久遠の1Fには露天風呂を備えた大浴場が2つあり、男女翌朝交代制となっています。
宿泊すると、両方のお風呂が楽しめます。
ラーメンも頂ける居酒屋の傍に、冷水が用意されていました。
その日の夜は、女性が奥の大浴場「離塵」です。
長い廊下の向こうにあります。
広めの脱衣所です。
温泉は、硫酸塩泉です。
大浴場は、日中に掃除があり、お湯が溜まるまでは入浴できないそうです。
湯加減がぬるめでもよければと15時近くに案内されましたが、ゆっくり入浴を楽しむのにはちょうどの湯加減でした。
さて、露天風呂に行ってみましょう♪
陶器風呂が2つとひのきの浴槽がひとつです。
ひとり風呂は気持ちが良く、今の肌寒い時節には長湯したいものですが、こちら露天の浴槽は3つともお湯が交換されているとは思えないほどお湯が汚れていました。
湯花らしきものに紛れて既に髪の毛なども確認できました。
気持ちが悪いので、早々に陶器風呂を出ました。
さて翌朝には、別の大浴場「山水」に切り替わっていました。
脱衣所は大浴場「離塵」のの方が大きく、女性好みと思います。
「山水」のお風呂の方が、小さいようでした。
露天風呂は、半露天となっていました。
この浴槽から庭園を眺めると、切り取った絵のように見えるのが不思議です。
冬の庭園はまるで墨絵のようで、とても静かで穏やかな朝の風景でした。
温泉が絶え間なく、注がれています。
露天風呂はこちらの「山水」の方が雰囲気も良く、お湯も綺麗なのでゆったり浸かることができました。
それにしても、残念なのは、二つの大浴場ともかつてサウナ室と水風呂を備えていたようですが、今はどちらも封鎖されてしまっています。
老朽化なら修繕か改装するのでしょうが、そうでないとすると費用対効果が高いための一時的な方策としか思えません。
そういうところが見えてしまうと、一気に現実的な気分に陥ってしまい、一夜の空間をリザーブした喜びが半減してしまいます。
今回は貸切風呂を1回利用できるプランです。
貸切風呂にも温泉成分表が掲示されていました。
貸切浴室は二つあり、今回は窓の開放ができる「雛の湯」へ。
源泉温度が68度と高めのため、窓を開放して半露天風にしてゆったり寛ぎました。
夏だったら長湯できるかしら???
あたたまった体に、冷たい空気がさらりと肌を撫でていき、とても気持ちが良いです。
しだいに暮れていく景色の変化を楽しみながら、充足感のある時間を過ごすことができました。
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