山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

一歩

2011年03月23日 | つぶやき
かつての日常とは違う日々の中、何とか自分を取り戻したくて、今だからできる懸案事項を実施しています。
2日目の今日は自転車で、あの日からストップしたままの事のため出かけました。

自宅から出てまず驚くのは、ガソリンスタンドに並ぶ、停車中の車の長蛇の列。
皆かなり疲れている様子に見えました。



広瀬川に架かる高架橋には、あの時間から新幹線は取り残されたままです。

青空なのに、なぜか小雪が枯れ果てた涙のように舞う、そんな朝でした。

今まで、私は朝が苦手でした。
朝のいち早い行動は、気持ちが前向きになり、行動範囲も広がり、時間を有効活用できるのを体感できました。
空気をいっぱい吸って運動すると気持ちも前向きになります。

きっと私にも何かできるような気がしてきました。

手打うどん

2011年03月22日 | 
東日本大震災後、都市ガスがストップしたままです。

オール電化住宅は、電気が復旧すれば生活は元に戻りますが、都市ガス利用者の生活が回復するには、もう少し時間が必要なようです。
プロパンガスは、地震直後も使うことができますが、供給に必要な足となるガソリンがない状況が長引けば、家庭のプロパンガスが空になる可能性もあります。
お湯が沸かせない生活は、本当に不便です。

今日は、両親がお風呂を借りに来てくれ、頭が痒かったけど、すっきりした!と喜んでました。

病気でもなく、何かしたいのにとりあえず何もできない生活、そんな生活を楽しもうと思うのですが、それ以上に無気力になってしまっている自分がいます。
それではいけない、そう思い…懸案事項を少しづつ実施することにしました。

台所の商品庫を開けると、中力粉がありました。
それはかなり前、うどんを作るために買っていたものでした。
材料まではととのえたものの、時間がなかったのです。

第一弾は、手打うどん作りに決定!



うどんは、水と塩と中力粉があればできます。
祖父母の代あたりの頃、地方によっては「うどんを手打できないと嫁に行けない」といわれていたそうです。
女性が社会で活躍できるようになったのも、うどんをはじめとする加工食材が安価で手に入るようになり、台所に立つ時間が少なくて済むようになったことも関連していますよね。

粉に水を混ぜた後は、ちょっとしたお砂場遊びのようで、それなりに楽しいものです。



「煮込みうどん」完成しました!

手打のうどんは、アツアツでお醤油のしみ込みもよく、モチモチ感が違います♪


10日ぶり

2011年03月21日 | 
今朝、ヒトママがお化粧していた…
なぜニャンか?



どこか行くの?



ヒトママは自転車で出かけてしまって、僕は…!

助かった金魚君たちと、僕は待っていたWA。



もう少し通電が遅かったら、家猫の僕はお友達の金魚君たちとお別れしてたNE。



あっ!
ヒトママが帰ってきたニャ~♪



こんなに買えたのかニャー?
ヒトママにとって10日ぶりの買い物だって!



にんにくはあるけど…
カツオは?



そう…鶏肉で我慢NE。

被災施設では温かい食事を食べれていない方も多いニャ、ごめんNE。

少しづつ、時間は前に進んでいるはず。
だから、皆で頑張ろうニャ。








2011年03月20日 | つぶやき
とても古くから、大変お世話になっている知人が、我が家のお風呂を借りに来てくれました。
知人は、東日本大震災の津波で家を失い、一部倒壊した職場の警備を兼ねそこで寝泊まりし、悲惨な生活を送っています。
所有していたレトロカーも流されてしまいました。

一晩、いろいろ思い出を語り合いました。

翌朝になると、レトロカーを探しに行きたいというので、相方も一緒に探しに…



その場所は、砂に残骸が埋もれた状態となっていました。



知人の家は、まるで砂上の家のようです。
震災前は、住宅地だったのです。

「何もない…」諦めかけていたその時…
少し離れたところに、写真が一枚…
それはそれは…
彼がそこに住んでいた唯一の、かけがえのない証でした。


記念日

2011年03月18日 | つぶやき
大変な時期を皆で乗り切ってきたサークルの仲間全員の安否が、やっと今日確認でき、とてもホッとしています。
一方、津波で家を失った仲間もおり、これからの生活が一日でも早く回復できることを祈ることしかできません。


東日本大震災後、ガソリンが想像以上の入手困難な状況に置かれ、JR不通の中、遠方からの通勤者は今、どうしたら会社まで通勤できるかという問題に直面しています。
今日のニュースでは、少しづつタンクローリーが来はじめているとか。

避難所では、食料の配給、寒さ、絶望、持病、薬の問題が悪化していますし、さらに原発の問題、ガソリンがないので逃げようもない混乱、仕事を失うなど、これからまだまだ大変険しい生活が続きます。
都市ガスの復旧にあと1カ月程度かかるとも聞きます。

今日は知人がお風呂に来てくれました。
ガスが出ず、水は近くの小学校に汲みに行く生活に加え、買い物さえできないので、まともな食事もできず、ジーンズもゆるくなったそうです。
お風呂を借りに私の家まで来るのさえ、いつ来るかわからないバスを待ち、必要以上に歩き、またいつ来るかわからないバスを待って寒い中を帰るしかないのです。
こちらも送り迎えしたいのですが、肝心なガソリンがありません。

会社が営業できない為、一日家に引きこもることを余儀なくされている仲間もいます。

また、被災から今日で1週間が経ち、簡素で偏った食事にウンザリする声が出てきはじめています。

昨日相方が通勤の帰り、セブンイレブンの搬送用のトラックを確認し、並んでお弁当を調達してくれました。
凄まじい勢いで、即完売したそうです。

今日は私にとって、ある大事な記念日でした。
「花屋を廻ったけど、どこも枯れた花ばっかりで…ごめん」と相方。
何年も続けてきた彼のしきたり…
かえって申し訳ない、そんな気持ちになりました。



とっておいた昨日のコンビニ弁当を温め、ベジタブルシチューで乾杯!
こんなにコンビのお弁当おいしいの?と思えるほど、久しぶりに食べたお肉も海老も絶品でした!

家族がいなかったら、こんな美味しさは感じることができないでしょう。

感謝!