プティパンとパン・ヴィエノワ 2011-12-30 10:11:25 | パンとお菓子作り 今月の研究科でした。 ↑プティパン。 少し全粒分が入っていることを除くと特に特徴は無し。 成型を自由に楽しんでと言われても、限られた時間の中で、アイディアが出ずに焦ってしまう。 残ったトッピング材料を美観そっちのけで全部乗せたのが一番美味しかった。 パン・ヴィエノワ。ウィーンのパン。これも味に特徴はなく、成型3種の勉強でした。 お楽しみメニューは「マルグリット」 パウンドケーキに似た生地に、グランマルニエをたっぷり使った大人向けケーキ。 このマルグリット型、すてき~
蒲生邸事件 2011-12-28 23:23:04 | 本 蒲生邸事件 宮部みゆき 文春文庫 若かりし頃、務めていた会社の同僚仲間で集まる機会が今月あり、敬愛している先輩方と今だ縁切れずにいられることを幸せに思う。 その席で、私が好きそうだからと薦められた本がこれ。 早速読んでみる…SF小説と推理小説のミックスで、半分は当たっていた。 推理小説は読まないが、SFは好き。 大学予備校の受験生が2.26事件当日の東京にタイムトリップ、一屋敷内で起きる事件に首を突っ込みながら一週間後、現代に戻る。エピローグは現代で再会することを約束した人、老人となったその人に会いに雷門へ… 序章が長くてイラっとしたが、近代史はサラッとしか習っていないので、同時進行で起こる歴史的事件が住民の視点から描かれていて、興味深かった。 学歴の無さにコンプレックスを懐き続けている社長の父親と真夜中にビールを飲みながら主人公が言う。 「俺ね、過去を見てきたの。それで判ったんだ。過去は直したってしょうがないものだし、未来のことを考えて心配したって駄目なんだってことがね。なるようにしかならないんだから。だからこそ俺、ちゃんと生きようと思ってさ。言い訳なんかしなくていいようにさ。そのときそのとき、精一杯やろうってさ。だから父さんは学なんかなくっても、そのときそのときで精一杯やってきたんだからもういいんだよ」
新しい芽 2011-12-26 09:29:17 | 動植物 新しい芽が次々と。 トップ画像は、先月、鉢上げしたときにクタッとしていたアマリリス。 もう、こんなになって…逞しいな~。 その隣では頂いて間もないアマリリス↓ 葉が伸びる前に花芽が出現、待ちきれなかったんですね。 色が違うらしいです…楽しみ~ びっくりしたのは胡蝶蘭。 先月花が終わったあと、ダメ元で茎を残しておいたらまた花芽が(フフ) こんなことなら、もっと下の方でカットしておくべきだった。。。 デンファレ。いつになく沢山の花芽、しかも2本! 外が真っ白なのはお構いなし、 みんなみんな、新しい年に咲くんだね。
バタークリームケーキ 2011-12-24 23:17:57 | 中食 子供の頃、ケーキといえばバタークリームのケーキ、やがて生クリームのケーキが出回るようになってから、選択出来る時代を経て姿を消す…つまり生クリームの圧勝。 生クリームのほうがあっさりしていてフレッシュな感じで、選択出来る時代は私も断然生クリーム派。 その存在すら忘れていた昨今、たまたまバタークリームケーキの情報が入り、それが美味しいとのこと、冷凍しないので数に限りがあるとのこと。 どんなものだか試しに予約。 今日は真冬日、アイスバーン、ひやひやドキドキしながら、予約したからには行かねばで車を走らせました。 室蘭中島町の老舗菓子店「富留屋」 飾りもなんとなくレトロ。 ふわっとしていて程良い甘さ、記憶に残るベタッとした感じはなく、ホームメイドのような優しいスポンジとよく調和している。 次回もこれにしよう。 今、バタークリームが新鮮
ラスト・シュトーレン 2011-12-23 10:33:24 | パンとお菓子作り レッスンも合わせて、今シーズン7回目のシュトーレン作り。 パン生地であることを残しつつ、しっとりとしたお菓子の味わいをも併せ持つシュトーレンが作りたくなって試行錯誤、少しずつ進化して… ついに私の理想とするシュトーレン完成 気が付けば、明日がクリスマスイブ。 滑り込みセーフ…ではない。 ドイツの家庭ではシュトーレンをクリスマスの1ヶ月前に作って少しずつ食べながらクリスマスを楽しみに待つそうなので、本来なら時すでに遅し。 しかもレッスンは発展途上中だったし でも、来シーズンに持ち越しかと思っていた部分もあったので、遅ればせながらでも、決定版ができたことが何より嬉しい。 形も一番綺麗に。 シュトーレン 試作
金子みすゞ詩集 2011-12-21 19:13:05 | 本 日本語を味わう名詩入門シリーズ第1期第2巻 金子みすゞ 画:高橋和枝 編集・解説:矢崎節夫・萩原昌好 あすなろ書房 最初に読者の皆さんへと題して、次のようなことが書かれています。 詩は、「言葉の音楽」「言葉の絵画」ともいわれます。 たとえば、喜びや悲しみ、怒りなど、さまざまな感情を感じたとき、私たちの心はどんな音楽を奏でようとしているのでしょうか? どのような色に染められ、どんな絵を描いているのでしょう? 心の音楽を、言葉という音符で表現したり、心の絵画を、言葉という絵の具で描いたもの、それが詩です。…… 限られた言葉から想像し行間を読むのは、音の流れから作曲家の思いを想像し汲み取る作業と同じだなぁと思ってきた気持ちと合致。 積もった雪 上の雪 さむかろな。 つめたい月がさしていて。 下の雪 重かろな。 何百人ものせていて。 中の雪 さみしかろな。 空も地面(じべた)もみえないで。 みえない星 空のおくには何がある。 空のおくには星がある。 星のおくには何がある。 星のおくにも星がある。 眼には見えない星がある。 みえない星はなんの星。 お供の多い王様の ひとりの好きなたましいと みんなに見られた踊り子の、 かくれていたいたましいと。 優しさと洞察力、すごいですね。 過不足のない素敵な挿画が詩によく似合っています。
ラブラブパン 2011-12-18 15:04:51 | パンとお菓子作り いやはや、分量間違っちゃいました 2斤1本分のレシピで1斤2本焼くのだからそのままの数字を使えば良いものを、砂糖を2倍にして計っている自分にハッとする。 ということは、既に粉に混ぜてしまったイーストも倍にした可能性大 慣れとは恐ろしい、いつのまにか心あらずでやっていた。 「正確な計量が大切です」だなんて、誰が言っていたんだ。 ちゃんと計った可能性も万に一つ、このまま進めることに。 だけど、やっぱりオーブンの中では恐ろしいほどに盛り上がってきて、 天上にはつかなかったけれど、になっちゃった。 味は?…フフフ、大丈夫、ふわふわでそれなりに美味しい。 あ~、でも生徒さんには見せられない… いや、これも一例にしましょうか。
群青色 2011-12-17 14:14:28 | その他 ぐんじょういろ…懐かしい響き。 その名に初めて出会った小学生の時、他の色の名前とは違う力強い響きに意味も分からず惹かれた。 本日公開らしい3Dアニメ「もののけ島のナキ」という映画の登場人物、青鬼の名前がグンジョー(声・山寺宏一)だそう、ちなみに主役の赤鬼のナキは声が香取慎吾。 そういえば、急須が群青色だった。 写真に撮ると、なぜか見た目よりずっと青く写ってしまうが、実際には鉄色が強い。 自家製ドクダミ茶葉と買ってきたほうじ茶葉をブレンドして毎日テーブルに乗る。 南部鉄製で冷めにくく重宝…うん、まさに重い宝物。
勧められて 2011-12-14 21:30:55 | 中食 「豆乳飲料 焼きいも」 美味しいから飲んでみてって友人がくれました。 ほっこりほこほこ、優しい味。 韓流ファンの友人がはまっている「とうもろこしのひげ茶」 とうもろこしの味の濃さにびっくり。 カロリー、カフェイン共にゼロ。 原産国は韓国、写真は韓流スター?