6月のことでしたが、縁起の良い「天赦日」と「一粒万倍日」の吉方旅行に行きました。
天赦日は毎年5~6回しかない貴重な休日で、一粒万倍日と重なると効果が倍増すると言われています。
私は縁起にあやかるべく、羽黒山の「三神合祭殿」にてご祈祷を受けることにしました。
羽黒山参拝は4度目になりますが、今回は内容盛りだくさんのスケジュールを予定しており、2446段の杉並木の参道は上らない計画です。
羽黒山ふもとの無料駐車場を通り過ぎ、羽黒山有料道路(400円)を支払うと、羽黒山の駐車場が無料です。
三神合祭殿までは、歩いてすぐです。
駐車場に隣接して、お土産物屋さんや軽食を頂けるお店もありました。
出羽三山歴史博物館。
駐車場からも鳥居があり、傍にはお手水場もあります。
ご祈祷は時間が決まっていますので、受付を済ませたら、ロビーで無料のお茶を頂きながら待ったり、境内を散策するのも良いと思います。
「三神合祭殿」の現在の社殿は、文政元年(1818年、江戸時代)に再建され、萱葺の建造物としては日本最大の大きさなのだそうです。
茅葺屋根が厚さ2.1mで、総漆塗の内部となっており、来るたびに風流なたたずまいに圧倒されます。
令和元年11月30日まで国宝の内部五重塔の特別公開がされており、普段見ることができない秘仏も合わせて公開されています。
三神合祭殿の前にある「鏡池」。
もともとは、本殿の御手洗池で、神秘な池として羽黒信仰の中心とされていました。
平安から鎌倉時代にかけて奉納された銅鏡がたくさん埋納されたいることがその名前の由来で、現在、そのうちの190面が出羽三山歴史博物館に収蔵されているそうです。
昨年にはなかったのですが、石塔が奉納されていました。
鏡池はパワースポットとも言われています。
さて、三神合祭殿には、月山・羽黒山・湯殿山の神々が祀られており、ここを参拝すれば三山を巡ったことになるとされています。
その日は午後の婚礼の後、4組の祈祷者と祭殿に通され、ご祈祷を受けました。
心が軽くなり、すっきりした気持ちになりました。
私の願いが、出羽三山の神々さまに届くことを願いました。
御祭神はこのようになります。
月山神社(真中):月読命(ツクヨミノミコト)
出羽神社(向かって右側):伊氏波神(イデハノカミ)、倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)
湯殿山神社(向かって左側):大山祇命(オホヤマツミノミコト)、大己貴命(オホナムチノミコト)、少彦名命(スクナヒコナノミコト)
数日後、私の願いが思いもよらぬスピードで叶ったことには私自身も驚きましたが、神々や仏様が開いてくださった新しい道に、感謝の思いを欠かすことなく、しっかりと歩んでいきたいと思います。
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