川越
家で一番アツい地名である。
東上線直通の東横線なら1本、1時間半ぐらいで、
小江戸の風情を楽しめ、そして天然うなぎを喰える。
ただ、ちゃんと調べて行かないと、痛い目に合いそうなので、
未だ決行できていないけれど。
昨夜、ホントは何も作る気はなかった。
OKで買ってきた豚バラ肉、今日までだよ
夕方、嫁さんにそんな言葉を投げつけられた。
琉球長寿豚 バラ肉
皮付きの沖縄県産の豚バラ肉を買ってきていた。
賞味期限は明日だろうと高をくくっていた。
しかし、昨日までだと突きつけられる。
しょうがない、そう覚悟を決めてキッチンに立ち、
フライパンに日本酒100ccを入れ、豚バラ肉を。
ひたひた以上に水を加えて、中火にかける。
途中、水を加えながら、しっかりと30分。
粗熱を取るために、しばらくおく。
その間にドリアを作っていた訳で・・・。
川越
芋焼酎だし、埼玉県川越市の川越だと思っていた、
しかし、酒造元は宮崎県、川越酒蔵場って・・・。
切り分けた豚バラ肉を鍋に入れ、
限定醸造の芋焼酎を惜しげもなく、
どぼどぼとひたひた以上に加える。
そのまま1時間ぐらい放置して、中火にかける。
2時間ぐらい中火で煮続け、一旦、火を落として、
甜菜糖を大さじ3を加えて、また火を入れる。
そのまま2時間以上も煮続けて、昨日の作業は終了。
今朝、自由が丘に出る前に、
表面で固まっていた脂を取り除き、
再沸騰させてから、醤油を大さじ3を。
一旦、火を落として、家を出る。
帰ってきて、昼ごはんを作るよりも前に、
晩ごはんの支度に勤しむ。
大根1/3本を4cmぐらいの厚さに切り、
4等分してから鍋に放り込む。
ひたひた以上に水を加えて、コメを4粒ぐらい。
中火で40分ぐらい火を入れてから、
水で洗って、ぬめりをとる。
角煮の鍋に放り込んで、
昼ごはんを片手間に作りながら、
弱火で2時間ぐらい煮続ける。
一旦、火を落として、オレと一緒に昼寝・・・。
16時に起き上がって、ゆで卵を作る。
角煮の鍋に放り込んで、また弱火で煮続ける。
さすがに大根だけでは繊維質が足りないので、
毎度の白滝を引っ張り出す。
フライパンに放り込んで、
中火で乾煎りする。
完全に水分が飛んだら、鶏がらスープの素を加えて、
日本酒と水を加える。
豆板醤を耳かきほど加えて煮詰める。
再び水分が飛んだら、ごま油を加えて炒める。
すりごまを振りかけて香りを足す。
醤油や砂糖で味を付けると、
主菜と全く同じ味になってしまうので、
味付けは鶏がらスープとごま油のみ。
割とさっぱりとした味で、食感を楽しむ感じ。
丸1日かけた角煮というか、ラフテーは無事に完成。
見た目ほど味は濃くないけれど、さすがにしつこい。
何しろ甜菜糖とみりんがかなりの量だし。
川越で蒲焼きを食べたとしても?
いや、これほどキツくはない、
何しろ鰻、豚バラ肉の比ではない。
宮崎県産だろうと、川越産だろうと。