グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

誕生日

2009-05-06 08:21:59 | 生と死

さらりと通り過ぎた今年の誕生日。
年齢を言うのに抵抗があるのは中身が伴わないから…かな、多分。。
若い頃思っていたこの年齢はもっと落ち着きがあって、もっとしっかりしていて、もっともっと…
少なくともこんなんじゃないから恥ずかしいんだろうなぁ、多分。

「緑の週間」近くに生まれた嬰児(みどりご)の名付け親だった今は亡き伯父さんは「輝く新緑のように」と願ってくれたのだろうか。
雪融けて現れた新緑は初々しさに伸びんとする強さを秘め、雨風なんかに負けない。
そんなふうになれたらいいのにね
だれ?充分強いよって。

今日は誕生日
今日は私の誕生日!

生と死

2009-03-29 08:44:14 | 生と死

昨日撮影。
風は冷たいけれど良い天気だったので、庭に吹き溜まっていた枯葉などを取り除くと、下には新芽が出ていました。
初めて陽の光を浴びたところです。
シャクヤク


クロッカス(これは数日前から顔を出しています)


ミヤマオダマキ


撮影中、銃声が3発、凄い音でした。
時間をおいてまた3発、怖い音が響き渡りました。
きっと、あの鹿だと思います。
今、正に輝いて伸びんとする芽、その一方で葬られた命。
事情がどうあれ、なんともやりきれません。
今日のこれは「動植物」ではなく「生と死」のカテゴリへ入れます。

鹿だっ!

風景

2009-02-03 10:48:50 | 生と死
のち
昨日は
もうこのまま春になるのではと思うくらいの柔らかな日差し。
赤信号のさなか、車中で流れる音楽が、見える風景にぴったり寄り添う。
前を見据えてゆっくり歩いてくる老人ひとり、杖をつきながら。
それもまた、聞こえる音楽の中に溶け込んで。
それはたくさんの父や母。
これからの私達。

楽曲「餓えたるものを良きもので満たし」~[マニフィカト]より(シサスク)

写真:今日の空。

健康診断は大事なのだ

2008-12-04 08:17:07 | 生と死

何を隠そう、一ヶ月前に数年ぶりの健康診断を受けた。
前回はコレステロールが少しだけ高め以外は全部許容範囲。
その後、看護師資格を持つ人から「健康診断は意味がない!」と言われたこともあって、行かないでいたけれど、何となく気になりだして(虫の知らせだろうか)受けてみたら、LDLが少しどころでなく異常に高い!でもまぁそれは予想の範疇だったが、ショックだったのは肝機能検査が全てひっかかったこと
「コレステロールと連動しているかも」というお医者さんの予想が当たっていることを願い、この一ヶ月コレステロールを下げる薬を飲み続けた。
その結果、LDLは基準値内、肝機能も一つを除いて基準値内に収まった(ホッ)
食生活を少し気をつけただけだから、薬の力が大。「もう暫く飲み続けましょう」と言われたが、一体いつまで?
これで、年末年始はなんとか楽しめそうだけど、ひっかかった一つがひっかかる。
そんなに飲んでませんし(ホントですよ)、これからはもっと身体を動かそうか…(正直億劫、ダメですねぇ~これが原因かも)

自覚症状が全くないまま体内は変化している。
もし、今回受診しないで放っておいたら…ゾッとします。
健康診断は侮れない! 皆さん受けましょうね

体調ワルッ

2008-11-26 11:50:47 | 生と死

今日の予定はキャンセル。こんなに天気がイイのにね。
譜面台に開きっぱなしの「ファンタジー/フォーレ」を横目で見ながら、読みかけの本の続きを読みたいと思いながら、身体が動かない。
一段落したので、内部からストップがかかったのかもしれない。

本当の輝きとは…
特別のことをして輝くのは当たり前だと思う。
それより日々繰り返す暮らしの中で、輝けることのほうが価値があると思えてくる。
それはささやかな達成感やちょっとした発見でときめく心を持つことだろうか…
何か活動や仕事をしていると、それを手放す時期(執着?を絶たなければならない時期)が大抵誰にでも、やがて訪れる。
もう少し先の話と思ってはいるが、この体調の悪さが10年後を想像させる。

ボランティア

2008-11-17 09:36:15 | 生と死

一昨日の夜、札幌にて音楽療法ボランティア。
ALS患者50代男性宅を3名で訪問。同居のお兄さん夫婦も参加。
私の演奏分:
海の見える街
アンチェインド・メロディー
遙かな大地
ブルー・シャトー(リクエスト)
アヴェ・マリア(バッハ、グノー)
冬(ビバルディ「四季」より)
今日の日はさようなら(他の皆さんは歌いました)

今回の方は呼吸器使用、イエス・ノーを目で意思表示でき、また動く指一本でチャットもされるそう。
治療法がない患者は病院に置いてくれない。そのご家族の負担はどれ程大きなものか。それでも看てくれる人がいる場合は良いがそうでない場合はどうなるのだろう。国は制度としての確立をもっと真剣に考えて欲しいと思う。私が少しだけ関わったホスピスの受け入れは現在、末期がん患者とエイズ患者だけ。ここの間口を広げる方法もあるのではないか。

「人生の輝きを求めて」~講演会にて

2008-11-16 08:38:34 | 生と死

写真:北海道大学キャンパス
昨日の札幌は先月下旬とは大違いで穏やか。ゆっくり歩いてきました。

講演会「人生の輝きを求めて」
11月15日(土)14:00~
北大クラーク会館
講師:アルフォンス・デーケン
主催:札幌生と死を考える会

入場者数:目測300
内容(私のメモより)
心豊かに生きるため、
①時間意識の再考。クロノス(物理的時間)とカイロス(質的時間~二度と来ない尊い時間)について。ただ長く生きるのではなく、人生への輝きへ繋がるのがカイロス。
②役割意識の転換。オプティミスト(楽観主義者)とペシミスト(悲観主義者)について。例:同じ残量に対して「これしか」と「こんなに」では人生の輝きが変わってくる。
③ボランティア活動の意義として、ドイツの諺に「共に喜ぶのは2倍の喜び、共に苦しむのは半分の苦しみ」
④自分の価値観の再評価をしてみる。失いたくないものにナンバリングし、実際に使っている時間との比較をしてみよう。
⑤人生の妨げになる、思いわずらいからの解放。
⑥潜在能力の可能性~活用されているのは数パーセントと唱える学者がいる。

と、ここまで進んだところで会場を出る。
先生のユーモア溢れる語り口(勿論日本語)は楽しく、最後まで聞いていたかったが講演会終了後、先生との交流会があり、そこで軽く演奏することになったのでキーボードと音合わせのため、中座せざる終えなかった。
私の演奏曲:
いつも何度でも
夢路より
海の見える街
遙かなる大地
赤とんぼ
ドイツ民謡
今日の日はさようなら
(「赤とんぼ」と「今日の日はさようなら」は皆さんの歌入り)

ドイツ民謡はデーケン先生の歌と共に、感激!
↓渡された楽譜、聞いたことがあるような無いような。


先生は日本に来られて50年、また今年は数え年で喜寿なので交流会に出席された皆さん(50人くらいかな)でお祝いもしました。
↓その時のご挨拶、とてもお喜びでした。



何年も前に先生の著書をたまたま読んでいて、まさかお会い出来る日が来るなんて想像もしてませんでした…

K先生とのお別れ

2008-10-13 08:34:14 | 生と死

昨日の朝刊のお悔やみ欄を見逃していたら、お別れのご挨拶が出来ないところだった。
14年間オーケストラでご一緒させていただいたヴァイオリンを弾かれるK先生が10日に亡くなられた。77歳。
にこやかなお顔で近づいて来られ「いい音だったねぇ」と仰ってくださったことが忘れられない。

オーケストラ活動は一昨年が最後だったがその後、ときめき(高齢者)大学でハーモニカを指導されていて、お通夜ではその生徒さん達の演奏で「ふるさと」が流れた。
入院されていたホスピスで最期の日、入浴後に大好きな「アメイジング・グレイス」をピアノで弾かれ「今日は最高」と仰ったそう。
先生らしい最期で良かった…

遺影は指揮をしていらっしゃるところを斜めから撮ったもの、もしかしてジュニアオケで振られたときのかも。とても素敵でした。
オーケストラ活動中は疑問があると口に出来る数少ないお一人でした。
その方に「どうしたらいいんでしょうね」と問うてみた。

ボランティア活動停止

2008-10-07 08:57:56 | 生と死
のち
状況の変化に伴い、気持ちの整理が付かないまま、5年半続けたホスピスの音楽療法ボランティアを辞めることに。
活動を通して得た、沢山の感動と経験とマインドはこれまでの自分のベースに加わり、必ず活かされていくと思います。
一つ辞めることはまた新たな出会いのチャンスでもあり、早く切り替えなくては…

自己紹介欄の「ホスピスの音楽療法ボランティア」を今日削除します。

写真:
最後に参加したセッションの準備中。患者さんが着席されるテーブルのひとつ。

リレー・フォー・ライフ その2

2008-08-31 01:41:30 | 生と死
このバッジはスタッフ用。
前日の大雨の割に足場はそれほど悪くなく、寒くもなく、カンカン照りでもなく、日頃の行いの良さがものを言うんですね(笑)

開幕は景気付け(?)に幌別北海自衛太鼓


千歳自衛隊第7音楽隊の演奏でリレーウォークスタート


北海道医療大学よさこいソーラン。バックは風力発電用風車。


ステージはトラックの荷台。ここでヴォーカルグループ等が5組ほど出演。
これを見ると私はストラビンスキーの「兵士の物語」を思い出します。


各ブース毎にテントが張られ、
イベントブースでは
がん健診、啓発カフェ、ホスピス・緩和ケアブース、気功、アロマテラピー、メイク講座、パネルシアター、ナダレンジャー、サバメシ(サバイバルご飯)
フードブースは5種。
31日朝は千歳「第7戦車隊」の方が焚き出しをしてくださるそう。

全体の印象としてはお祭りのように明るいけれど、ベースには「頑張れ」「頑張る」という無言の熱意が感じられ、静かな感動を覚えた。
同じボランティアとして素敵な方とご一緒できた。最初で最後かもしれない出会いではあるが、短い時間でとても良いものを頂いた気がする。
参加して良かったぁ



楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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