山形県最上郡大蔵村の肘折温泉では、13年目を迎える「ひじおりの灯」イベントが、7/26~9/16に開催されました。
このイベントは、東北芸術工科大学の大学院生・卒業生を中心とした9名の若手作家によるもの。
温泉街で逗留制作を行い、湯治場の暮らしの情景や雄大な自然、古くから語り継がれてきた民話や信仰などの物語を八角の灯籠に仕立て、夜の肘折温泉街をロマンチックに映し出します。
肘折温泉が開湯1200年を記念して始まったオリジナルの灯ろう展示会なのですが、イベントの定着とともに、当時色の強い温泉街にも、若い方々が集まるようになったと言われています。
昔の雰囲気を残しつつ、歴史ある肘折温泉の湯治街は、少しずつ、ゆっくりと進化してきているなぁ~、と感じました。
灯籠は、力作ばかりで、感動しました♪
銅山川沿いに佇む肘折温泉街の静かな夜。
皆、八角の灯籠の美しさに、小さなため息をつくように見つめているのが印象的でした。
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