「ホテルセレクトイン四国中央」さんから、65番三角寺さんへ。
三角寺さんには所有する駐車場がないようで、車遍路さんは民間駐車場に停めるしかありません。
お寺さんは何も悪くはないのですが、今回もまたここで少し嫌な思いを感じてしまいました。
本堂。
66番雲辺寺さんへは、往復ロープウェイを使いました。
標高は927mと、四国遍路では一番高所にある霊場です。
今回3回目の雲辺寺ですが、晴れ渡った快晴には一度も恵まれていません。
五百羅漢像。
山門。
本堂。
「おたのみなす」というブロンズの腰掛けは、願いをかけながら腰掛けるとご利益があるのだとか。
昨年秋は、こんなお札まみれじゃなかったのに、ここまで具象化されるとげんなりしますね。
67番大興寺さん。
かつて、天台、真言の修行僧たちがそろって修業した寺院。
それにちなんで、天台大師堂があり、県の天然記念物となっています。
ここお寺さん、なんか好きなお寺さんです。
薬師如来さんをお祀りしています。
69番観音寺さん。
68番さんと1境内に2霊場です。
階段をあがると「薬師堂」があり、薬師如来さまがお祀りされています。
68番神恵院さん。
コンクリート打ちっぱなしの本堂の外観に、毎度驚いてしまいます。
2Fへ続く階段をのぼると、木の香り立つ本堂が。
本堂横の庭園も見事でした。
70番本山寺さん。
ご本尊は四国霊場唯一の「馬頭観音」さま。
長宗我部の焼き討ちを逃れた本堂は、国宝指定。
馬さんのモニュメントが仲睦まじく、微笑ましいですね。
四国遍路のなかでも、私の大好き~な、71番弥谷寺さん。
この山門からですよ、始まる煩悩消滅参道?
来たっ~、108煩悩階段!(上から撮影)
煩悩にまみれ、何が悪いんですか?
煩悩がなければ、この現世を生き抜くことができるのですか?
なぁ~んてね、考えながら階段をのぼっていると、108段もあったかな?って。
108段上れば、とりあえずは今持っている煩悩消滅と考えていいのかな?
一瞬、風が答えを運んでくれる気がします。
煩悩というものがあるのを苦しむよりも、煩悩を持っている事を知り、それを・・・。
それを?
・・・。
今回は身体健全をお願いしました。
「阿弥陀仏三尊麿崖仏」。
73番出釋迦寺さん。
奥の院は、我拝師山。
山門から遥かに見える奥の院までは2kmの参道です。
いつか奥の院に行ってみたいものです。
72番曼荼羅寺さんは写真撮り忘れました。
74番甲山寺さん。
弘法大師さんが、幼少の時よく遊んだ場所として知られています。
76番 金倉寺」さん。
ご本尊は、薬師如来。
「金」がつくだけに、小判の守りなどをお土産として購入。
77番道隆寺さん。
私の好きなお寺さんのひとつです。
境内には255体の観音様がお祀りされています。
この日あえて、75番善通寺を外しました。
善通寺は広いので、翌朝一番の7時に納経を済ませようという目論見だったのです。
ところが、その日の宿を金比羅さんの境内の近くに選んでしまったがために、結果として翌朝は金比羅さんにおまいりしてから善通寺さんというコースになってしまいました。
この善通寺界隈は、「金比羅宮参り」、「七ヶ所まいり」という参り方があります。
「古来より、四国八十八ヶ所各霊場第71番札所から第77番札所までの7ヶ寺を一日で巡拝する四国八十八番寺社名勝」という絵図に「足よはき人は 此印七り七ヶ所をめぐれば 四国巡拝にじゅんずといふ」とことが伝えられており、この7ヶ寺には、皆様をお守りくださる本尊様がお祀りされていることからも、お大師さまと共に「同行二人」の信仰をもって巡拝されると福運が授かるといわれていすそうです。
この近くに住まわれている方は、いまでもこの信仰があり、GWやまとまった休日があれば歩きなどで、巡拝する習わしがあるそうです。
信じて大事にできるものがあるというのは、幸せなことと私は思います。
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