文学館での演奏記録です。
「バレンタインに因んだ曲を」というリクエストを受けて、ラヴ系の曲ばかりでまとめました。すると「バレンタイン スイートコンサート」というテーマまで付けられてしまいました
プログラム(全曲ピアノと一緒に)
1.E.エルガー/愛のあいさつ
2.N.ブロスキー/ビー・マイ・ラヴ
3.H.ラカジェ/アマポーラ
4.E.サティ/ジュ・トゥ・ヴ
5.G.レナード/あなたのとりこ
6.B.ゴーディオ/君の瞳に恋してる
7.B.K.フェルト/L-O-V-E
8.N.ロータ/ロミオとジュリエット
9.F.トーメ/かざらぬ告白
アンコール
F.レイ/白い恋人たち
来場者約45名。事前に地方新聞で取り上げられたことと、生演奏を聴く機会が無くなっている状況のおかげでしょうか、入場者制限40名を上回る人数でした。前回とは違い、ホールに戻ってのコンサートで、但しいつものテーブルを取り払い、従ってコーヒーの提供も無く、並べられた椅子は少し間隔が空けられていて、こちらに向けられた全員のお顔がマスク付き。見たことのない光景に内心「お~!」、そして緊張シイの自分が出てしまったのでした。。。
開演時間ギリギリに来場された我が家の近所のご夫婦は入場できなくて、申し訳ないなぁと思っていたところ、視界を遮られたカフェコーナーのテーブルに着席でき「コーヒーが提供されて音も聴こえてきてラッキーだったよ~」とのライン…ホッと。
コロナ禍の時世、この田舎で毎年開催されてきた歌や器楽のコンサートは全て中止の中、前回同様に文学館の強い引きがなければ、間違いなく実現しなかったでしょう。
「この短いひとときが少しでも気分転換になりますように願っております」とご挨拶してスタートしました。いつもの曲紹介も初めてマイクを使い、それには小さな扇子を添えました。
選んだ曲は、結果として明るい曲、リズミカルな曲が大半を占めていて、鬱々とした日々を一掃したい気持ちが無意識に働いたのかもと思います。
7曲目のL-O-V-Eは来場者に手拍子で後打ちのリズムを刻んでいただき、心身の刺激を…昔やっていた音楽療法ボランティアを思い出しました。
8曲目のロミジュリは疫病がクライマックスへ向かう重要な鍵、アンコールはグルノーブルオリンピックを題材にしたドキュメンタリー映画のテーマ曲と、たまたまタイムリーでした。
今回の特記事項は全曲をピアノと一緒に演奏できたこと。メロディの単純な部分はピアノが入ることで退屈しないし、和音一つで雰囲気も変わる。課題は音量・音程を含めたアンサンブル。要望を聞きあえる姿勢は同じなので、上手くやっていけそうです。
今回はポップスが多かったので、次回は違うジャンルの曲を増やしたい。
そのときにはいつもの客席に戻っていますように
本日の画像は今朝のミニシクラメン/サクラソウ科
花言葉:はにかみ、憧れ
外は真っ白、今日は真冬日。