磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

水木担当メニュー、それは言葉のプレゼントでした:stagione delle peonie

2021-05-07 20:05:54 | 陶磁器(動物)/ オリジナル &オーダー


今日は、個人のお客様ですが、2007年からシリーズ化している食器セットのお話を。


写真は、最終焼成前のチェック中の様子。大切なのは、お客様がいつもご愛用なさっている、第1作品目のマグカップとの調和。スマフォ画面に映っているのが、それです。スマフォを用いるなんて、昔は考えられませんでした...。



そして次の希望のお品物は、便利なデーリー使いの器、家族の人数分。現在、水・木曜日は夕食係とのこと。担当日のメニューを盛り付けるために、なるべく早く欲しい。具たくさんのスープや、どんなお料理にも合う便利なものを。と語りながら、20年以上愛用している無地のうつわを、食器棚から出してこられました。無地よりも、お気に入りのワンちゃんシリーズでまとめたい希望。(彼女は戌年、紅型染めの趣味人。絵柄は「芍薬とワンちゃんの組み合わせ。ジノリ風。連作。」)

使い込んだ、あちこちに頑張ったきずが、じーんと伝わってくる感じ。手づくりだから、ご注文制作だから、できることを、叶えたい。20年前かぁ...ちょっとばかり、時間がかかりましたが、探し出しました。

「ありましたよ、そっくりなものが、有田に!」
「そう~!それは、楽しみ~♬」

そして、1月末に制作のご依頼が正式にスタート。



こちらが1枚目の完成写真。ステイフォーム中に、お友達としっぽりと楽しむお茶セット。お約束どおり連休明けに完成しました。納品と同時に、スープ皿のデザインを最終決定する予定。ご相談の時間は、とても楽しい。ワクワクとドキドキで、つい時を忘れてしまいます。



どんな風にお使いになるのかな?と、我が家の茶菓子を置いてみました。「...っぽいな」と、勝手に笑っちゃったりします^-^




直接、玄関にお届けできる距離だから、サプライズで香りのプレゼントをお持ちする予定です。そのために青森ヒバの精油を仕入ました。空気蒸散やマスクに付けて頂くなど、ご提案をしようと思っています。(肺炎球菌や免疫力を向上させる作用があると新潟大学から発表され、私の臨床アロマセラピストの母校「ホリスティックジャパン」「神戸アロマカンパニー」で紹介されています。)



彼女は、椿、モクレン、ハナミズキ、芍薬や紫陽花、様々な植物が花を咲かせているお庭から、いつも立派な1枝をプレゼントして下さる。お人柄のように自然体で、蕾は最後まで大きく開いてくれる。私は人が育てたもの、作ったものに弱い。だから、だろうなあ、私も作りたいと思うのは。。。

「早く使いたいから明日待っています。」「だけど、家族に日中迷惑にならないように。」「夕食の後でもいいかしら。」「あとは寝るだけだから、気楽に楽しくお話できるし。」「次はスープ皿ね。」「楽しみ~。待ってますね。」

言葉は最高のプレゼントだと思いました。明日が待ち遠しいのは、私も同じです。そして、毎週水曜日と木曜日、これから、なんだかワクワクする気がします。

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永く愛用していただける、 
拘りの装飾を描き続けます
@piattoscana_piat.toscana

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宣言が延長され、いろいろと思うところはありますが、今が我慢と辛抱。引き続き、出来るかぎりの対策をさせて頂き、活動を続けてまいります。今度ともどうぞ宜しくお願いいたします。


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