日向市の海岸に、馬ヶ背とよばれる景観があります。
駐車場から、
南国の雰囲気漂う林の中をしばらく歩きます。
そそり立つ二つの岩の狭間を、海が打ち付けています。
しばらく見とれていました。
あとは高千穂、阿蘇を経て、熊本空港に向かうことにします。
途中、道の駅で昼食をとりました。
地どりうどん
これは美味しくありませんでした。
鶏肉が砂肝のように堅いのです。
昨夜食べたものはもちろん、土産用に買って帰ったもも焼きも柔らかく美味しかったのですが、これはいただけませんでした。
食後に食べた、桃ソフトクリーム
多くの人が手にしているのを見て期待しましたが、こちらも大したことありませんでした。
天岩戸神社
所在地: 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1
天岩戸とは、
須佐之男命(スサノオノミコト)は、日本国の創造神であるイザナギノミコトによって生み出され、海や地をおさめるように命じられていました。
しかし、彼はどうしようもない乱暴者で、仕事もせず周りの者を困らせるばかりでした。
何度諭されても改心することなく暴れ回り、あまりの傍若無人さに遂にはその地を追われることとなった須佐之男命は、姉である天照大神(アマテラスオオミカミ)いる高天原に向かいます。
高天原でも須佐之男命の乱行は変わらず、はじめは大目に見ていた天照大神もついに堪忍袋の緒が切れ、天岩戸とと呼ばれる洞窟にこもり、入り口を大岩で閉ざしてしまいました。
太陽の神である天照大神が隠れてしまったことで世界は闇となり、さまざまな禍いが生まれ出てきます。
困り果てた八百万の神々は考えたあげく、天岩戸の前でどんちゃん騒ぎをします。
天照大神が何事かと岩戸を少しあけて覗いたところ、力持ちである天手力男神(アメノタヂカラオ)がこじ開けて引っ張り出しました。
なお、須佐之男命は高天原も追放されます。
天岩戸神社は、この天岩戸をご神体としているのです。
ただし、天岩戸があったとされている場所は、全国に両手では数えられないくらいにあります。
しかも、よく考えてみれば天岩戸は高天原すなわち天上界の話しであり地上にはないはずなのです。
一の鳥居
天岩戸に隠れた天照大神
岩戸をこじ開けた天手力男神
二の鳥居
神門
西本宮
あとから知ったのですが、後ろを流れる川の向こうにも社殿があり、そちらは東本宮とよばれているそうです。
宮崎県ですから、日本酒ではなく焼酎です。
西本宮に隣接する神楽殿
この裏に天岩戸があるはずなのですが、
木立に隠れて見えません。
徴古館
入館料100円、展示内容は額相当でした。
参拝を終え、しばらくクルマを走らせ、阿蘇にやってきました。
時間に余裕があったので、肥後国の一之宮である阿蘇神社に訪れました。
2年前にも訪れたのですが、半年後におきた熊本地震により被害を受けたと聞いていましたから心配でした。
倒れてしまった楼門は、修復作業中でした。
御幸門は無事のようでした。
なんと、拝殿がなくなっていました。
このあと阿蘇くまもと空港に向かいましたが、道が渋滞しています。
地震の影響で通行止め箇所がまだまだあり、残っている道に交通が集中するためのようです。
まだまだ、地震の爪痕は残されていました。
それでも、無事空港に着き、馬肉バーガーをいただき、
熊本の街に別れを告げたのでした。