もともと、オレは、ペットに関しては、民法などで取り扱われる扱い以上の感情は特に持ち合わせていない。
でも、イタチ(商品呼称スーパーフェレット)が好きだ。
フェレット。最近、家族に加わった2名、コテツとツムジ。
実は、以前にも飼っていた。このブログにもチョコチョコ写真を掲載していたのが、コタロー(享年6歳)だ。
昨今の日本の住宅事情にこれほどマッチした愛玩動物(あまり好きな表現ではない、コンパニオン・アニマルの方がマシだと思う)はいないと思うので、時折、書くことにする。と、言うのは口実で、イタチが好きなのだ。
今回は、フェレットの「愛玩動物としての紹介」編。
何がスーパーなのかと言うと、去勢(避妊)及び臭腺除去手術済みなこと。
臭腺があると「イタチの最後っ屁」といわれるように、強烈な一発をかます。とても常人がガマンできるレベルではないらしい。
また、去勢していないと発情するので、特にメスは交尾させないと「エストロゲン過剰症」になって死ぬこともあるらしい。オスは凶暴化するらしい。発情はないほうがいいというので、去勢済みにしてある。
①人なつっこい、ナイスなヤツなのだ。
基本的にフェレットは人間が好きだ。勝手ワガママではあるが、人間にかまって欲しがる動物だ。多少、咬むクセのある場合があるが、これも、かんだときに鼻っ面にデコピンをあてて「コラ!」と、シツケれば、割と、スグ、咬まなくなる。名前くらいは覚える。
また、複数匹の同居も可能。過激な咬み合い遊びなどもするが、怪我するほどやらない。
帰宅すれば、人の気配に「おかえり~」と起き出てくるし、床に放せば足元チョロチョロ。カワイイやつなのだ。
②コイツは手がかからない。
エサは専用のフード。小さいときは、お湯でふやかしてやる必要があるが、1ヶ月もすればそのまま食うようになる。水も、ウサギ用などの水やり機などで、置いとけば勝手に飲む。トイレは猫砂を入れたコーナー用のトイレ器を設置すればOK。
温度管理は人間より若干低めでOK。でも、前飼ってたときは夏場35度の共同生活もダイジョウブだった。
フンの処理は、最低でも1日1回は必要。エサと水はなくなったら入れる、位のつもりでもイイ。寝床にするハンモック様のものと、上記の内容が納まるケージが必要。
あとは、気の向いたときに部屋に放す(排便を確認してからの方が無難)などして遊んでやればイイ。ポケットなどに入れて散歩も、面白い。
また、数日なら、放置して出かけるのも可能。カワイソウなのでオススメはしないが、1週間くらいは水もエサもなくてOKという話も聞いたことがある。
体臭はあまりキツクはないが、気になってきたら、一緒に入浴して、人間用のシャンプーで洗ってやれば、ニオイはなくなる。この、入浴も結構楽しい。
ちなみに、オレが独身の頃は、夜間は部屋で放し飼いにしていた。朝、起きると、枕元で寝てたりして、愛情感じることウケアイだ。ただ、引っ越すとき、テレビ台の裏から大量のフンが出てきて驚いたけど。
③割と頑丈
小さいが、体が柔軟・しなやかで、多少の落下などでもケガをしない。通常、病気もしない。フィラリアとジステンパーのみ要注意。屋外へ一切出さず、防虫もできている場所なら予防接種も要らないと感じるくらいだ。人のインフルエンザはうつる。高熱で寝込んで、食欲がなくなったりするが、じきに、直る。
④鳴かない
小声で何かうなるくらいで、鳴かない。音もケージの音くらいしか出さない。ただ、大事があると、人がびっくりするような声を出すときがある。以前、ZZRに使用していた充電中のバッテリーを体の上に落として「アンっ」と驚くような声を上げたことがあった(コレでも怪我しないとこがスゴイ)。6年間の同居生活の中で1回きりだったけど。
⑤事故
何でも、面白そうなものは食う。ばかだ。やわらかげなモノ(スポンジなど)は放すときは床に置かないほうがイイ。1Mくらいの落下でケガをすることも、ほとんどないと思う。
長くなったので、続きはまた。