山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

平泉中尊寺

2013年09月23日 | 神社・仏閣

世界遺産に登録された中尊寺。

寺伝によると、850年に円仁 (慈覚大師) が関山弘台寿院を開創したのが始まりとされ、その後貞観元年 (859年) に清和天皇から「中尊寺」の額を賜ったとも言われているそうですが・・・

 1126年の『中尊寺供養願文』には、「蝦夷」の征討以来、奥州での多くの戦で亡くなったものの霊魂を敵味方の区別なく浄刹(浄土)へと導くとともに、奥州に現世の仏国土(浄土)を造ろうとした初代清衡の願いが示されているそうです。


12世紀末期の中尊寺には、40にも及ぶ堂宇と300にものぼる禅坊(僧侶の住居)が存在したとされているそうですが、1337年の火災により、金色堂、その覆堂、経蔵の一部を除くほとんどの堂宇は焼失しました。

近世になると、仙台藩主伊達氏の庇護の下に、現在に残る他の建造物や月見坂などの参道が整備されたそうです。


 現在の中尊寺境内には、本坊をはじめ、17の支院、白山信仰に基づき北の鎮守社として勧請された白山神社が存在しています。

時は8月の下旬・・・立派な杉林のなかの坂道を汗を拭いつつ、のぼりました。

こんな自然豊かな自然に囲まれた平泉町。

 

 

沢山のお堂をひとつひとつ巡ります。

案内が少し足りないような気がするのが残念・・・

大きな杉がくっつきあって、ひとつの体を成している姿には、メッセージ性があるように感じます。

本堂へ。 

 

 

合掌。 

この向こうは金色堂。

 金色堂は、この建物の中に保存されています。

黄金に輝き、エネルギーに満ち、その完璧なまでの美しさには圧倒されます。

この建物の中に入れば、藤原3代の時代にタイムスリップして、平泉の発展の凄成り行きを見てみたいと思うに違いありません。

 

 

 

 

 


優香苑 食事

2013年09月23日 | 

山の神温泉「優香苑」での食事は、今回個室でした。 

手の込んだ感じの前菜。

ちょっと手が込みすぎなのか、半ば創作料理のような夕食。

 焼き茄子に餡がかかった料理は、和食の上質なお出汁と、それぞれの新鮮なお野菜の食感も楽しめるお料理でした。

岩魚の酒蒸しを注文してから、岩魚を焼き上げること20分。

とても香ばしい、丁寧な骨酒でした。

ここでは、地元のワイナリーのワインを推しており、赤ワインのボトルをオーダーしましたが、フルーティーでかつ国産ワインにしては、飲みごたえのあるしっかりした味でした。

食後のデザートのシャーベットは、冷菓として適正な温度でした。

こんなところに、旅館としての高いプライドを感じました。

 

さて、翌朝。

緑の溢れるダイニングでバイキングでした。

こんな自然の溢れる素敵な環境で、朝食を頂けるのは気持ちの良いことです。

普段いつもの私の朝食といったら、朝にもかかわらずリビングにライトON、見えるのは箱庭ですから・・・

このグレードのお宿は、お粥があるのは当然です。

岩手とあって、牛乳もコクある小岩井農場産。

お祭りのような何でもありのようなバイキングではありませんが、質の良い朝食でした。


山の神温泉 優香苑

2013年09月22日 | 温泉

駐車場に車を停めると、木立の向こうに旅館があります。

花巻南温泉峡の山の神温泉「優香苑」

2013年4月1日、「幸迎館」から改名されました。

建物の一棟一棟が1階の廊下で繋がっています。

「優香苑」建物は宮大工らによって作られたそうです。

 天井の格天井も素晴らしく、ガラス越しには緑がいっぱいで、豪華で開放的なお宿です。

ロビーでお茶を頂いた後、お部屋に案内されました。

建物が一棟一棟になっている理由は、この階段です。

2階は4部屋とプライペート感があります。

そのため普段の旅館のだだ長い廊下とは違い、他のお客様と廊下で出くわす機会がありませんでした。

今回は3間のお部屋。

さすが宮大工の建築とあって、お部屋も襖から天井から、芸術的な美しさでした。

こんな和室が私の部屋だったら・・・と思わずにはいられません。

お部屋にはツインベットもあるのですが、仲居さんに頼んでこの和室に夜具を揃えてもらうことにしました。

ベットもフカフカです♪

洗面所も綺麗でした。

 

さて、温泉に行ってみましょう。

温泉は2カ所あり、こちらはミストサウナと露天風呂を備えた小浴場です。

泉質はアルカリ性単純温泉。

少しトロリとした肌触りで、ポカポカと良く温まるお湯です。

小浴場では、右側の水風呂と温泉を交互に入浴しました。

見上げると、素晴らしい陶器の画がありました。

製作者・工房は不明で、中国製の陶器でできているそうです。

露天風呂は夏時期、アブやブユが飛来しているそうなので、早朝に少しだけ入浴しました。

大浴場は、内湯のみならず露天風呂も大きく、日帰り入浴もできるため人気でした。

泉質は同じですが、大浴場のほうが少しとろみが強いように感じました。

大浴場の陶器の画は、男女の仕切りの壁一面に施され、圧倒的な美しさでした。

サービス、施設、雰囲気共に素晴らしく、とても満足できるお宿でした。

 

■山の神温泉 優香苑

住所 岩手県花巻市下シ沢字中野53番地1

 

 

 


清流閣 食事

2013年09月21日 | 

清流閣での食事は広間になります。

過去の食事は、こちら

「ふうせつ豆の青豆寄せ豆腐」はお風呂あがりにGOODです!

一番のお愉しみは「安比舞茸の釜めし」。

安比舞茸は味が濃くて風味も強く、シャキ感が素晴らしいです。

 天婦羅盛り合せにも、安比舞茸が使われています。

近所にある「北館製麺」の蕎麦を使った蕎麦など、地のものを中心とした夕食でした。

 

朝はバイキングです。

五穀米のお粥は、今回少し臭みがあって残念でしたが、フルーツや生のお野菜も新鮮でした。

お腹いっぱいになっら、最後に一湯。

何もない場所ですが温泉がよいためか、今回も時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。

 


新安比温泉 清流閣

2013年09月20日 | 温泉

昨年宿泊した「新安比温泉 清流閣」に再訪しました。

 

この素敵なロビーに座りながら、宿泊記帳します。

そのあいだ、お茶と蕎麦煎餅でおもてなしを受けました。

このロビーには源泉の展示物があり、この旅館が持つ2つの源泉の違いが分かるようになっています。

左はオレンジ色の「強塩性の温泉」で、温泉成分が再結晶化された物が展示されています。

まるで舞茸のような形の結晶です。

質素な造りの旅館ですが、所々にお花が飾られ、心が和みます。

今回の和室は駐車場側で、眺めはよくありませんでした。

お茶菓子と氷水ポット。

炊事場があり、氷水ポットが無くなったら、こちらに替えが用意されています。

この廊下の向こうにある「らくらく湯」は、さらりとした肌触りの硫黄が香るにごり湯です。

今回は、こちらの浴槽が人気だったため、詳細は過去ログにて。

 

さて強塩性の大浴場に行ってみましょう。

昨年と違うところは、強塩性の浴槽が2つになりまったところです。

沸かし湯の温泉成分を含まない浅めの浴槽にも強酸性のお湯が引湯され、ゆったりできるようになりました。

大浴場の床は、このように温泉成分が再結晶化しています。

足裏に刺激はありますが、肌を切ったりすることはありません。

露天風呂は沸かし湯です。

季節柄「アブ」が飛来しているようなので、個人的に露天風呂は控えました。