憧憬、大艦巨砲主義w

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進化とタイカ。

2007-08-05 21:57:46 | バイク四方山
 

かつての愛車、ワルは2台購入した。

初代。記憶はあいまいなのだが、97年に購入した96年型だったかしら。
このバイクは、実に気に入った。オレのスタイルにハマったのだと思う。
しかし、蜜月は長く続かなかった。
98年。結婚資金に交換せざるを得なかったのだ。

00年(コレも記憶があいまいだけど)。リベンジ。2代目のワル。
この時代のワルは、リバースギアが標準装備となり、ツアラーもランナップ上にいた。
オレはこのワルの「進化」に対して、「ホンダ、商業主義に堕ちたか!」と思ったものだ。

オレは、かつての「プロジェクトBIG-1」において、「乗れるもんなら、乗ってみな。18インチの車高に付き合いきれるのかい???」ってな志向にシビれた一人だ(買ってないけど)。

んで、ワルだけど。
この仕様で、リバースギヤは要らんだろう!
ヘンなスクリーンやバッグも要らないよ!
引きまわせないのなら、他の車種に乗ればいい。GWだっていいはずだ。
ラクしたいのなら、それこそ、GWに乗るべきだ。
ワルにはそれなりの動力性能と意力が込められているのではないのか!
CHIPかぶれの、あのオジサマ達に乗らせるつもりか!

んでも、他に選択肢を持たなかったオレは、新車購入の資金を準備しながらも、再び96式のワルをセコハンで購入することになった。

前説長い(いつもです)けど、本題(コッチはワリと短い)。
ABS、TCS、CBS。車輪周りのシステムに限っても、思いつくだけで3種類。
最近では、バイク用のナビも花盛りだ。
そう。
バイクにはヒトに優しい装備が次々と採用され始めている。
商品価値は高まり、価格は上がり、車体に対する市場の評価もそれらを織り込み始めているようだ。


でもねぇ。
悪いが、オレには、どれもコレも、要らねぇよ。
っつーか、それらの装備を必要とする人間にはなりたくねぇ。
どうも、それらの装備に自分が甘えて退化していくように思えてならない。

そして、進化と称するそれらの装備に対価を支払う気持ちは、どうしても涌いてこない。

41歳。
アナクロと笑われるだろうか(笑)。
コメント (6)
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