山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

四国遍路 59番国分寺

2016年12月19日 | 神社・仏閣

55番南光坊から今治駅へ。

今治駅からバスに乗り、59番国分寺さんへ。

その日最後のお勤めのお寺です。

四国遍路では各県に「国分寺」という名のお寺があります。

国分寺は天平13年、聖武天皇(在位724〜49)の勅願により行基菩薩が本尊の薬師如来像を彫造して安置し、開創したと伝えられています。

第3世住職・智法律師のとき、弘法大師が長く滞在して「五大尊明王」の画像一幅を奉納、また大師の弟子・真如も2年間留まり、『法華経』の一部を書写して納めたとされています。

 その後の伊予国分寺は、悲運な災禍の歴史に見舞われることとなります。

天慶2年(939)の「藤原純友の乱」により灰燼に帰し、元暦元年(1184)源平合戦の戦火による焼失。

3度目は南北朝時代の貞治3年(1364)、讃岐・細川頼之の兵火によって焼かれ、さらに4度目は長宗我部元親の「天正の兵火」にかかり、堂塔を焼失したそうです。

相次ぐ罹災で寺は荒廃し、元禄2年(1689)の寂本著『四國禮霊場記には「茅葺の小堂が寂しく建つのみ」旨が記されているそうです。

本格的な復興は江戸時代後期。
幸い寺には、古瓦をはじめ『国分寺文書』『大般若経』など数多い文化財が保存されているそうです。

 

このお寺のお坊さんには、大変なところを助けていただきました。

優しい御心に感謝しています。

私にとっては忘れられない思い出となりました。

合掌