山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

をりふしの宿 昭月

2014年09月14日 | 温泉

磐梯熱海温泉の開湯は800年前である伝えられています。

熱海という地名は、奥州合戦の後にこの地の領主になった源頼朝の、家臣であった伊東祐長の出身地である伊豆「熱海温泉」に由来するとか。

また、南北朝時代から室町時代初期の頃、公家の娘「萩姫」が不治の病にかかり、夢枕に立った不動明王から、都から東北方面に行き、500本目の川岸に霊泉があるというお告げを受けたといわれ、これに従い当温泉に辿り着いた萩姫は、湯治して全快したとも伝えられています。

温泉街を流れる五百川は、この伝説が名称の由来となっているそうです。

今回の宿は「をりふしの宿 昭月 」さん。 

チェックイン時、ロビーで少し待ちまっている間、お庭の緑が見えてホッと心が和みます。

2Fのお部屋に案内されました。

この和室も、まるで森に取り囲まれたように緑がいっぱい溢れています。 

森の向こうに神社が見えます。

明日のチェックアウト後、お参りしてみたいと思います。

部屋にバスタブがありますが、温泉ではありません。

女将さんにお茶を淹れて頂き、歓迎を受けました。

お菓子は、冷やした餡こ玉です。

お部屋以外にも、ゆったりした共有空間があるの、贅沢な宿です。

2Fにはまるで個人の趣味と思えるような、素敵な読書コーナー・リスニングルームがありました。

ここで、クラッシックもジャズも楽しめます。

私はお風呂あがりに好きな本を1冊チョイスし、部屋に持ち込んで完読しました。 

湯治宿とは違い、本も新しくて、様々なジャンルの本が揃っていました。

1Fでは「山と渓谷」など山の好きな方向けの雑誌なども充実していました。

1Fのお風呂は男女別の内湯。

わずか12室のお宿です。

温泉は「アルカリ性単純温泉」で源泉約54度。

無色ですが、湯口に鼻を近づけると、微かに硫黄の香りを感じました。

磐梯熱海温泉の共同源泉を汲みあげ、そのまま加温・加熱せず、そのままお風呂に流しています。

 

また2Fには家族風呂が1つあります。

温泉は1Fと全く同じです。

鍵が開いて入れは、そのまま鍵を閉めて入ることができます。

運よく、何度かこのお風呂に入浴することができました。

入浴して最初のうちは肌がヌルヌルし、「美人の湯」といわれる所以を実感できます。

温泉効果ですぐに体はポカポカ。

源泉54度の温泉だから、長湯したくてもなかなか・・・。

温泉の縁に腰かけたり、半身浴したりしながらの入浴でした。

 

◆をりふしの宿昭月