グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

さよなら2020

2020-12-31 10:27:06 | その他

ニーゼロニーゼロは、うんと年をとった時、子供たちに話して聞かせる歴史的な年になりましたが、悪いことばかりではありません。

これまで使っていたスマホ画面で「オンライン飲まない会」ができたこと。小さな画面で複数の顔と対峙しながら話せることに大興奮でした!

音楽活動においては群れることで成していたことがことごとく出来なくなったという点で、5年前にその「群れ」から離れたことが正解だったと思える年になりました。

また、数少ないランチやドライブ、小旅行を通して、人と関わることがいかに大切かを改めて思い知ることができた一年でもありました。

出かけられない分、ブロ友さん達の記事や画像で例年以上に楽しませていただき、気持ちが明るくなったことも事実です。

それから、23年続けた仕事…といっても週2.3回出勤の事務嘱託で、そもそもは音楽活動費を稼ぐためでしたが、もうその必要もなくなり年齢的なこともありで迷っていたところ、コロナ禍に後押しされるように退職を決めました。おかげて家の中の片付けを始められたし、今は何よりも冬道出勤からの解放を喜んでいます。

そんな感じで来年も、コロナ禍の隙をぬって良いこと楽しいことにフォーカスしたいと思います。

 

突然、関係ない話しですが、最近心にぐっときたことをここに残します。大河ドラマで信長(染谷将太)から自害の命が下った三淵藤英(谷原章介)のセリフです。

捨てられる花にも一度は咲いてみせたという誇りがある

スタート時の凛々しく輝いていた三淵は最期まで美しかった。

全ては、兵どもが夢の跡。。。

 

今年もご訪問ありがとうございました。

ではでは良いお年を!!

(間に合って良かったぁ


クリスマスの約束は無し

2020-12-25 20:37:23 | その他

TV小田和正の「クリスマスの約束」、今年はやはり中止…。出かけることをセーブしている中で、楽しみにしていたTV番組まで無しかぁ……

新型ウイルスで世界中が大きく変化してしまうことなど誰も想像しなかった昨年の暮れにアップした「来年は良い年でありますように!」の中で「クリスマスの約束」のことを書いていました。(すっかり忘れていました

感染してもおかしくない不安と、先が読めない今、一年前よりも心に響いてくる一節と思い、コピーします。

締めの曲として出演者全員のアカペラで歌われたのは、この企画がスタートした2001年に、同時代に生きるアーティスト同士リスペクトし合おうとの思いで小田が作ったテーマ曲「この日のこと」、特に胸に響いた一節を書き留めます。

♪まるで僕らは広い海に浮かんだ小さな船のようだね♪

ちょっとした風にも波にも動かされてしまうけれど、大海原には自分だけではなく、沢山の小さな船が同じように浮かんでいて、頑張っていることを想像すると、自分にも勇気が湧いてくる…こんな風に感じました。

来年のクリスマスは小田和正とその仲間たちの温かいコンサートが実現できますように…約束してほしいなぁ。

本日の一枚は一昨日撮影。今冬初めて我が家の軒下についた長い氷柱(60cmくらい)は、陽の光で輝きながらゆっくり解けていきました。


マスクの代わりに

2020-12-18 11:20:04 | その他

コロナ禍での会食は4人まで、話しをするときにはマスクをして…

人数は良いとしても、食事最中にマスクの着脱は大変、現実的ではないと思っていたところ、友人から「扇子を使えばいいよ~」との情報が。

なるほど~

で、早速バッグに入れると、どうも長さの収まりが悪く、そこで思い出したのが、若かりし頃習っていた茶道の扇子。

探すとありました、断捨離してなくて良かった~

茶道では開いて仰ぐなどという使い方は絶対にしません。相手と自分の仕切りとして前に置き、へりくだってご挨拶するときに使う道具です。でもこのサイズが丁度良くて、これを忍ばせることに。

茶道の扇子は毎年の初めに先生に頂いたもので、記憶ではその年の干支が描かれていました。これは「天かける馬」、木の部分の塗りが気に入って使っていたのを思い出しました。これを開いて使うことを知られたら、先生はひっくりかえるでしょう。

私は大きく広げた小さな扇子で口元を隠し「おほほほ」と雅やかに笑うでしょう(笑)


ヴァーノチュカもどき

2020-12-15 09:01:26 | パンとお菓子作り

Eテレ「グレーテルのかまど」でやっていたチェコのクリスマスの編みパンが気になって作ってみました。気になったのはレモンピールではなく生の皮を使うところ。ちょうど国産レモンの旬で良かった~!

生地に混ぜ込むのは、レモンの皮・レーズン・くるみ。

話しはそれますが、最近くるみアレルギーの子供が増えているそう、美味しくて栄養価の高いくるみが食べられないなんて……

三編みを大小作って重ねます。

 

焼き上がり! (おくるみにみえますかね~)

レシピにないクルミを入れたり、トッピングのスライスアーモンドと粉糖を省略したり、何よりレシピと違うのは成型。

本当は四つ編み・三編み・二つ編みの三段重ねです。下段は大地・太陽・水・空気、中段は理性・希望・感性、上段は愛情・知恵という意味が一本一本にあるそうで、祈りや願いがたくさん込められたチェコの人達の大切なパンなのですね~

だから私が作ったのは「もどき」…でも気に入りました。

生レモンの皮は焼成後もしっかりと爽やかさを放っています。これからはいろいろなパン生地に活用できそう。

シュトーレンよりも甘さ控えめフワフワなので、食事用としても使えます。

レシピは ↓

Eテレ「グレーテルのかまど」チェコのヴァーノチュカ(クリスマスの編みパン)

 

追記:

前回アップの記事でフェードアウトなんて言葉を出しましたが、気がつくとこの日は開設5000日目でした! ちょっと励みに


まぐだら屋のマリア

2020-12-11 11:37:49 | 

すっかりご無沙汰してしまいました。アップするペースがますます遅くなり、このままフェードアウトするのではというところまで来ています。毎日アップすることを目標にしていた時期もあったのに…です。

先月の連休前にヤボ用で出かける機会があり、移動中に読む本を空港の書店で購入。吟味する時間はあまりなかった中で、なぜか飛び出ている1冊があり、無意識に手が伸びる、それが「まぐだら屋のマリア」。「屋」が気になり即決(フフ)

原田マハ著/幻冬舎

このマグダラは「マグロのようなタラ」のことで、だからこちらの「グ」は鼻濁音ですね。ユーモア小説かと思いきや、それぞれの苦しい過去を持った登場人物達の再生の物語でした。プロローグがなく、いきなり引き込まれ、重い話と対比するかのような美しい風景描写は、本当に日本のどこかにあるようで、まぐだら屋食堂のある岬に旅してみたいと思ったのでした。映画になったら素敵だろうな……いやいや想像が膨らむから良いのだ。絶望が希望に昇華する爽やかな読後です。


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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