
今朝起きたら真っ白、このまま根雪になるのかなぁ。
11月28日(日)13:00~
札幌コンサートホールKitara大ホール
ラトビア国立交響楽団
指揮:西本智実
チェロ:ミッシャ・マイスキー
プログラム:
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104,B.191
ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調作品47
アンコール(上はチェロコン)
ショスタコの5番を生で聴いてみたかったのと、
ミッシャ・マイスキーのチェロコンも魅力。
おまけに指揮が西本智実とあっては行かなくちゃ。
チケットをネット予約したのは3ヶ月ほど前。
いつもならP席にするところを敢えて避けることに。
チェロコンは正面から聴きたかったし、
指揮者ばかりに気を取られそうでもあったから…
私は指揮をしている西本氏よりも会話の中で見せる柔和な表情雰囲気の方が好きなのだ。
余談ですが「徹子の部屋」で見せたスコアには書き込みが一杯あって、
付箋紙もあちこちに貼り付けてあって、それは私と同じピンクだったりして

ハイ、すっかりミーハーです。
指揮をする表情は宝塚の男役を連想してしまう。
だからカッコ良すぎる。
女性がプロオケを引っ張るには、どうしてもそうなるのか…と思ったり。
まぁ、とにかく私としては無表情と同じくらいオーバーなのも苦手なものだから。
よって残っていた中から選んだ安価な席は最後列少し左寄り、まるですり鉢の底をのぞき込むようでしょ。

やはりこんなに離れると音も遠い。
Kitaraに初めて入って聴いたコンサートの席が同じく最後列で、あの時はバッハのマタイ受難曲。
大ホールの大きさに度肝を抜かれ、音楽に涙したのは13年前。
私の所属するオケが初めて第9を演奏した直後であり、奇しくも今また第9に取組中。
マイスタージンガー
最後近くフルート1stのピッコロ持ち替えはピッコロ担当者に任せていた。
アマチュアなら色々な事情でよく遣り繰りするけれど、プロでもあるんだぁ。
チェロコン
長いこと待ったソリストの出だし、あまりにも情熱的な音色に衝撃!!!
随分前にミッシャ・マイスキーの「コル・ニドライ」が聴きたくてリサイタルに足を運んだので、今回が2回目。
前回より歳をとっているのにパワーアップしたみたい。
ラトビア出身、62歳。
ショスタコ5番
底抜けの明るさは微塵も無く、鬱屈に秘めるエネルギーのようなものを感じさせる。
あちらこちらでスタンディング・オべーション。
指揮者の360度丁寧な挨拶が印象的。
終了まで2時間半。