山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

をりふしの宿 照月 食事

2014年09月15日 | 

「をりふしの宿 照月」さんは12室の贅沢な宿で、全ては部屋食です。

18時頃の食事をお願いすると、程よい時間に運ばれてきました。

お献立表も準備されていました。

「先付」は、胡桃焼き茄子豆腐 クルマエビ 三つ葉焼胡桃。

程よく切られた焼き茄子がこの豆腐の中から出てきて、サプライズ!

焼胡桃の香がしいこと。

「酒肴」はどれも工夫が凝らされて、楽しい気分で頂きましたが、特に印象的だったのは「温度玉子サーモン茶巾」。

醤油漬けされた卵の黄身はねっとりと柔らかく、それがサーモンの刺身に包まれ、柿に見立てて籠にのっています。

次に、松茸にささ身がグルグル巻きにされて、その取り合わせの意外さと、松茸の香りだけでも良いものをあえて肉を巻きつける妙は・・・贅沢なのか邪道なのか?そんなことはどうでもよいけど、思わず微笑。

「お椀」は鱧玉締めすまし仕立て 松茸 巻湯葉 黄菊。

これは鱧が柔らかくて、しかも松茸も食べ甲斐があって、見た目にも綺麗なお椀でした。

「向付」は鮪、平目と北寄貝の3点盛。

北寄貝がダントツ良かったです~甘くて。

このあたりは、どちらかというと会津らしくて「飛露喜」と「天明」の地酒を一合ずつオーダーしました。

純米無濾過生酒の「飛露喜」は、酒の造りもよく、食事にとても合って美味でした。

「焼物」は秋鮭のムニエル。

「強肴」は鴨肉と隠元のトマトサラダ。

これがメインとは、ちょっと相容れない気持ちもしますが・・・

「おしのぎ」の狐蕎麦は、意外な盛りつけ。

蕎麦はごく普通のものでした。

「煮物」は穴子湯葉巻 丸茄子煮卸 蕪。

穴子がトロトロに柔らかくて、印象的でした。

「酢肴」は焼しめ鯖。茸卸しポン酢 いくら。

いくらが地酒に良く合いました。

炊きたての会津産のコシヒカリが〆。

ご飯の甘い香りが魅惑的。

料理長手作りのマロンクリームのロールケーキ。

食事が終わると、お布団が敷かれます。

 

さて、朝ご飯は8時。

その前にお布団を片づけられます。

朝ご飯もお部屋食。

手作りのお豆腐が印象的でした。

 

こういうこぢんまりしたお宿は、とても好きです。

お料理はきちんと手作りされ美味しかったし、雰囲気もギスギスしてなくて、ゆったりと時間を過ごすことができました。

この旅館は「五百川」がすぐそばを流れていて、お部屋からいつもそこにある緑が素敵で、良い「気」が満ちているという気がしました。

網戸にすると心地よい風が渡り、セミの声も聞こえてきたりして・・・

また天然の湧水「深沢の名水」を使っているから、とにかく旅館のお水が美味しくて、何度も冷水をポットごとお代わりしました。

とても有意義な時間を過ごすことができました。

感謝!