その日、高知28番からスタートし、足摺岬にある38番金剛福寺さんで打ち終えという、超難関チャレンジが目標でした。
16時には37番さんを打ち終えることができましたが、38番迄の車1時間50分(Google)という道のりは、どうしても無理でした。
それでなくても、10の寺をまわり、頭の中がグルグルしています。
このルートで、夕刻の38番納経ギリギリ時間帯に、速度超過で罰金を払わされたというお遍路さんのブログもありました。
38番さんをギリギリ打つか、朝一(7時納経)か、いずれかの攻略法として、「橋本駅」がキーになることを思いつきました。
38番金剛福寺へは、「橋本」から足摺岬(金剛福寺)に行き、「橋本」に戻り、56号線を利用して39番延光寺へ向かうルートが一番時短でラク道だからです。
つまり「橋本」で泊れば、金剛福寺を打ち終えたとしても、打てなくて翌日に持ち越されたとしても、最少リスクで済みます。
そこで橋本の宿泊地として選んだのは「ホテルココモ」さん。
2Fがフロントになりますが、徒歩2~3分程の場所に、「サンリバー四万十物産館」やコンビニがあり、とても便利でした。
鍵を渡されてお部屋へ。
可もなく不可もなく。
電気ポットは格納されており、テーブルを広く使うことができました。
お部屋からの眺め。
お部屋はバスなしなので、大浴場に行ってみましょう♪
温泉ではありませんが、天然の四万十川の地下水を沸かしているようです。
シンプルな洗面所ですが、女性キーがあって安心して入浴できました。
お湯に浸かると、その日の疲れもどこへやら、とてもリラックスできました。
サウナ併設。
大浴場独占状態につき、普段はNGなのですが、サウナに横になってウトウト・・・。
お風呂上りにお部屋に戻ると、そのままベッドの上でバタンと寝てしまったようです。
高知のお遍路は、車であっても、毎回本当にキツイです。
「修業の道場」とも言われてる所以が、体で解ります。
「やり切る」という意思の強さをいつも試されている気がしてなりません。
翌朝5時少し前に起床。
お化粧をして、フロントさんに「お遍路に出掛けてきます」と一言述べ、足摺岬の38番さんへ。
ところがナビが古くて、途中今となってはあまり使われていない延々と続くクネクネ山道へといざなわれ、到着予定時間を超過してしまいました。
ホテルに戻ると、支配人さんが心配して待ってくれていました。
「ただいま~」で、朝食会場へ。
このホテルの朝食は100円で、和食か洋食が選べます。
かろうじて、カップルさんが食事中でした。
朝食は9時までです。
おにぎりがあたたかくて、お米が美味しかったです♪
卵焼きも好きな味でした。
なんと朝もお風呂に入れるというので、朝食後は軽く朝風呂で汗を流し、39番さんに向かいました。
■ホテルココモ
住所 高知県四万十市右山366
TEL 0880-35-1133
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます