吹く風に暑さが無くなり、秋の気配です。
さて朗読とヴァイオリンの世界に浸ってきました。
朗読/女優・長浜奈津子
音楽/ヴァイオリン奏者・喜多直毅
永井荷風/濹東綺譚(ぼくとうきたん)→隅田川東岸の物語
場所/室蘭 港の文学館
永井荷風の世界にすぐさま引き込まれ、気がつくと邪魔をしないヴァイオリンの音が弱音器やピチカートを用いて想像を膨らませてくれている。ときには短歌の掛け合いもあり、あっという間の1時間、良い時間でした。
大正ロマンと言って良いのか、しっとりとした余韻は2週間以上経つのに未だ消えません。
落ち着かない不安な現代をちょっとだけ離れられた気がします。
お二人の朗読ユニットは首都圏を中心に、時には今回のように地方巡りもされているようです。
お近くにいらした際にはオススメの公演です。
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