山形県大蔵村にある肘折温泉をお散歩。
源泉公園に行ってみましょう。
銅山川の上流にあるこの温泉ドームのながでは、源泉が自噴しているのが観察できます。
かつてはこの場所に足湯があったのですが、現在はなくなっていました。
お休み場では、源泉を直接触ることができます。
空気変化ででしょうか。
オレンジの湯花がこびり付いています。
泉温は73度くらいとの表示があり、やはりとても熱く、お湯に触れたのはほんの一瞬くらいでした。
それにしてもダダ漏れなんて、贅沢ですよね。
自然の懐は深いですね。
泉質は、ナトリウム、塩化物、炭酸水素塩泉です。
肘折温泉はこぢんまりした温泉街ですが、中心部には神社があります。
階段を上ります。
鳥居の横には、火伏の神・秋葉山神社の石碑があります。
肘折温泉では20年間に3度もの火災に見舞われたことがあり、石碑を建立するにあたり、石は銅山川の大蛇伝説のある小松淵から運び、碑文は仙台市瑞鳳寺の南山和尚に依頼しました。
石碑建立後、火事はなくなったとされています。
湯座神社、別名・薬師神社。
秋葉山碑を横切った小高い丘に鎮座しています。
湯坐神社の下には公衆浴場「上の湯」(大人250円)があります。
営業時間は、8:00~18:00
肘折温泉宿泊者は、宿が発行の上の湯チケットで無料で利用できます。
素朴な作りの脱衣所。
お地蔵様がお祀りされている内湯。
開湯伝説の地である地蔵倉で修行していたお坊さまが、地蔵さまのお導きにより、肘折温泉を発見されたと言われています。
柔らかい湯触りで、ジワジワ汗がでてきますが、湯上りは心地よいすっきり感があります。
源泉かけ流しで、パワーがある温泉でした。
昭和12年に建てられたという旧郵便局舎は、温泉街の真ん中にあり、レトロな雰囲気に色香を感じます。
各種イベントの会場としても活用されています。
9月の朝市は6時から。
新鮮なお野菜や地場産品が並びます。
農家さんとのおしゃべりを楽しみながら、買い物をする方が多く、温泉街ならではの、心あたたまる雰囲気でした。
いつも時間に追われている環境から離れて、少しのんびりしたい方にはおすすめの肘折温泉でした。
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