尾張旭市には城山公園があり市民に、子どもが小さな頃連れて行ってあげたことがあります。当時はあまり気にならなかったのですが、城マニアとなった私は公園名を聞いただけでワクワクしてしまいます。
調べてみると、ここには新居城とよばれる城があることがわかりました。
新居城の歴史はよく分かっていません。
南北朝期の1361(康安元)年に水野良春が築城し、1460(長禄4)年頃にはその子孫である水野宗国によって築き直されたようです。
その後、戦国期に至ってどうなっていたのかは分かりません。
城山公園
所在地:愛知県尾張旭市城山町長池下
駐車場脇にはこんな表示が、
隣接する大学生に向けての注意のようです。
いきなり駐車場脇に、天守閣?
とおもったら、旭城という名のレストハウスでした。
もちろん、新居城にはこんな建物はなかったわけですが、
ここの良心的なのは新居城の縄張りをぎりぎり外れて立っているところです。
城跡は、駐車場から見ても、小高い丘になっています。
土塁が残っています。
本丸は、弓道場とテニスコートなっており、その周囲を土塁が取り囲んでいるようです。
櫓台?
石垣部分は最近作られたものでしょうね。
土橋
両側は、竹林になっていますが、
これは堀切のあとでしょうね。
スカイワードあさひ
開館時間: 9:00~22:00
休館日: 12/29~1/3
9階は展望室(無料)になっています。
新居城の全景
弓道場とテニスコートが本丸
その手前、弓道場を囲むように土塁があり、
さらに手前の竹が生い茂っているあたりが堀切です。
右側に池が2つありますが、かつてはもっと大きく堀の役目をしていたと考えられます。
ここで、カメラの望遠テスト
中央奥に見える名古屋駅前の高層ビル群に迫ってみます。
光学ズームを最大にすると、
さらに、デジタルズームを最大にするとこうなります。
北側
かなたに美濃の山々が見えます。
西側に瀬戸デジタルタワー
愛知・岐阜・三重のスカイツリーですね。
手間には学生駐車禁止の看板があった名古屋産業大学
スカイワードあさひ3階は歴史民俗フロアとなっており、尾張旭の歴史について学ぶことができます。
その一角にあった、新居城についての解説パネル。
どうやら、土塁と堀切は発掘調査の後復元された物のようです。