仙台駅前にある「ホテルモントレ仙台」さんは、中邦の町プラハのイメージのホテルで、結婚式会場もあります。
入口は独特の扉で、1Fのロビーは解放感がなく、暗い印象を持つ方もおられるかもしれませんが、私はこのホテルが好きなんです。
泊ったことはありませんが、仙台の街中のホテルランチなら、ここは間違いないと思ってます。
フロントをスルーして6Fへ。
「日本料理 隨縁亭」
店内入って消毒と検温。
落ち着いた雰囲気の店内です。
おひとりさまは、カウンターでお食事されていました。
地酒にもこだわりを感じます。
ワインと日本料理もマリアージュも楽しめるドリンクメニュー。
地酒の利き酒セットをオーダー。
3品好きな地酒をチョイスすることもできるそうで。
目の前で注いで下さいました。
まずは、純米大吟の「宮寒梅」を頂きますと、ふくよかな香りと共に、凛とした味わい。
思わず、鳥肌が。
美味しすぎる!
精米45%。
次に乾坤一の「冬華」を頂きますと、これもまた色香のある地酒でした。
ササニシキ50%精米で、この味になるの?という、驚き。
湯葉豆腐。
繊細で完璧。
筍の真丈。
筍?と料理が終わった後で、聞いてしまいました。
美味すぎ!
その後、運ばれてきたお料理の素敵なこと。
料理長は、春の絢爛なイメージに仕立てられたと思います。
この中では、伊達巻に感動しました。
きちんとお魚のすり身を使っていて。
年末にスーパーで販売されている「伊達巻」は、まがいものですよね。
仙台だから、伊達のお殿様の文化をきちんとした形で入れてくるのも素晴らしいですね!
お刺身2点盛は、身が折りたたまれていて食べ応えがありました。
かわはぎのもっちり感と後追いでくる甘味が、今まで食べたかわはぎの中でも素晴らしかったです♬
天婦羅は薄衣をまとわせ、上質な仕上がり。
稚鮎の苦み、尻尾のあたりの繊細な白身の味がたまらないですね。
稚鮎さんはその若さでs私に食べられてしまうのですが、私はもう何十年も生きてるのですから、稚鮎さんありがとうの気持ちで頂きました。
最後には、お蕎麦かご飯(桜とシラスの炊込みご飯)がチョィスできます。
赤だしの味噌汁で〆られるなんて、本当に満足♬
最後にデザートのプリンとコーヒーを頂きました。
幸せな2時間でした。
もう一年以上マスクしてますから、嗅覚が少し鈍っている気がしています。
嗅覚が鈍ると、味覚も鈍化してくるように思うのです。
このランチを頂いて、本当にホテルモントレ仙台さんの接客の素晴らしさ、美味へのこだわりを感じることができました。
そして私にもまだ、美味しさを十分に感じられる味覚があるのだと、安心できた時間でした。
本当に、ご馳走様でした。
また季節を変えて、伺わせていただきます♬
■ホテルモントレ仙台 日本料理 隨縁亭
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