花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

シコクブシ・サンヨウブシ

2012-09-15 | 山野草
山野草  
■丁度!■
山の会の例会で小屋泊り登山の予定でしたが台風のために中止となりました。運よく散策仲間がサンヨウブシを見に山へ行くというので今日は終日見て回ってきました。
目的の2種ともに丁度でこの2種を見ている間は雨にもあわずでした。
            

            

            

            

            
サンヨウブシ(キンポウゲ科・トリカブト属)
            
谷の水量は多く清らかにながれ涼しく、虫もいなくて三々五々みなそれぞれに花を楽します
            

            

            
シコクブシ(キンポウゲ科・トリカブト属)
サンヨウブシより少し遅れ、開花するのであまりたくさんは見られませんでしたが、ほかには見られないこの色が輝いて見えました。
葉の切れ込みが深いので同じ場所に咲くサンヨウブシとは区別がつきます。
今年は兎に角雨が多い。          
            
そのため苔は瑞々しく元気一杯。しっとりとしています・・これが他の花達にどのように影響するのでしょうか。
この後移動していると雨になりました。それも大雨でした。それでも見たい花があるので見て回る8人の花好きグループです。


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アオカモメヅル・満開

2012-09-14 | 山野草
山野草  
■凄い!■
先月末にアオカモメヅルを念願叶ってみることが出来、大喜びしたばかりですが昨日・今日と別の場所で群生・満開を見る幸せな時を過ごしてきました。かなり、レアなガガイモ科の植物ですので昨日は舞い上がってしまったのか画像は殆どぼつ。今日は気持ちをかえ見て回りました。
         
巻き付いているのはガマの葉です。アオカモメヅルは湿地を好む。それも強い水流のないところに生育しています。
            
8月中旬ごろから開花していたのでしょう、種を付けています。
            

            

            
ここは人の手が入らない場所、蔓植物のこれは伸び放題で咲き誇っています。
            

            


      
小さい星形の白い花がどれだけあるのでしょうか?数えきれないくらい咲き絡みあう。こうして撮影してるから目立つのですが実際は
           
この様にしかみえません。
今の時期一番目立つ蔓植物は「ヘクソカズラ」ですがこれと比べると花は半分以下の大きさです。  
         
小さい目立たない稀少なアオカモメヅル・・人の手が入らないこの地で生き延びて行ってほしいと願いました。
今日は午前中ゆっくり見て回りお昼を告げるサイレンを聞いて空腹を感じ、珍しく喫茶店(それもコーヒー主体)のにはいり花三昧の後の至福の時を過ごしました
      
これプラス・・モカブレンドコーヒーとデザート。あ~美味しかった!コーヒーが美味しいのは当然だけどデザートもよかったのよね又。、いかなくっちゃ。

アオカモメヅルについて詳しくはこちらをご覧ください

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ヤクシマアカシュスラン・フジバカマなど

2012-09-13 | 山野草
山野草  
■開花!■
先週の土曜日に見に行ってあまり咲いていなかったし、撮影失敗だったので再度行ってきました。今日は連れ合いのレーサーに助っ人を頼みました。彼がばっちり写してくれお気に入りのができ気をよくして帰宅できました。
         (レ)

      (レ)

            
小さくそして平開しないこの花はどうやって受粉するのでしょうね
下手な画像ですが沢山撮影してきました。
            

            

            

            
三脚立てて撮影したのですが太陽がなく、苦労しました。

ヤクシマアカシュスランについてはこちらをご覧ください。



            
シロバナサクラタデ
            

            
フジバカマ
昨年見に出かけたときに刈り払いにあい、まったく見られなかったので気にかかり立ち寄ってきました。今年は保護されていて今のところ健在です。この調子だと花が見られそうですが・・「昨年も綺麗に咲いているよ~」と聞いていたらなかったので少し不安ではあります。自生が高知では珍しいので大切にした植物です。

朝、早い時間に行った場所で撮影した別の花はそれはそれは凄く多く見事でしたが、嬉しすぎたのでしょうしょうか?殆ど撮影失敗・・再度見に行くことにします。大好きなガガイモ科の花です・・

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天狗高原観察会④

2012-09-12 | 山野草
山野草  
■カワミドリに驚く■9/2
毎日出かけてばかりでちっとも落ち着かなかったが今日はのんびり曜日でした。これでようやく天狗高原の花をまとめあげる気持ちになりました。やれやれという感じですね。
見た花をざっとですがほとんど全部UPすることができました。沢山花があった観察会でしたねえ。お初の花も見られ短時間でしたがなかなか中身の濃い日でした
            

            
ヤマクルマバナ(シソ科・トウバナ属)
クルマバナはあちこちで見るのですがこれはお初です。
            

            
カワミドリ(シソ科・カワミドリ属)
高知県内ではきわめて稀と植物誌に記載されているくらいなのでまずみられるものではないのですが、なぜか沢山育って見事に開花していました。目で見たきれいな色が再現できていないのが残念なほど美しかったです。盛期に来年はみてみたいのですが・・なにせ急傾斜地にあるので少しばかり苦労しそうです。それでも、見る価値はありそうです。というのはこの香の良さを間近で味わいたいからです。自宅で栽培していて簡単に増えるのに自生地が少ないのはどうしてかな?と少々不思議な気もします。                        

            
チョウセンナニワズ
早くも蕾を準備しています。
            
イケマ
      
      
アカネ
             
ルイヨウショウマ
見たときには?でしたが先輩がメールで知らせてくださいました。まだ開花したのを見た事がないです。
        
コウシュウヒゴタイ
今回の散策で一番見たかったのがこれですが、雨でちょっと悲惨な状態になっていまいした。株はおおいのですが蕾をつけた株が少なかった。時間をかけてみて回ればあるのでこれもまた来年のお楽しみ。
            
テンニンソウ
              
シコクブシ
咲き始め・それも少しだけです。色がきれいなので沢山咲くとそれはそれは美しい。
            
ホソバノヤマハハコ
10時20分から歩き始め15時までいた中でこれだけ見ています。撮影失敗の花もいくつかありますので天狗高原は花の宝庫ですよね。少し場所をかえるとまだまだ沢山の花が見られます。天気のいい日に又訪問したいものです。
説明してくださったTさんご夫妻ありがとうございました。

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着物の後ろ姿

2012-09-11 | 折り紙
折り紙  
■疲れる目!■
高知は久しぶりに昼間青空が広がりました。金曜日からずっとお出かけが続き、家の用事もあるので今日の観察会はお休みしました。でも、午後は折り紙教室なのでのんびりはしていられずばたばたと洗濯・昼食と済ませて出かけてきました。
今日は2作品を折って肩が凝るということを久しぶりに感じました。集中してやるものですから目まで疲れ・夕食の買い物も済ませて帰宅すると疲労感が漂う。「あ~年だな~」と感じつつ一緒に折っている方々はみんな先輩だから「頑張ろう!」と思った日でもあります。
            
着物の後ろ姿
正方形の19センチの紙から折り出し、きちんと着物ができあがるので折っていてすっきり。これぞ折り紙。
割合簡単なのでもうひと作品折るのですがこれが又折紙らしい手順を踏んでいくにつれ、要所・要所で決まる折りです。直線をパシッと折り形づけて7回おると貝の形ができあがる。それを13折りました。・・疲れた
      
鮑の形にも似ている。
      
最後の止めにしている部分をはずすとぱらりと開く・これは封筒と便箋を兼ねたもの「貝がらのお手紙」
さらさらっと文ををしたためた後、折って切手をはれば投函するのみです。受け取った方は嬉しいでしょうね。手紙にしなくてもなかにお金を入れ敬老の日にでも手渡すのも良い。貝はお金と縁の深いものですからね。

折り目をつけるのはそれなりに力もいるし、目を使うので疲れるのは当たり前。出来上がったらうれしいです。

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ビロードキビ・スダレギボウシなど

2012-09-10 | 山野草
山野草  
■お初!■
午後からちらりと出かけお初のものを案内していただきました。
            

            
ビロードキビ(イネ科)
何の変哲もないないイネ科のこれ・・教えていただかないときがつかない。葉を触るとビロードのようにつるつるすべすべする。暖地性植物で稀なそう。芒(ノギ)がないのも特徴です。

1ヶ月前から楽しみにしていた花「スダレギボウシ」も丁度の開花だというので行って見ると道路脇に一面の咲いているではないですか!。春になんども通過する道ですが9月初旬にはここは通っていませんのでこんな様子をみたことなかったのです。
      

            

            
スダレギボウシ(ユリ科・ギボウシ属)
            
ネコハギ
      
ガガイモ(ガガイモ科)
今年は自生地では見られないとあきらめていたのですが車を停めたところに丁度あり見られました。刈り払いされない場所なので来年も見られそう。散策のついでに寄れる場所発見。
      
ネナシカズラ(ヒルガオ科ネナシカズラ属)
            
タキユリ
種を付けています
            
ヒメクグ(カヤツリグサ科・カヤツリグサ属)
      

            
シコクエビラフジ(マメ科ソラマメ属)
以前はヒメヨツバハギと言われていたのですが近年、小葉が小さく。・最大で3センチ幅1,5センチである点などからくべつされるようになった。標高の高い所に多いのですがなぜかこの場所は低い場所に生育。

いつも一緒に散策するモチモチさんが一人で散策しているときに植物の大先輩にお目にかかり沢山の珍しいものを教えて頂いていたので今日、午後案内していただきまわてきました・・・きれいな色の花に多く目をむけるのですがたまにはこうしてマイナーな科・・イネ科・カヤツリグサ科にも目をむけるべきでしょうかねえと思った日でもありました。

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堂ケ森に登る

2012-09-09 | Weblog
山野草  
■雨!■四万十市の山「堂ヶ森」へ雨の中登ってきました。準備をしているとじゃんじゃん降り出し雨の中の登り、昼食時も雨・・終日ほとんど雨。花もあまりないお手がる歩きの山でした。
            

      

      
笑いを誘うためにかいたのでしょうかねえ?「二等辺三角点」・・指示板
笑いながら歩いてすぐのところに「二等三角点」はありました。
            
ガスがかかって幻想的な原生林ですが下草が殆どなくて異様な雰囲気があります。ここもまた鹿の害がひどくて花が殆どみられませんでした。
辛うじて見られたのは
            
シュスラン(アケボノシュスランとしていましたが花茎の長さなどの違いから訂正します)    
            
チャボホトトギス
            
ヤマジオオウ
スズコウジュでした。
鹿の食べないマツカゼソウは群生していました。
帰る高速道では大雨で前が見えないくらいになり、乗っている私まで自然に目を閉じて避けたくなるような状態でした。今年は本当に雨が多いです。  


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ヤクシマアカシュスランとダイサギソウなど

2012-09-08 | 山野草
山野草  
■お初のランご対面~!■
今日は毎年見ているラン3種とお初のラン1種、その他色々見てきました。お初のランである「ヤクシマアカシュスラン」は撮影失敗ばかりで再度じっくりみにいかなくてはならない出来ばかりでした。暗い場所に小さい花を咲かせる花はいつもながら苦労します。
      

            

           
ヤクシマアカシュスラン(シロスジカカゲロウラン属)
分布 伊豆諸島、四国、九州、沖縄と台湾の常緑樹林下に生える地生ラン
「シュスラン」と名がついていますがシュスラン属ではなくシロスジカゲロウラン属
草姿はシュスラン属など近縁の属と同様に這う根茎があり、その先は立ち上がり数枚の葉をつけます。
葉の長さは3~6cmで葉柄(2cm前後)があります。
夏から秋に花茎をのばし径7mm前後の小花を高知では9月初旬~中旬に開花。上向きに咲かせます。
花弁、唇弁(リップ)は白色で萼片は緑赤褐色。花弁と上萼片は合わさり、唇弁(リップ)もほぼ合わさりますが少しだけ口を開いています。側萼片だけが横に開きます。
葉には艶があります。

そして昨日見たダイサギソウもついでに見てきました。別の株のも1花咲かせています。
            
ダイサギソウ(ミズトンボ属)
次々咲きあがるとそれはそれは見事。・・ですが心無い人に見つかると無くなるので少々心配ではあります。
全部咲き終え周りに種を飛ばし、増えてほしいのですが?
      
目立たない場所のはしっかり咲き開いていました。

例年見ているラン2種・・イヨトンボとムカゴトンボは昨年と同じ場所に咲いていました。
            
イヨトンボ(ミズトンボ属)
            

      
ムカゴトンボ(ミズトンボ属)
ムカゴトンボは昨年の場所より移動して陽当たりの良い場所で10株ほどそして、全く違う場所でも10株ほどありました。      

この2種はあまりめだたないので人にあまり知られず生き延びていく可能性が大です。個性的なイヨトンボ大好きな私は毎年これが咲く場所へ9月初旬通うのです。一般受けするダイサギソウはさほど好きではないのですよ。今回初めて見たヤクシマアカシュスランもじっくり見ていると好きになりそう・・又近い内にお顔を見に行くことにしましょう。

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ツルギキョウ・ダイサギソウなど

2012-09-07 | 山野草
山野草  
■ご対面~!■
長年探しもとめていた「ツルギキョウ」が開花したと聞いていたので先日見に行き、今日もついでがあったので見に行ってきました。思いの外小さいのと花の付き方が少ないのには驚かされましたがじっくりじっくり、積年の思いを込めてみて楽しんできました。なので沢山沢山飽きるほど画像を貼りますね
             

      
      

      

            

            

            

      

            

            

      

      
ツルギキョウについては詳しくはこちらをご覧ください。
種の画像もあります。これがまた素敵なのですよ

2日に分けての撮影ですので色々な姿が見られました。

今日は上天気。そしてダイサギソウも咲いているということなのでよると終盤の姿でしたが白くて大きなそれこそサギのような花を広げているのが見られました。
            

      
ダイサギソウ
詳しい説明はこちらにあります。

極端に小さいアイナエは午前中開花なのであちこち開いている。
      
           
      
アイナエ(マチン科)
            
クチナシ

            
ホソバヒメトラノオ
綺麗な画像はこちらにありますのでぜひ合わせてご覧ください
詳しい説明はこちらです 
撮影場所は同じですが花の状態は毎年違い、ほれぼれする年と暑さにつかれかわいそうと思うときと様々です。減ることなく増えて行ってほしいものですが毎年減っているようで寂しい限りです。

     
コキンバイザサ
詳しい説明はこちらです
地上におちた小さい星・・好きな花です。


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ヒメノボタン・ヒナノキンチャク・ハマサジなどなど

2012-09-06 | 山野草
山野草  
■川辺・山・海辺と散策■9/6
   昨日はマキエハギの標本をつくる必要があり採取のために山へ出かけていました。ところが集合場所は川辺。ここにはメハジキがみられ、幸先の良い花散策となりました。そのご沢山のものを見て昼食も喫茶店で食べるという超珍しい一日となりました。山では急に雨が降り出しましたが車に乗って移動中だったためかなりラッキーでした。雨雲は北の山に多かったので午後行く予定だった山に近い方は中止し、海辺と海に近い小山を見て周り午後からの雨に濡れずみてまわることができました。
             

             
メハジキ
             
エノキグサ
良く見かけるのですが開花したのを撮影したことがなかったです
             

             

             
ヒナノキンチャク
目的のマキエハギは花が終わっていたのですが採取し目的ははたしました。ここには株数は多く、撮影しやすい場所にあったので今まで知っていたところより見やすい。この石灰岩地での散策がより一層楽しみとなります。ここにはクマガイソウ・エビネもみつけることができました。
            

      
コケオトギリ大群生・・・
この時点では雨が降っていなくて20分後には大雨になりました。今年の高知の雨の回数は多く、山間部は午後特に不安定です。仁淀川中流へ行くつもりでしたが仁淀川下流及び梅辺へ雨を避けて移動しました。南の山には青空が見えているのです。便利な世の中になっているので中流に住む知人に「雨はどう?」と電話しますと「今・横倉山大雨」とのこと。
海辺は曇りですがまだ雨はおちてきません。
            

            
アキノミチヤナギ
            

      

            
ハマサジ
今まで何度も見に来ているのですがこれほど開花しているのを見た事がない。同行していた先輩が午後には「花が閉じてくる」と言われたので納得しました。ここへは大体遅くに来て見ていたのです。

次は海に近い低山へ入ります。少しだけ湿地になっているところがありそこでは美味しそうな緑がみえました。
            

      
ミズワラビ
食用になるとありますが料理法を探したのですが残念ながらみつかりませんでした。
            
ウスベニニガナ
            

      
ノジアオイ
此花も午後には閉じるのだそうです。そういえば前にも「閉じていたな」と思いだしました。
良い状態の花を見るのはなかなか難しいですね。
      

           
ヒメノボタン

昨日まで続けてUPしていた 「天狗高原で見た花」はまだまだありますので後日UPします
というのは一昨日見た花を早く見て頂きたいのですよ。。




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天狗高原観察会③

2012-09-05 | 山野草
山野草  
■あまりにも沢山のツルニンジン■9/2
 ツルニンジン(ジイソブ)はさほど珍しい花ではありませんので9月になればあちこちでみます。ところが花がびっしりとついていて白・えんじ色の筋入り・筋色濃淡ありなどこれほど変化に富み、あったのを見た事はありませんでした。
      

      

      

            
純白と言ってよい白はすがすがしく特に目立ちましたね。

ツルニンジンの多さに驚く前に感嘆の声をあげたのがソバナでした。
ツルニンジンと同じキキョウ科です。尾根を歩くときにはツリガネニンジンを見ましたし・別の場所でヒナシャジンも見ていますのでキキョウ科ツリガネニンジン属すべてを同じ日に沢山見たということです。
      

      
暗い場所にあったのと雨に濡れ状態がよくなかったのでベルが鳴るような雰囲気があまり出ていません。石灰岩地と非石灰岩地とにわかれ生育しています。
            
オオバショウマは咲きはじめでした
            

            
オタカラコウ
終盤のが多かったのですが時折はっとするきりっとしたのもあり、黄色い大型の植物ですので登山道脇では目立ちました。


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天狗高原観察会②

2012-09-04 | 山野草
山野草  
■ヒナシャジン揺れる!■9/2
この地固有の花の代表格の「ヒナシャジン」もそれはそれは多くて咲き進んだのから固い蕾まで百態で見られました。まだ、しばらく見られるの天狗高原を涼みに散策される方をいやす役割を十分果たしそうです
      
風に揺れる白い花は儚げで優しく、雫を蓄えてゆらゆら。虫も微睡む。            
     
チップを敷き詰めたセラピーロード脇でも揺れる。「風よとまれ」と願うも無理か・・それもまたよし
            
ヒナシャジン(キキョウ科・ツリガネニンジン属)
ここでは沢山見られるが分布域は少なく愛媛・高知県の石灰岩地のみ。葉は線形で互生。釣鐘形の細い花の中から長いメシベが飛び出すのが特徴です。
セラピーロード脇で目についたのは次にこれ「ヤマホトトギス」でした。終わっているが多かったのですが蕾がこの花いいんですよ。
            
開くと花被片は裏返り
            
このように山のようになります。(平開するのがヤマジノホトトギス)
            
白花もあるのですがここのは薄いピンクから濃いピンクまでありました。
            
ヤマホトトギス(ユリ科ホトトギス属)
分布域は広くよく見ますがここなら手軽に沢山見られます。
次に多くて驚いたのがレイジンソウでした。少し開花には早かったのですが天狗の森を登る途中、しばらくこの花ばかりの場所があり「すごい」と声をあげました。 
            
レイジンソウ(キンポウゲ科)分布 四国・九州
            
ヒナノウスツボ
      
キツリフネ
            
ミツバベンケイソウ(ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属)
沢山・たくさんあったのですがいまだ開花せずでした。今年の開花を見たいですね
            
昨年撮影

そして一番驚いたのは明日UP予定の・・あまりにもありすぎのツルニンジン(ジイソブ)です。
            
石灰岩の道を歩きながら時折青空の観察会は本当に快適でした。



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天狗高原観察会①

2012-09-03 | 山野草
山野草  
■花がたくさん!■9/2
石灰岩地の植物を見る観察会があり参加してきました。講師は旧知の植物研究会のT氏ご夫妻です。歩き始める前からこの場所固有の花があり期待が膨らみました。短時間でしたが見られた花は多く、もっと時間があればと悔しい思いをもった日となりました。10時半頃から歩き始め観察しながら行くものだから昼食は遅くなった。でも、花を見て、木立の中で座るのは贅沢な時です。
      
セラピーロード脇で昼食
虫も殆どいなくて半袖で過ごせる快適な場所でしたね。石灰岩の上に座って森林浴をしながらの食事はとにかく美味しい。夏の定番・・ソーメンでは涼しいだろうと大きなおにぎり・卵焼き・酢の物を持参が正解だった。避暑に沢山の人が来ていて横を通過する。
食べていて目に入ってきたのは大きなソーセージ!。いやいや違います。
            
ツチアケビ(ラン科)
            

            
別の場所にも何か所もみられ今年は大豊作状態のようですね。これだけを見るとラン科だとは絶対思われないですが花をみれば納得します。
開花時画像はこちらです。
      
天気は曇り・時々晴れなので暑くなく歩いていくのに快適な状況です。ただ足元は昨日の雨でぬれ、石灰岩は滑るので歩くのには注意を要します。景色が鮮明に見えないのは残念ですが山並みが見えるので昨今の不安定な天気の中、良い方です。足元にはツクシクサボタンが群生。
            
開花には少し早く、開いてカールした姿が少ないのが少々残念ですがここには驚くほどあり盛期にもう一度来てみたいと思いながら行く。コオニユリの咲き残り、そして丈夫なツクシクサボタンの葉がわさわさと繁る。色もピンクがかったのもあったよう。沢山沢山あるのでじっくりみていけば、白もあるかも~
            

            
ツクシクサボタン(キンポウゲ科・センニンソウ属)
クサボタンの変種で、花弁状の萼片は淡紫色の狭鐘形で、先が反り返り、外面に絹毛がある。
外と内の色対比もカールした姿もチャーミング

            

            
シオガマギク(ゴマノハグサ科・シオガマギク属)
高知県内では石灰岩地に多く見られます。

先日登った感風山ではあまり咲いていなかったけれどここで花盛りです。これだけ咲いているとピンクが目立ちピンク好きオバサン・・はうれしくなる~。花咲きロード・天空の道を歩く心地がする・・とは大袈裟ですかね。
花を見るには天狗の森コースは最高です。



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寒風山に登る・花③

2012-09-02 | 山野草
山野草  
■秋の気配!■8/31

秋になったのを感じる花の1つは名前に秋がつく「アキチョウジ」でしょうかね。まだほんの少ししか咲いていませんが秋色と言える紫色が夏の終わりを告げます
                
確実に秋という感じが分かるのがダイモンジソウですね
            
此花が咲くと確実に秋なのでまだ可愛い蕾しか見せてくれませんででした。
            
でも、またこの蕾もかわいいのですよ。・・ウメバチソウ
          
遥か昔、うら若きころ最初に山野草の名を覚えたのがこの花なので思い入れがある。
            
ヤマジノホトトギス
            
オトコエシ
いくつかの花で秋を感じる一方、夏の名残の花も愛でることが出来るのが今の季節でしょう。
               
アオチドリ
足場が悪い見つけにくい場所で目に入ってきました。
            
ノリウツギ
            
タカネマツムシソウ

              
ホツツジ
終わろうとしているこれらですが秋の花とバトンタッチするまではしばらく残って彩っていてほしいですよね。
      
緑の木々も10月になれば紅葉し・下旬には時折霧氷も見られます。
この場所の紅葉・霧氷はこちらをご覧ください。
      
ロープもある登りですし
      
少し寄ると大絶壁で危ないところもあります。が注意して、花・紅葉・自然の移り変わりを2人で見て行きたいものです。
            

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寒風山に登る・花②

2012-09-01 | 山野草
山野草  
■秋の気配!■8/31
  
花の山ではあるけれども8月末は花の端境期。あまり期待はできません。でも、登山口足元から秋の花の代表キク科・・咲いています。ところがなんどお勉強をしても覚えられないのが私。
      
?イナカギクかな~
足を登山モードにかえ行くのですが何せ急な道、調子が整うまでのきついこと、きついこと。せっかく見つけた花もぼけぼけです
  
ミヤマウズラ・・なんとか1株のみ発見   アキノキリンソウ・シコクママコナ
樹林帯で暗い上・曇り、その上散策とは違う登山なので単にシャッターを押すのみとなり綺麗な画像など到底無理です。それでも何とか記録に残そうとバシャバシャ撮影しつつ登ります。
       
ケアクシバ
歩きなれて息が整ったところに運よくあったのでやった~。好きなカールは一輪だけの開花でした。お花畑と言われるところに来てもほとんど花はなくあれ、残念。好きな花があったので少しだけ喜べました。
            

            

            
ミヤマトウヒレン
分布が限られているのでレッドの植物です。
            
シオガマギク
      
フシグロセンノウ
ここのお花畑でひときわ目立つ花ですが終盤。いくつもは残っていません。レイジンソウが色を付け始め、オオマルバノテンニンソウが咲こうとしてるくらいですかね
            
緑が目立つお花畑です。足元は砂利の急斜面安定しませんし・雨が少々。天気の良い日の花盛りに来たい場所です
 
ソバナ                         サラシナショウマ
      
アサマリンドウ
固い蕾が多かった中でこれだけはもう少しで咲きそうでした。頂上手前の日当たりの良い場所だったからでしょう。
展望が良ければ笹原・青空やまなみと写すものは一杯あるのですが雨が降りそうななかではゆっくり被写体を探すこともせず見たものを残すことだけです。
他にはノダケ・ハナウド・ヒナノウスツボなども見られました。少ないと言ってもまだ明日へ続けられるのでそれなりにあったということでしょうか。






      


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