磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

アート、医学、料理、園芸、フィレンツエ:Arte, medicina, cucina, orticoltura, Firenze

2019-10-03 22:59:27 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)


蔵書もいろいろ、アートと医学書コーナーです。
アトリエ&教室&ホリスティックアロマケアルーム

今月のアロマセラピーのご予約は
10月27日~が可能です。





明日からのために、進物用のラッピング準備中。
パルミジャーノ、ペコリーノ、ブルー、マスカルポーネ

今月のドッチア様式磁器絵付レッスンのご予約は
10月12日、10月15日~が可能です。






10月は変則的なオープンとなりますが、
どうぞ宜しくお願いいたします。

メールでのお問い合わせは
随時返信させて頂きます。
https://www.piattoscana.com/>






フィレンツエ発、旅行カウンターのディスプレイ:centro storico della citta di firenze

2019-09-30 19:36:06 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)

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リチャード・ジノリ社のボーンチャイナ
「ドウケーゼ」シリーズに手描きされた
フィレンツエの名所
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花の大聖堂
ウフィツィ美術館
ピッティ宮殿
サンタトリニタ広場
シニョリーア広場
🌸

イタリア修行時代の後半戦、時にして2006年頃のこと。
私の師匠が描いた8枚のプレートは、
フィレンツエ市の中心にある
旅行会社のカウンターにディスプレーされていました。

「あれ?見覚えがある。」
そんなお声が聞こえてきたら、嬉しいです。

今週の金曜日からスタートの、秋の「絵付け実演」に来日される
リチャード・ジノリ社(イタリア)のマイスターぺインター
キアレッティさんも、師匠に学んでいた時期があります。

師匠自らも1735年から続く伝統を受け継ぎ
沢山の弟子を育てられた
私達のグラン・グラン・マエストロの
思い出の写真を添えて・・・
gran gran onore...

🌸
イベントの詳しい日程は
リチャード・ジノリ社の公式HPをご覧ください。

①10月4日(金)~7日(月)高島屋・日本橋
②10月9日(水)~12日(土)三越・日本橋
③10月13日(日)14日(月)高島屋・横浜
※私は、12日以外、キアレッティさんの隣におります。
お越しを楽しみにお待ちしております。

▼my blogは「洋食器売場が華やぎます!」

🌸

多様化する空間に2019: alla Loggia del Porcellino 2019

2019-01-07 18:33:33 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)



寒中お見舞い申し上げます。

~幸運を招く~
2019年1月のアトリエ&教室のエントランスより

花の都フィレンツエには、沢山の※ロッジア空間が存在します。
※ロッジアとは、イタリアで生まれた建築意匠の一種。ファサードの一方側が外に開かれた廊下のことです(Wikipediaより一部引用)

その1つに、新市場(1551年)の名称で親しまれる、ロッジア・デル・ポルチェッリーナ(子ブタのロッジア)があります。その名は子ブタ像があるためですが、実際はイノシシのブロンズ像で、ウフィッツイ美術館にある古代ギリシャ彫刻のコピー(1612年)です。触れると幸運を招くと言われるイノシシの鼻先は、訪れる人の手で磨かれて、ピカピカ黄金に輝いています。
写真のイノシシは36年前の祖母からの贈り物。

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本年も多様化するお客様のニーズにお応えできるよう、心を込めて努めてまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。「本物のもつ気高さこそ、大切な要素である by イタリア」、そういう緊張感と試練を今年も乗り越えることができますように・・・。

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常に私が発信しているのは、陶磁器装飾というツールを用いて、普段の生活を心身ともに魅力的に変えていくこと。実用のアートを取り入れたライフスタイルに、興味や関心をお持ち下さった方は、どうぞ、「ピアットスカーナ」笠原まで、お問い合わせ下さい。

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ギフトを贈る、贈られる vol.2:Grazie al messaggio degli anni

2018-12-27 18:44:43 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)


食器装飾:笠原知子

Tu sei un angelo che ci da' la felicita'.
Grazie per essere venuto da noi.
「あなたは私達に幸せを与えてくれるエンジェルです。
私達のところへ来てくれてありがとう。」

リチャードジノリ社の食器「ピノッキオシリーズ」、新生児に贈る誕生プレートに書かれているメッセージを、引用しました。
私もジノリ社とピノキオがそうであったように、不思議なご縁が沢山あります。そうして、今年は私にとって、全ての物事がメッセージの言葉のような1年でした。曖昧で皆様には伝わらないと思いますが、それでいいと思っています。


水彩画:笠原知子

この写真は、私の今年1年の活動とこれからを象徴しています。
本日は室内の設えを変更しながら、2018年のイヤーズプレートと、2019年のマグカップをその上に置きました。
プレートコレクションは、リチャードジノリのマイスターぺインターが来日するタイミングに購入してきました。

イベント中はメッセージ入れのサービスがあり、私は、今年でイヤーズプレートコレクションの購入を終了することにしました。そして、グランドゥーカシリーズのマグカップに未来に残したい言葉をリクエストしました。「これから、どんな人生を歩みたいのだろうか?」、それほどに強い想いで選択する訳ではないけれど、未来から過去を振り返ったとき、自分に喜びを与えてくれるギフトだったと気づきます。新しい1年を、また次の1年を装飾していく私にとっては、まるで絵馬のような存在に変わりはありません。

2019年は、「bella vita(イタリア語)= 素晴らしい人生(日本語)」

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2018年も「教える」喜びとともに、大切な記念のお品物を「描く」機会を頂戴し、予測不可能な毎日に希望を持ち続けることが出来ました。活動を続けられたことに感謝しております。来年も初心を忘れず、心身ともに健康で、心に響くモノづくりを続けてまいります。そうして、また少し、皆様との距離が縮まりますように。

皆様もお元気で、希望の新しい年となりますように!



リチャードジノリ・フィレンツエ本店、写真撮影:笠原知子

Volevo dire di nuovo "ringraziamento particolare" 2018. Perche ho potuto ugualmente tenere il coraggio ad andare avanti su le richieste, le lezioni, e la vita grazie alle persone che ho avuto certo regame in ongni momento. Anche se non sia soddisfazione che imaginavo. Una cosa importante e’ che e’ il senso della felicita’ per me stessa. Allora sinceramente l’ho trovato come se fosse il posto soleggiato nel cuore. Spero proseguimente di continuare mia attivita per me per tutti. Grazie mille ancora. Buon felice anno nuovo 2019 con voi ^-^
▼BGM

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年始のご案内 初日は1月5日(土)です。

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Studio piattoscana a Tokyo
注文制作承り中
こだわりの装飾(お客様の思い)を手描きします。
食器 ・磁器小物・陶板画・人形、磁器が素材となる様々なインテリア用品など、お客様のご要望を元に、一筆一筆、手描きのお品物をお作りします。

Corso piattoscana a Tokyo
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日本で唯一「ドッチア様式(イタリア)の陶磁器上絵付け」が学べる教室
ピアットスカーナでは、歴代のマエストロ達が薦める現地レッスンを参考に、オリジナルカリキュラムで進めています。イタリアの食卓のように和気藹々、音楽あり、おしゃべりあり、お茶あり、コミュニケーションも大切にした授業です。陽気に優雅に、そして本格的に、楽しく学びませんか?      

全てのインフォメーションは、Per l'mformazione
tmksimmon@gmail.com までお問い合わせ下さい。

※携帯アドレス等、受信拒否設定により、パソコンからのメールが届かない場合がございます。お申込み、お問い合わせ後、3日を過ぎても返信が届かない場合は、受信可能なアドレスから、再度ご連絡下さいますよう、お願い申し上げます。

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そして、アイリス、フィレンツエ、ふたたび:Ritornera' a Firenze

2018-05-10 19:03:01 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)


写真)ジノリ・クラシック様式のアイリスを
2018年版で描き始めました。

明日から急に気温が上昇するそうですが、
あらゆる花が咲き始めるでしょうか?
母の日に、感謝します。


写真)ピッティ―宮殿所蔵の磁器(大壺)部分
歴代のジノリの師匠たちは、
花の美しさや心を描くために、よき参考にしていたそうです。


写真)来週から、Ginori Spring 2018 のマエストロのお手伝いをさせていただきます。そのため、誠に勝ってながら、アトリエと教室のオープン日に変更があります。

詳細は、追ってお知らせします。
どうぞ宜しくお願い致します。

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描いてみよう、色と香りを:Fiori veri e fiori dipinti per far dilatare il cuore per la gioia

2018-03-06 12:33:19 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)

Giardino Bardini バルディーニ庭園
Via de’ Bardi 1, Firenze, Italia TEL 055 2741583


1641年、フィレンツェの貴族が建てた邸宅の敷地内にある庭園。その後、何人かの貴族が所有し、1913年、貴族ステーファノ・バルディーニが買い取って修復をしたのが、現在の姿。


庭園の案内図「年間開花スケジュール」
造園様式は、当時の思いや想いが、大切に引き継がれています。


最上部の階段越しから眺めるクーポラ。(上の写真の矢印ポイント)
この周辺は3月,4月にカメリアやバラが美しい花を咲かせます。


フィレンツエの街が一望できる。
ミケランジェロ広場よりも低い土地にあるので、臨場感が凄い!
フィレンツェの街には、ボーボリ庭園(ピッティー宮殿敷地内)以外にも、実は、一般公開されている素晴らしい庭園が幾つかあります。ここの見頃は4月~6月でしょうか。お近くまで足を運んだのなら、藤棚(長いトンネルの様です)を是非ご覧下さい^-^



磁器装飾レッスン参考作品(中級見本)
タイトル「イタリア式庭園」
白磁:リチャード・ジノリ、手描き装飾:笠原知子(2011)

そろそろ花の写真を撮ったり、ゆっくり散歩したり、いい季節がやってきますね。新しい写真が撮れたら、新作を描く予定です。四季が香る花、皆様も描いてみませんか?

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トスカーナはこう歩く?:E’ di scena Toscana

2016-11-18 14:46:52 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)
      スペシャル1dayレッスンより、Marichikiさんの作品2016

2011年秋のトライアルレッスンにて、はじめて食器に絵を描く体験をしたMarichikiさんが、再来くださいました。「糸杉に恋をしてしまった。」と、あれからか、それとも以前からなのか、イタリアの様々な土地を歩いているという。最近では、油絵の趣味を始められたそうだ。糸杉といえば、トスカーナ地区の特徴。そして、歴史・芸術・考古学・風景の文化遺産がことのほか豊富だから、トスカーナは画家や作家のインスピレーションを掻き立ててしまう。(私もその類に極めて近い。)
上の写真に映っているパンフレットの詳しい情報は:▼www.volterratur.it
vale la pena di cliccare questo informazione per sapere i luoghi dalle antiche preziose alle moderne più Fassino, cosi consiglio Tomoko Kasahara^-^

フィレンツエから、北のミラノ、ボローニャ、ジェノバへ向かう道すがらには、ピストイア、ルッカ、ピサ、リヴォルノ、マッサカラーラ、などなど…など。南のローマへ向かう道すがらには、アレッツオ、シエナ、サンジェミニアーノ、モンテカティーニなどなど…など。キャンティー、モンテプルチアーノ、ヴォルテッラ、などなど…など、追記したい滞在場所は数知れない。それらは、名だたる監督らの映画の舞台に用いられているから、空想の旅には出られるけれど、あ~、尽きない魅力溢れるそれらの台地に、全て足跡を残すことは出来ないだろうか…。

「12月はこう歩きます♪」と楽しそうに旅程を語りながら、Marichikiさんは上の写真のプレートを描かれました。お作品の出来も爽やかで明るい!!前回はミモザ、今回はオリーブ、次回は糸杉を描きにいらっしゃいますか?
また、旅のお話聞きかせて下さいネ。


シエナとサンジェミニアーノの間に位置する、サンガルガーノ
教会とその周辺(通称:「屋根のない教会」1200年代後半の建造物)

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「好き」のこれから:scegli “like” senza pensieri

2016-07-28 18:35:36 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)

ごくシンプルですが、この街を歩くだけ。
体の奥深くへ「美」の成分が浸透していくのが分かる。
気持ちのよい笑顔の人々とも終日すれ違い、
同じ波動を受け取るように周囲と調和していく。

みずみずしく心のアンチエイジングする秘訣は?
「そうだ、フィレンツエに行こう!」









今現在、フィレンツエ旅行を企画しているご夫婦に、こうして散策コースをご紹介してみたものの、酷暑8月。サングラスや帽子、直射日光から身を守るなど、熱中症対策をどうぞお忘れなく、とつけ加える。

*****

さて、私は先日、国立新美術館(六本木)で開催中の「ルノワール展」を鑑賞。ほどよくアンチエイジング。

「美術館な、この空気感がすっきやねん」
会場へ一歩足を踏み入れるやいなや、友人は言いました。
そこは、ひんやりとして薄暗く、展示品(保護)のために整えられた最良の環境。

鑑賞者は、「お待ちしておりました。どうぞまずは一服」とばかり、「ごあいさつ」と「はじめに」の言葉のパネルに出迎えられる。私達は歴史や文化的背景の解説に、徐々に引き込まれていきます。「それでは、ご期待に添いますように。いってらっしゃいませ。」とばかり、展示ブースへ送り出される。その後は、企画展の導線素晴らしく、銘品に囲まれ、向き合い、共鳴し、私達の心は様々な感情に満たされていく。そうした人間らしい喜怒哀楽のエネルギーも流れてくるから、鑑賞空間の印象も、なかなかいい。

「美術館な、この空気感がすっきやねん」
私も、友人が発した思いがけない言葉に、同感。


*****

レッスン前、中、後、皆様の描くパッションを見計らいながら、時には「どうぞ、ここで、一服」とお茶を勧めることがあります。今日は、胃腸の弱い生徒さんも安心して飲めるフルーツティーを入れました。
フィレンツエの老舗薬草屋さんがブレンドしている無農薬のティーは、野生味が強くて、ちょっと酸っぱい。そこへ蜂蜜をたっぷり入れると、なんとも優しく、ほっとする美味に変わる。



フィレンツエの地図(上)、右から2つ目の矢印あたりにあるお店で
数量限定販売のフルーツティー
Nella camera da lezione, stiamo bene, un te’ della furutte di toscana


「このレッスン、教室の空気感が、すきなんです」
お茶を飲みながら、頂いた言葉。なんとも、嬉しくありがたい。それは共に作るもの。
私にとっても、永く喜びの場所であって欲しいから、日々「これから」を考えています。さあ、今日の好き(目的)を、満たしましょうか!


8月の長期休暇はありません。普段どおりのご予約やお問い合わせ、お待ちしております。

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どちら派?:inchiesta tra firenze e milano, estate.2016

2016-06-29 23:22:33 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)

すきま時間が出来たので、フィレンツエとミラノに行ってきました。
各老舗ブランドの地域に密着した店舗展開に、その都市らしさを感じました。その中でも、私の一番の関心である、陶磁器メーカーの老舗「リチャードジノリ」をご紹介します。

▼ リチャードジノリ (フィレンツエ店)





または、▼ リチャードジノリ (ミラノ店)






それぞれに違った個性を持つ店内、どちらに魅かれますか?


Ho visitato i due negozi di Richard Ginori (Firenze e Milano). L'ambiente adattato a ogni citta...quale negozio ti piace di più? Avete voglia di decorare la tavola multiusa? l'importante e' che su tavola in casa ci sta almeno un piatto piacevole. Io? "Firenze".

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6月はお休みありがとうございました。
7月8月は通常どおりです。宜しくお願い致します。


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優しく愛して:Love me tender, ... you, italy

2016-02-06 18:36:50 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)


(裏通りのショーウィンドウから)

フィレンツエの歴史地区の裏通り、私は朝の列車の時間を気にしながら、うつむき加減に足早で中央駅へ向かう。大型車の通れない昔ながらの細い裏通りは、中世からの建物に阻まれて、くっきりはっきりとしたイタリアの日差しが石畳まで届かない。まだ頭がクリアな午前中に、そうしたグレーの明暗をとても優しく感じる。なんとなく、けばけばしさが無くていいと、時々、そうも思った。

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(友人から届いた1輪のバラ)

イタリアと日本は、本当に本当に遠く離れている。冬を迎えると決まってそういう想いが頭をもたげてしまう。だけど、突然手紙やメールが届いて、「チャオ!」とイタリアがやってくる。人間味溢れる大きなハートを携えて。冬が来れば春が来る。四季を同じくする2つの国の私達だが、彼らとの交流はどうしてこんなにも体内に響くのだろうか。

*****


(裏通りのショーウィンドウから)

午後の日差しは間違いなくヨーロッパ的だ。それでも裏通りは相変わらずグレーの様相を呈している。ただ、1日を人と自然が豊かなイタリア仕様で過ごした後は、朝と同じ通りの少々艶やかすぎる色彩でさえ、目に優しく感じられる。半日のうちに、こうして自分の価値観が簡単に変化する。私は戸惑いながらも、その気づきを「イタリア心地」として、楽しんでいた。

*****

日差しが春支度をして近づいてくる2月、3月、陽だまりのような柔らかな微笑みや、周囲から支えられている自分の居場所に敏感になる。風土と感情が殊のほか調和しているように意識する2月の始め、聖ヴァレンティヌスの祝日も、必然的にこのタイミングなのだろうか? 今年も少し早めの「Buon San Valentino!... e tutto l'anno!」、皆様が大きなハートに包まれますように。

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Non e’facile concentraci vivere su due ambienti condividendo dolri e gioia. Ma, si trova certo consiglio dentro di se, anche gli altri. Mi tratto di aggire quella difficolta' grazie allo scambio fra gli italiani per lungo periodo a lolo bellisimi vovaboli che creano delle sinfonie liguistchi come la poesia d’amore grande.
Giorno di San Valentino mi premetto quante il mumero delle possibile mezzo di esprezione d’amore (nel senso piu' ampio). Quindi, da me, vorrei dire“Buon San Valentino! “ con la speranza che possa (anche io) in avanti nel nostro cammino verso la vita.

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ていねいに長く続けて気付いたこと Vol.1:Italia, Toscana, Firenze, tantissimi like, SUKI SUKI! Vol.1

2015-10-30 19:28:03 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)


↑こんなところから、





↑こんなところまで来てみた。

この地は、メディチ家の別荘がある、ポッジョ・ア・カイアーノ。フィレンツエ中心地から西へ17㎞、車で30分の所です。
メディチ家の別荘というと、それはそれは数が多いのです。このように、いつしか、「邸宅とその庭園をめぐる旅よ!」と言いながら遠足を重ね、「行きましたマーク」を地図に記すのが楽しくなりました。

フィレンツエ郊外の自然は、静かに美しく伸びやかです。当時の建築家たちは、それらの恵みを一部切り取ることを許され、人工的な邸宅とルネサンス式庭園を生みました。領内に身を置いて散策をしていると、時間の流れ方がどんどんゆっくりと感じられるようになります。自然美と人工美の対比に焦点を合わせると、そのうち、まるで違和感なく両者が上手く溶け合っていることに気づいたり、歴史とアートをなんとも贅沢に感じることの出来る空間です。復路のことを忘れてしまいそうになるのも、常。私もおそらく、風景と呼吸のリズムを合わせてしまうのでしょうね。




↑ここにも。



↑それから、ここにも。

散策中には、あちらこちらで野生の鳥や愛らしい鳥の絵と出会いました。名画の大半は1600年代後半~1700年代前半、そして1900年代まで、秀でた才能のフィレンツエ派の画家が残したものです。

専門的な技能を研鑽しているおかげで、パネル解説についての理解もスムーズなのですが、学べば学ぶほど、まだまだ学びが足りないことを知り、また学ぼうとする訳です。本物に出会うと、きりがないなあ。。。。鳥好きだから気になるのか、気にしたから好きになったのか、なあ。

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時めき「ジオ・ポンティ」:Storia Gio Ponti

2014-09-03 18:22:13 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)
「ジオ・ポンティ」が、再び脚光を浴びている。

「建築の皮膚と体温―イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界」
Giving Warmth to the Building Skin--The World of Gio Ponti, Father of Modern Italian Design
会期:2013年11月2日(土)~2014年3月18日(火)が評判で、名古屋に引き続き、大阪、東京へ巡回中。

2014年9月4日(木)~11月22日(土)
LIXILギャラリー(中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA2F) 
休館日:水曜日 10:00~18:00、入場無料
http://bcove.me/w1g9ah1z(シェア承認済み)


生徒さんの最新作、「ジオ・ポンティ」スタイルで仕上げたピッチャー


笠原知子の2012年作、アンティーク「ジオ・ポンティ」シリーズからのリメイク

ジオ・ポンティ(1891年11月11日-1979年9月16日)は、イタリアを代表する建築家・デザイナーで、「イタリア建築・デザインの父」と評価される巨匠の一人。小さなカトラリーや食器、家具のデザインから建築設計まで手がけました。近年のミラノサローネで再評価され、家具コレクションなど様々な名作がコンセプトを同一にして、商品化されているようです。

私も、その洗練された「洒落」物のファン。


↑イタリアの月刊誌7月号より、フィレンツエのリチャード・ジノリ本店、
リニューアルオープンの店内

リチャード・ジノリでは、2014年、店舗復活とともにコレクションが一新されました。ジオ・ポンティがアートディレクター時代に培ったデザイン性の高い絵柄も、やはり商品化。8月末より関東、関西の主要百貨店を中心に、新作発売記念のイベントが目白押しです。
どうぞ公式ホームページのトピックから「2014年 秋のイベントスケジュール」で詳細をチェックして見て下さい^-^
(10月以降のマイスターぺインター来日予定もあります。)

私も、一足お先に「洒落」物を見て来ました。
負けず劣らず、と良い刺激を受け、「これからも、自分らしく、丁寧に、生徒様やお客様1人1人の"アートデレクター"であり続けたい」と改めて思いました。今後とも、皆様どうぞ宜しくお願い致します。

*****

"la mostra Gio Ponti" e' organizata per lungo periodo in giappone. Presenta le cose dedicata al suo senso particolarmente interessante. Tira la nostra criosita che sia adatto alla epoca attuale, sia buon gusto eterno. Vale la pena di guardarla e prendere il suo concetto. ▼imformazione(in giapponese)
Sapete bene che era designer negli anni venti da cominciare la sua attivita' di designer all’industria ceramica Richard Ginori? Sono fan (come tutti noi o voi?). Sono molto lieta di introdurre la sua storia. Spero di diventare anche io "disegner, sopratutto decoratrice della porcellana" mantenuto il calore fra le persone, anzi il cuore ongnuo di noi.

*****

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2014年7月~、平日のレッスン日程が、水曜日と木曜日に変わりました。

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古典のリズム:La gita ritmica

2013-06-21 16:33:26 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)
今回の旅は、ゆかりの地を、限りなく自分の足で訪ねました。

「世界の人が、こよなく訪れたいという場所を、私も同様に、心地よいと感じている。影像に残しておきたいという人間の衝動は、過去も現在も殆んど変化していない。おそらく未来もそうなのだろう。。。」
周囲の人々の様子までが興味深く、そうして私は、大半の時間を、遺跡や美術館巡りに費やしました。


Villa d'este (Tivoli)/エステ家の別荘
後期ルネッサンス期の代表的な庭園(噴水芸術)がある


Villa Adoriana (Tivoli)/ハドリアヌス帝の別荘
118年建設がスタートした、第14代ローマ皇帝の別荘



Museo di porcellana (Firenze)/陶磁器美術館
ピッティー宮殿のボーボリ庭園内



Museo di Sevres (Pari)/セーブル美術館
国立製造所と同じ敷地内の陶磁器美術館


長い歴史は堂々として、その土地に存在しています。
そう感じながら、日々確信を深めていったことが2つありました。1つはイタリアに,1つはGinoriに、私は変らぬ愛情を注ぎ続け、固い基盤の上で自ら変化を遂げていることを。

不規則な歩幅で毎日歩き回り、体力を大変消耗しました。一方でそのリズムが「感動のバロメーター」となり、有意義な1歩1歩だったことを、写真とともに振り返っています。これらを日常で活かせる方法は?探す旅のスタートです!

Ho fatto un giro in provincia per la visita di studio. Mentre facevo un passo avanti e indietro, ho visto con i miei occhi le tante cose. Chissa' com'e il suono di mia emozione in terra? Sai suonare qualche strumento musicale come cosi?

★Studio piattoscana a Tokyo
オーダーメード制作(承り中)
こだわりの装飾(お客様の思い)を手描きします。


日本で唯一「ドッチア様式絵付け」が学べる教室(パスクアレッティ氏公認)
★Corso piattoscana a Tokyo
はじめての方から学べる陶磁器絵付レッスン(生徒募集中)
(体験レッスンも受付中)


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夜の野外美術館めぐり: la citta meravigliosa

2013-06-13 17:44:03 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)
夕刻、フィレンツエに入る。
_____________

21時を過ぎたころ、あたりは野外美術館となりました。


(アルノ川周辺)



(メインストリート周辺)



(ジノリ本店ショーウィンドウ)

目に映った美しさを体内へ取り込んで、内側から全てが新しく生まれ変るような心持ちでした。

「ただいま」^-^
第2の里から戻ってまいりました。

師匠はじめ沢山の方に再会し、心からのご支援やご意見賜りました。
様々な時の流れに感謝しつつ、これからも大切に活動を続けて参りたいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

"E' ora di rientrare!" Sono tornata a Firenze verso sera. Questa citta cosidetto Museo semple aperto... "Che meraviglia!" Condivide la bellezza esterna con la gente chi guarda. Anche io rigenerarmi nel soggiono.

"Eccomi^-^)/" Sto bene a Tokyo.
Grazie mille per le vostre gentilezze durante quel soggiorno breve.
Spero di potere stare piu lungo al prossimo.

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街歩き:Transito per Firenze

2013-05-21 12:33:32 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)

フィレンツエの中央駅を背に、洗礼堂と大聖堂が並ぶ広場へ足を踏み入れる。視界から洗礼堂が消えるころ、教会の正面を仰ぎ見る。「私は、また、ここに、存在している。」という不思議な感情が込み上げてくる。

ミケランジェロ広場から、擂鉢状の街を一望する。両手で優しくすくい上げたくなるほどに美しい。「私は、おそらく、また、ここに帰ってくる。」そう予感する。


パスクワレッティ氏の手描き作品「フィレンツエの街」


先日、「トランジット」というタイトルの作品が完成した。そうして、我が街の駅前に聳え立つ建造物を見上げながら、夕暮時を歩いた。いつも同じ視野で通り過ぎてしまう風景も、あの場所のおかげで、広がっていく。
まもなく、私は、繰り返し押し寄せる理由のない感情を、新鮮に深く受け止めることになるのでしょうか?「花の都フィレンツエ」、凄いところです...


大聖堂付属美術館所蔵の版画「大聖堂」


Sapete benissimo che Firenze attira un elevato numero di viaggiatori che visitano l'Italia!!! La città è un centro d'arte e cultura molto attivo. Fermarmi semple a questa citta durante mio viaggio. Mi viene le palore "sono qui" non avere ragione d'essere niente. La esperienza raccorta con cura e tempo e' il mio tesoro. Manca pochi giorni di ritirare quella memoria in piu. Alta stagione sta cominciando anche per me!

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