渋温泉の 横湯川を上流に向かい、天川橋を渡ったところに、 渋温泉の一番奥のお宿「天川荘」があります。
温泉街から随分と離れているような第一印象を持ちましたが、緑に囲まれ閑静な場所です。
「家庭的なお宿なんですよ~」と元気な女将さん。
お部屋まで案内して頂き、お茶をいれて下さいました。
陽の光が、窓辺でキラキラ輝いていました。
お菓子には、温泉まんじゅうが用意されていました。
内湯は源泉かけ流しで、お湯はなみなみと浴槽から溢れています。
とても鮮度の良いお湯で、じんわりじんわりと体が温まり、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
お宿は満室にもかかわらず、ほとんど貸切状態で入浴できたのが不思議なくらいです。
外のガレージの横には、貸切露天風呂があります。
宿泊者には到着順で、このお風呂を一回予約することができます。
お湯がとても熱くて、水を足しながら入浴。
こんなに広い岩風呂の露天風呂は、ふたりで貸切るには大きすぎるくらいでした。
かなり照明が落とされているので、足元に気を付けなければなりません。
夕食は宴会場を仕切った個室風のお部屋で頂きました。
前菜は、手作りのお惣菜で嬉しかったのですが・・・
その後、秋野菜のパイ包みや豚バラ肉のトマト煮など次々と家庭料理の王道メニューが出てくるので・・・
しだいに「転地効果」が薄らいでしまうのでした。
朝ご飯は、自家製のできたてとうふや温泉たまごが嬉しいメニューでした。
食事処が広すぎて、何となく落ち着かない私でした。
■天川荘
住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1263-イ