモデルであり、最新の第4世代Core iと同じHaswellマイクロアーキテクチャを採用しています。
ローエンドモデルながら性能的にはモバイル用Core i5-4200Uに匹敵します。
TDP54Wという消費電力の低さも魅力です。


【マザーボード】ASUS H81M-A[TSUKUMO ¥6,480]



マザーボードは・・・ローエンドCPUに相応しいH8チップセットを使ったもので信頼できるASUS製品から選びました。
価格が安い分、内部USB3.0が無く(背面にはUSB3.0が2つ、USB2.0が背面4つあり、内部にUSB3.0が4つあり)、映像出力はDVI-DとアナログD-subのみ、SATA6Gb/sと3Gb/sが各2つずつ、PCI Express 2.0 x16と、x1が1つずつしかありません。
また、H81チップセットはQSVエンコード機能が使えないので、注意が必要です。
いずれにしろ、必要にして充分な機能は満たしています。
なお、CPUとセット購入のため1,000円引きでした。


【メモリー】CFD W3U1333Q-4G(DDR3 PC3-10600 4GB 2枚組)[TSUKUMO ¥8,150]


ちょうど1年前にも別のPCを自作しました。
そのときと比べ円安になったため、パーツの価格は上がってしまいました。
特にメモリーは倍以上跳ね上がってしましました。
コスト重視ならば4GB程度にしても良かったのですが、今回選んだマザーボードはメモリースロットが2つしかないので、あとから増設することもできず余裕の8GBを選んでおきました。


【SSD】ADATA ASX900S3-128GM-C-7MM[TSUKUMO ¥8,910]


一度SSDを使うともう戻れません。
ただ、大容量のものは高いので、125GBクラスのSSDをプログラム用としデータ用にはHDDという構成が今のところコストパフォーマンスの優れているのではないでしょうか。

ところで、パーツ売り場でASP900S3-128GM-Cという一世代前の製品が安く売り出されていました。
しかも、土曜特売とのことでさらに値引きできるようでしたから、悩みました。
現モデルに比べ速度性能は落ちますが、比較対象がHDDならば比べものにならないですからこれはたいした問題ではないでしょう。
ただ、SSDは寿命があるといわれています。
まだ、発展途上の商品ですから、新しいモデルほどこの点も改良されているのではと思いこちらにすることにしました。

青いプラスチックは3.5インチ変換マウンタです。
左の黒い枠は9.5mm厚変換アダプタで、ノートパソコンHDDと交換する際に使用します。


【HDD】Western Digital WD5000AAKS[3号機より流用]

円安でパーツ価格が上がり、目標とする5万円以下での制作が難しくなっていました。
自作3号機から使えるものは流用することにします。

4年前に自作3号機のマザーボードが壊れました。
当初、HDDの故障かと思い、新しい製品を買ってきました。
結局、HDDは壊れていなかったので、3号機は以前から使っていたものと併せて2つ共有していました。
さすがに10年前から使用しているHDDは引退してもらうとして、4年前に購入しているものは流用することとしました。
ホントは新しいものを使った方が安心感が増すのですが・・・
SSDを導入し、HDDはデータ専用になるので、書き換え頻度も低くなり、まぁ大丈夫でしょう。


【光学ドライブ】Pioneer DVR-S19LBK[3号機より流用]

これも自作3号機からの流用です。
2年前に交換したばかりですし、主な使用者はヨメさんは、PCでブルーレイ鑑賞はしないと言っていたのでこれで充分でしょう。


【電源】KEIAN GORI-MAX2 KT-S550-12A[sofmap ¥3,980]



自作3号機の電源装置は昨年7月に壊れてしまいました。
応急措置として、捨てるつもりだった古い電源を一時しのぎに付けていましたので、新しいモデルにする必要があります。
電源選びは難しいです。
価格の安いものを使っても、問題なく起動するでしょうが、
消費電力が高かったり、寿命が短かったりと、気がつかないところでのマイナスが心配です。
ポイントの1つは出力です。
省電力のCPUですので、将来ローエンドのグラフィックボードを追加してもたいした出力にはならないでしょうから500Wの製品にしました。
もう1つは「80 PLUS」認証です。
これは、変換効率の高さを示しております。
この2つの条件を満たしている製品の中で最も安いものを選びました。


【CPUクーラー】CPUの付属品
前回に引き続き、今回もリテールクーラーを使うことにしました。
低消費電力のCPUを選びましたので、熱の発生も少ないと思い、付属品で十分と判断しました。
音が気になる方もいるようですが、我が家の場合、エアコンの音の方が遙かにうるさいです。


【OS】 Windows 8.1 64bit DSP版[TSUKUMO ¥11,680]


Windows8.0では設定されていたアップグレード版がなくなってしまいました。
このため、前回の自作に比べ、6,000円以上の負担増です。
円安によるパーツの値上がりは仕方ないとして、こちらは納得しかねます(でも、どうしようがない)。
Officceもそうですが、MicroSoft製品は高すぎると思います。


【ケース】TUKUMO ST668B/400BK[3号機より流用]
先に述べたように、電源は新しいものに交換しました。


【Disply】【キーボード】【マウス】前機で使っていたものをそのまま使います。

これでパーツはそろいました。
いよいよ製作です。

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最後の自作かな

2014-02-20 | パソコン

初めてパソコンを自作したのが16年前、当時は市販品に比べ安くついたのです。
割高であったノートパソコン比較すると1台分の価格で、自作デスクトップが2台作成できました。
また、このころはまだ性能的に「デスクトップ>ノート」の時代であり、拡張性の高さも重要なポイントでした。

それ以来、作ったPCはなんと7台。
我が家で稼働中の4台もすべて自作です。
ここまで自作を続けたのは・・・「楽しい」からでした。
経済性を考えて自作を始めたのですが、いざやってみると楽しい。
というのも、プラモデルや日曜大工と同様にものを作り上げると言うこと自体がおもしろいですし、基本的にねじを締めてコードをつなぐだけですから、私のような雑な人間でもきれいにできあがります。
また、市販品に負けない実用性も誇りです。
なによりも、組み立て上がって起動するときのドキドキ感は言葉に表せません。
飛行機の設計士は試験飛行の時きっとこんな気持ちなんでしょうね。

しかし、自作が割安だった時代はとうに過ぎてしまいました。
今では、DELLコンピューターと同等の製品を作ろうと思っても、どう頑張ってもあの価格ではできません。
また、デスクトップの優位性もなくなりました。
性能ではノートパソコンも変わらないし、拡張性なんて死語になりつつあります。
PC自作に関する雑誌も次々と廃刊し、ショップも少なくなってしまいました。

私自身もそろそろ潮時かと思っています。
今までは仕事との互換性を考えてWindowsを使ってきましたが、iPhoneを使い始めてからはMacに乗り換えようかななんて思っていますので、だんだん自作意欲も薄れてきました。

ただ、我が家で稼働中のPCのうち1台がWindows XPなのです。
ご存じのようにXPは、2014年4 月9 日(日本時間)をもってサポートを終了します。
この日以降も動くことは動くのですがセキュリティホールがあっても、そのまま放置されるので、鍵のない家に住むようなものなのです。
こんな話を職場でしたところ、「昔は鍵なんてかけなかったもんだ」なんて言った人がいました。
ムラ社会の時はそれでも良かったのですが、ネットの世界は国際化しています。
PCを遠隔操作されて、誤認逮捕されたなんて事件が昨年ありましたよね。

なお、Windows 8.1の作動条件は、
CPU: PAE、NX、SSE2 をサポートする 1 GHz 以上のプロセッサ
メモリ: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
ハード ディスクの空き領域: 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット)
グラフィックス カード: Microsoft DirectX 9 グラフィックス デバイス (WDDM ドライバー付き)
ですので、我が家の自作3号機でもインストール可能です。
ただ、基本設計が10年前なのでこれを作り直すことにしました。

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ファイナルリダクションオイルが・・・・

2014-02-16 | SILVER WING 400


サイドスタンドで止めておいたところ、オイル染みができていました。
位置から見てファイナルリダクションオイルのようです。

思い当たる節はあります。
車検前に点検・補充をしておいたからです。

以前、オイルチェック/フィラボルト(写真の→部分)が緩んでいて漏れたことがありましたが、今回は緩んでいませんでした。

サービスマニュアルによればファイナルリダクションオイル漏れは、
(1)オイルの入れすぎ
(2)オイルシールの摩耗・損傷
(3)クランクケースの損傷
の可能性があるとのこと。
(1)ならばたいした問題はないですが、(2)は少々やっかいですし、(3)は大問題です。

あと気になるのは、オイルチェック/フィラボルトがしっかりとりけられているかどうかです。
先日整備した際になぜか締めるのに苦労したのです。


ボルト穴が低い位置にあり手探りではめ込んだのに対し、写真のように長いボルトなのでまっすぐに入れるのが難しくって、手間がかかりました。
しっかり締めてはおいたのですが、本来のボルト穴とは違うところにはめ込んでいたのだろうか?
疑問が残ります。

とにかく原因を確かめたいことと、ひょっとして変速部のカバーをはずすとオイルだらけになっているのではないかという不安にかられ、分解することにしました。

変速部のカバーをはずすためには、タンデムステップをはずす必要があります。
タンデムステップをはずすためにはサイドカウルをはずす必要があります。
さらに、サイドカウルをはずすためにはリアアンダーカウルをはずさなくてはなりません。まったく、スクーターはめんどくさいです。


リアアンダーカウルはネジ2つでとめられています。

これは簡単にはずせました。


サイドカウルをはずすためには3カ所のネジを緩めます。
しかし、爪によってはめ込まれているのでこれだけでははずれません。


思い切って手前にひっぱてみたら大きな音を立てて下側の爪がはずれました。
まだ上部がはずれないので、さらに力を入れて手前にひっぱてみたら爪が折れてしまいました(涙)
あとではめ込んでみたら、がたつきもなく組み込めたのでまあ気にしないことにします。(まず下部を手前に引く、次に上に持ち上げるのが正解みたいです。)

トランクルーム開閉用のケーブルがキー穴に付けられているのでこれをはずします。


苦労しました。
ちなみに左がバッテリー、右がECUです。

タンデムステップは2カ所のボルトをはずすと簡単に取り外せます。

スイングアームフロントカバーには4カ所ボルトがあります。

このボルトもはずさないとフロントカバーは取り外せません。

残り5つのボルトをはずせば、リアカバーも取りはずせます。

点検用ボルトはきちんとはまっていましたし、オイルまみれになっていることもなく一安心です。

リアカバー内には防音用のスポンジが貼ってあり、これにオイルが浸みていたので幸いでした。

それはそうと、あれ?これ何だ?
ワッシャが一つころがっていました。

いったいどこにあったものだろうか?
・・・・・・
もしや!

3番目の写真のようにオイルチェック/フィラボルトにシーリングワッシャがあるはずですが、確かめてみるとなんとありませんでした。
このため、パッキンの役割をするものがなく、オイルがにじみ出たようです。
先日ボルトが締めにくかったのは、ワッシャがはずれかかって穴を塞いでいたからだったのでしょう。

事情さえわかればもう大丈夫、ここ数日間のもやもやが一気に晴れました。

不足したオイルはこのような容器で補充します。


この穴からあふれるまで注入すればOKです。

せっかくですから冷却風のフィルターも掃除しておきました。
思っていたほども汚れていませんでした。

これでまた安心して乗れます。

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ユーザー車検の提出書類

2014-02-11 | SILVER WING 400

はじめてユーザー車検を受けたとき戸惑ったのが提出書類の書き方です。
今回は2回目ということもあり、スムーズに記入することができました。

車検で必要な書類についてまとめてみます。

(1)自動車検査票

検査の結果を記入する用紙です。
検査ラインではこの用紙をもってまわり、すべての検査に対して合格印がもらえると無事新しい車検証が交付されます。

自動車検査票は、自動車検査証(車検証)を見ながら記入します。
 [自動車登録番号又は車両番号] ナンバープレートの番号のことです。
 [原動機の型式] エンジンの型式番号です。
 [車台番号] バイクの製造番号のことです。バイクごとに番号は異なります。
原動機の形式と車台番号はバイクに打刻されていますので、同一性の確認の検査のときに一致しているか確認されます。
検査官に打刻されている場所を質問されることもあるので、事前に確認しておく必要があります。
シルバーウイングの打刻位置は下記を参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/pf11/e/b3c0c143a709e0ff479daa2bb6d7fb58
 [走行距離計表示値] オドメーターを見て書き込みましょう。
 [手数料納付書] 国の印紙400円、検査法人の証紙1,300円を貼り付けます。
 [使用者の氏名・受験者名および連絡先] 車検証に記載されている使用者(所有者)の住所・氏名・電話番号を記入します。
 [予約] 予約した日・ラウンド・番号を記入します。愛知運輸支局の場合、15日前からネット予約できます。
 [前面ガラス 有・無] オープンカーに対する質問のようです。ここは何も書きませんでした。

(2)自動車検査証
いわゆる車検証です。車検証は期限付きの道路の運行許可証です。もし車検証がない場合は、付いているナンバーを管轄する運輸支局で、車検証再発行手続きを行いましょう!

(3)継続検査申請書

車検証をコンピュータで発行する為に必要なOCR用紙のことです。
上半分のピンクの枠内は鉛筆で記入し、下半分はボールペンで記入します。
当然ながら折り曲げないように気をつけなければ行けません。
たくさんの記入項目がありますが、次を記入すればOKです。
 [7有効期間] バイクの場合は一般的な乗用車ですので「4」を記入します(2年検査車という意味)。
 [21自動車登録番号] ナンバープレートの番号のことです。
 [22車台番号] バイクの製造番号のことです。自動車検査票に記入したものと同じです。
 [100走行距離計表示値] オドメーターに表示されている総走行距離を記載します。
 [申請者・受検者] 自動車検査証(車検証)に記載されている使用者(所有者)の住所・氏名を記入・捺印します。
(申請人と受検者が違う場合は、申請人の欄に車の使用者(所有者)の住所・氏名を記入し、受検者の欄に受検に来た人の住所・氏名を記入します。)
他は空欄でかまいません。

(4)自動車重量税納付書

 重量税納付額の印紙を貼る用紙です。車種により金額が違いますので、窓口で尋ねましょう。
自動二輪は、3,800円(2年)です。

(5)軽自動車税納税証明書
 毎年4月1日現在の自動車の保有者に対して課される税金ですが、納付していなければ車検が受けられません!
紛失された人は市町村役場で再発行してもらいましょう。

(6)自動車損害賠償責任保険証明書
 自賠責保険は強制保険ですので、車検時には24か月分で加入する必要があります。
車検当日に更新手続きをすることができます。
運輸支局敷地内に窓口があるところと、近辺に保険代理店があるところがあるようです。

(7)点検整備記録簿

点検・整備を記録する用紙です。
定期点検は義務づけされていますが、点検・整備するのは業者でなくてもかまいません。


(2)(5)以外の用紙は運輸支局の窓口で購入できます。
ちなみに愛知運輸支局ではは35円でした。

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一発合格?

2014-02-08 | SILVER WING 400

受験シーズンたけなわです。受験生の皆さん、あとしばらくの辛抱ですから最後までがんばってください。
かくいう私のシルバーウイングもお受験です。
昨日、ユーザー車検へ行ってきました。

【準備】
前もって陸運局に出向き書類を手に入れておきました。
手慣れていればさほど記入に時間はかからないので、当日書き込んでもいいのですが、今振り返ると2回目とはいえ結構緊張していましたので前もって自宅で書いておいて正解だったと思います。

「国土交通省 自動車検査インターネット予約システム」のページから予約を入れておきました。
https://www.yoyaku.navi.go.jp/pc/reservationTop.do
愛知運輸支局の場合、土日祝日および年末年始を除く平日で、8:45~16:00の間を4つのラウンドに分けています。
不備を指摘された場合、直ちに整備し直し再検査を受けなければ行けません(1日3回まで受けられます)ので、念のため朝イチを予約しておきました。

あとは24ヶ月点検ですね。これも自分で行っておきました。


【いよいよ当日】
立春寒波とやらでここ数日ものすごく寒いです。
この日も気温1℃!


でも、降雪も凍結もなく、お日様が出ているので上出来ですね。


中部運輸局愛知運輸支局に付きました。
受付開始前の8:40でしたが、すでに職員の皆さんは働いておられました。

ラインの方もすでに動いているようでした。


【自賠責手続き】
運輸局で自動車賠償責任保険の更新手続きができます。


窓口で現在の保険証明書と車検証を提出すれば数分でできます。
24か月で13,640円。前回より470円安くなっています。
昨年4月に保険料が改正され、自動二輪は値下げされたのです。


【印紙購入】
検査料として国の印紙400円、検査法人の証紙1,300円
自動車重量税として印紙3,800円を提出用紙に貼り付けなければいけません。
なお、自動車重量税は先回の車検に比べ600円安くなっていました。

申込書に必要枚数を記入し、窓口で購入します。
窓口のおねえさんが「領収書5枚の内訳はどのようにしましょうか?」と訪ねてきました。
「はあ?領収書?」
申込書の領収書枚数の欄を、合計枚数と勘違いして書き込んだみたいです。

この日1つめのミスです。
「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせ、窓際の机にて印紙を貼り付けました。


【書類の提出】
車検に必要な書類は以下のとおりです。
(1)自動車検査票(継続)
(2)自動車検査証
(3)継続検査申請書
(4)自動車重量税納付書
(5)軽自動車税納税証明書
(6)自動車損害賠償責任保険証明書
(7)点検整備記録簿
前もって購入し、あらかじめ記入しておきました。
当日、走行距離を書き加え完了です。

書類をまとめて窓口に提出しました。
係員が書類をチェックしましたが、1カ所書き換えられました。


自動車検査票の「原動機の形式」の欄です。
車検票を見て書き写したのですが「形式」すなわち、車種の形式を書いてしまったようです。
本日2つめのミスです。
しかしながら、書類は受理され、「1番ラインへ入ってください」と指示されました。
ここまでの所用時間が22分、やれやれ。

【検査】
検査に備えてハンドカバーをはずしました(つけたままでもOKかどうかはわかりません。リアボックスは積載装置とされるのはずす必要はありません)。
指示が良く聞こえるようにヘルメットを被らず指定されたレーンを進みます(ラインの中はエンジン音などでけっこううるさい)。
係員が「はじめてですか」と聞いてきたので、「2回目です」と正直に答えてしまいました。
「エンジンかけたまま、サイドでもメインでもいいからスタンドかけてください。」
といわれましたが、メインスタンドでないとエンジンが止まっちゃうんですよね。
「ご自身で排ガス検査管をマフラーに入れてください。」
といわれたもののどれが検査管かわかりません。
係員に聞こうにも、車体番号・エンジン形式やらボルトに締め具合などを確認されており、こちらを向いてくれません。
とりあえず、すすに汚れたパイプを突っ込んでおきましたがそれで良かったようです。
その後、ライト下向き・上向き、ウインカー右左、ストップランプの点灯を指示通り行い確認してもらいました。

ここで、係員に質問
「光軸検査の際、ロービームを紙で隠すべきか?」
シルバーウイング(無印)は縦目2灯式で、ハイブームにすると両方のバルブがつく構造になっています。
「検査はハイビームだけですから、どうされてもかまいません。ふさいだ方かいいかもしれませんね。」という返事でした。
持参したカメラのパンフレットとマスキングテープでロービームを塞いだのですが、
プレクサス+フクピカの効果でテープがくっつかず、こんなんなっちゃいました。

「じゃ、あとはわかってますよね。」
と言い残し、係員は去ってしまいました。
放置プレーです。
こんなことならば2回目ですなんて言うんじゃなかった。
「初めてなの、優しくしてね♪」
というべきだった。前回はすべての検査に付きっきりだったのに・・・
男は初めてでも経験あるフリをしたがり、女は経験があっても初めてのフリをしたがる、そういう世代なのです。

とりあえず床に設置されたローラーの間に前輪を置き、前ブレーキのテストです。
用意ができたら、左足元にあるフットスイッチを踏みます。
「ブレーキをはなしてください」「前後ブレーキをかけてください」
などとと前方に表示され、指示に従います。
しかし、同じような指示が繰り返されます。
だんだん不安になってきました。
前回は数秒で「○」の表示が出たのに、今回は時間がかかります。
「ちゃんとローラーの間に前輪が入っているのだろうか?」
「エンジンはかけたままで良かったのだろうか。OFFにしておくべきだっただろうか?」
落ち着いて考えれば、前輪ですからエンジンはどちらでも関係ないですよね。
でもこのときはパニックになり、フットスイッチから足を離してぼうとしてしまいました。
すぐさま、係員がやってきて「バックして、もう一度や直しましょう。」と声をかけてくれました。

再度、挑戦、また指示が繰り返されますが、指示どうりブレーキをかけたり離したりします。
「○」は表示されず「少し進んで、後輪をのせてください」を表示されました。

「ブレーキは不合格なのか?」と思いながらも、少し進んで後輪に置き換えます。
スピードメーターの検査です。
ローラーが回転して速度計が上がっていきます。
40kmになったところで、床のスイッチを離します。
「スピ-ドメーター ○」と表示されます。

つづいて、後ブレーキのテストです。
「後ろブレーキをかけてください」と表示され、指示に従います。
次の瞬間、「ブレーキ ○」と表示が出ました。
前回瞬時に○が出たのは前輪ではなく後輪の検査だったようです。
やれやれ、今度、車検を受けるときはこの記事を見て復習しておこうっと。

最後に光軸テストです。
前回はこの試験で一度不合格となっています。
まえもって、電柱に照らして調節しておいたのに・・・
今回はぶっつけ本番で行きました。ダメだったら隣のテスター屋で調整してもらうだけのことです。
ハイビームにし、フットスイッチを踏むとライトの前にテレビのような計測器が登場します。
しばらくして、「ライト ○」
やったぁ!

横の機械に検査用紙を挟みむと、「ガチャン」合格のスタンプを押してくれます。

【完了】
あとは総合BOXと書かれた建物に書類を提出して終了です。


再度、書類を確認され、新しい車検証とシールを受け取ります。

多少ミスはありましたが、一発合格です。
時刻は9:26、約45分で終了でした。


ただ、残念なことに、この日は夕方から大事な会議があるので、このままツーリングというわけにはいきませんでした。

  • 今回の費用
        書類                               35円
        印紙(国)                              400円
        証紙(検査法人)                    1,300円
        自動車重量税証紙                   3,800円
        自動車損害賠償責任保険           13,640円

                   合計                             19,175円

【翌日の話】
早朝から雪が降っています。


1日ずれていたら、車検場まで行けませんでした。
車検は前もって予約しなければならないし、仕事も調整しなければいけないので、延期はつらいです。
ホント、この季節は気を遣います。
今度、バイクを買うときは夏にしようっと

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