花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ヤマジノギク(アレノノギク)

2009-11-10 | 山野草
山野草
■ドンピシャ満開■ヤマジノギク11/8
 今回の目玉の花がこれ「ヤマジノギク」キク科(ハマベノギク属)
     
ちょっと見ると「ヤナギノギク」に似ている。それもそのはずでヤマジノギクの変種がヤナギノギクなのです。生えている場所が蛇紋岩地だったらヤナギノギクです。全体の雰囲気を見るとヤナギノギクより大人しい(枝が暴れていない)花が多きい。葉もヤマジノギクの方が線形であるが広い。
            
満開ですので峠を歩いていても(暑いのを我慢すれば・・)楽しいのです。手前がヤマジノギク・奥がノジギク。あまりにも天気がよく薄紫の色が飛んでしまって色がわかり難いのが残念です。
       
アレノノギクという別名があるのでよく見ている掲示板ではそちらを使用していました。なので同じ植物とは思っていなく今回教えてもらい知った次第です。図鑑では先に「ヤマジノギク」が掲載されていました。
           
観察会は早くから日程が決まっているのでこれほどドンピシャ満開の花に会うのはすくないのです。
       
特にこの岩場には多く皆からどよめきの声が上がりました。(手前に見える黄色はヤクシソウ)
高知県内では道端・草原・そして石灰岩地にも多く見られるそうです。恥ずかしながらいままでヨメナと思ってみてきたのはひょっとしてこの花かもと・・自分を疑っています。この花の存在を知らなかったのです。山に登っていても道端にあるこの手の菊は見ていなかった。やはり私は初心者。観察会に参加して覚えるしかないです。
白花品もあるそうで「シロバナアレノノギク」と言われます。

 海岸に近い場所に多く咲く黄色の花「タイキンギク」キク科・キオン属は残念ながらまだ少ししか開花していませんでした。自宅近く(やや内陸部)の方がもっと咲き進んでいます。株自体が大きく低木を覆い尽くすほどですので咲けば見事だろうとおもいました。
       
伸びた枝先にチョッチョと開花。
       
ここだけ咲き急ぎ、汚くなっていましたが別名「雪見菊」と言われる花ですのでまだまだ先に綺麗に花を咲かせるのです。 
高知の海岸は今から先はキク科の花で本当ににぎわうので海辺の散策は楽しいです。    

コメント
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