山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

お座敷天婦羅 つくも

2011年05月29日 | 蕎麦

 カウンターで親方が揚げる旬の素材の天婦羅がおいしい「お座敷天婦羅 つくも」さんに再来。

器やサービスの提供にもセンスを感じるお店です。

手打ちのお蕎麦も、愛情をこめて打っているという職人魂を感じるのは、私だけでしょうか。

ご夫婦で切り盛りしているお店です。

山形のお蕎麦屋さんには珍しく、店頭の暖簾の下にメニューボードが掲げられています。

東京で修行した親方らしい、ゲストを大事にしたい思いが伝わってくるようです。

以前は、揚げたての天婦羅を一つ完食して、少しの余韻の後に、次の天婦羅が来て、最後にお蕎麦が出るパターンでした。

天婦羅を完食した後の蕎麦というのは、インパクトが薄れる感がありましたが、今回は天婦羅と蕎麦がいいタイミングで出てきました。

田舎蕎麦は、蕎麦の香りや甘味の醍醐味を感じます。

今回、蕎麦粉に紅花を練りこんだお蕎麦を頂きましたが、蕎麦は更級風で、上品な味わいでした。

どちらの蕎麦汁もあっさりしていて、個人的にはもう少し変化が欲しいところでした・・・

食後、このお店独特のドロドロッとした濃厚な蕎麦湯を頂きながら、デザートの蕎麦ぜんざいで〆る。

お昼のお蕎麦屋で、こんなにも上質な時間を過ごせるとは・・・

 

食後寛いでいると、なぜか・・・

再来して、かつて頂いた「鱈子」や「椎茸」の天婦羅の旨さの記憶が蘇ってきました。

「食」というものは、まさに一期一会なのですね。

今回は、ふわりと軽く、早春の山の香りがする「蕗の薹」が一番印象的でした。

歳を重ねるということの進化というんでしょうか、味に対する欲求と記憶と喜びを感じる年齢になってきたのかな~私?

 

■お座敷天婦羅 つくも

住所  山形県山形市成沢西1-1-23
TEL  023-688-5583
営業時間 11:30~14:30/17:30~20:30