磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

「好き」のこれから:scegli “like” senza pensieri

2016-07-28 18:35:36 | 伊の街(トスカーナ/マルケ)

ごくシンプルですが、この街を歩くだけ。
体の奥深くへ「美」の成分が浸透していくのが分かる。
気持ちのよい笑顔の人々とも終日すれ違い、
同じ波動を受け取るように周囲と調和していく。

みずみずしく心のアンチエイジングする秘訣は?
「そうだ、フィレンツエに行こう!」









今現在、フィレンツエ旅行を企画しているご夫婦に、こうして散策コースをご紹介してみたものの、酷暑8月。サングラスや帽子、直射日光から身を守るなど、熱中症対策をどうぞお忘れなく、とつけ加える。

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さて、私は先日、国立新美術館(六本木)で開催中の「ルノワール展」を鑑賞。ほどよくアンチエイジング。

「美術館な、この空気感がすっきやねん」
会場へ一歩足を踏み入れるやいなや、友人は言いました。
そこは、ひんやりとして薄暗く、展示品(保護)のために整えられた最良の環境。

鑑賞者は、「お待ちしておりました。どうぞまずは一服」とばかり、「ごあいさつ」と「はじめに」の言葉のパネルに出迎えられる。私達は歴史や文化的背景の解説に、徐々に引き込まれていきます。「それでは、ご期待に添いますように。いってらっしゃいませ。」とばかり、展示ブースへ送り出される。その後は、企画展の導線素晴らしく、銘品に囲まれ、向き合い、共鳴し、私達の心は様々な感情に満たされていく。そうした人間らしい喜怒哀楽のエネルギーも流れてくるから、鑑賞空間の印象も、なかなかいい。

「美術館な、この空気感がすっきやねん」
私も、友人が発した思いがけない言葉に、同感。


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レッスン前、中、後、皆様の描くパッションを見計らいながら、時には「どうぞ、ここで、一服」とお茶を勧めることがあります。今日は、胃腸の弱い生徒さんも安心して飲めるフルーツティーを入れました。
フィレンツエの老舗薬草屋さんがブレンドしている無農薬のティーは、野生味が強くて、ちょっと酸っぱい。そこへ蜂蜜をたっぷり入れると、なんとも優しく、ほっとする美味に変わる。



フィレンツエの地図(上)、右から2つ目の矢印あたりにあるお店で
数量限定販売のフルーツティー
Nella camera da lezione, stiamo bene, un te’ della furutte di toscana


「このレッスン、教室の空気感が、すきなんです」
お茶を飲みながら、頂いた言葉。なんとも、嬉しくありがたい。それは共に作るもの。
私にとっても、永く喜びの場所であって欲しいから、日々「これから」を考えています。さあ、今日の好き(目的)を、満たしましょうか!


8月の長期休暇はありません。普段どおりのご予約やお問い合わせ、お待ちしております。

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