超過密な一週間(仕事の山場、パン作り研究科、オーケストラ本番、準備、もちろん主婦業も)が通り過ぎた、昨日今日の開放感がたまりませぬ。(フフ)
先日びっ○○○○キーでハンバーグを食べて、精算の時「おろしそばは○○○円です」と言われたので「お蕎麦は食べてません」と言ったら、
大根おろしと紫蘇の乗ったハンバーグを名付けて「おろしそバーグ」ですって!
最近は省略形が多くてついて行けません。。。
さてさて、中欧巡りで千歳空港を早朝飛び立ったのは3月20日、記憶を留めるために記しているのに一ヶ月も経ってしまうと、怪しくなってくる。。。
2連泊したウィーンの二日目、ベルベデーレ宮殿の後はシェーンブルン宮殿へと。
トップ画像は門の前で、モーツァルトと書いてるから分かる金ぴかのモーツァルトが厚い衣装に厚化粧、炎天下でご苦労なことです。
一緒に写真を撮って、置いてある箱に心付けを入れるとキスされちゃった。
門。鷲ですね。ハプスブルク家の紋章は双頭の鷲。
シェーンブルン宮殿。
左側のポスターの一つが本日のコンサート案内。
18世紀、マリア・テレジア時代に現宮殿の形に。
6歳のモーツァルトがマリア・テレジアや娘マリーアントワネット達の前で演奏したのはここ。
ウィーンを占領したナポレオンはここを居城としたことも。失脚後はヨーロッパ中の王侯貴族が集まったウィーン会議の場所に。
第一次世界大戦で敗北したハプスブルク家最後の皇帝カール一世はここで退位文書に署名、650年続いたハプスブルク家の幕引き。
建物の横側。
建物の中は撮影禁止、リュックサックも禁止。
建物の向こう側。
バルコニーの真ん中に立って広いお庭を眺め、マリア・テレジアに思いを巡らしてみる。
ウィーンの街で夕食後、再び戻って20時半開演のミニコンサートへ。
入口。
シェーンブルン宮殿でのコンサートと謳われていたのに別の建物。
添乗員さんに確認すると「シェーンブルン宮殿です!」
確かに敷地内だけど、どうも腑に落ちない。。。
前から2列目をゲット。入場者数は観光客中心で200名くらい。
プログラム。
シェーンブルンの専属オーケストラ。
この日は弦1,1,0.5,0.5プルト、木管各1、ホルン、トランペット、パーカッション各1。
ソプラノ、バリトン。バレーダンサー数名。
ジーパンで入場していた外国人が結構いた。
どう言うこと?わざわざスカート買ったのに…
ミニというので、30分程度と思いきや、1時間半のしっかりしたコンサート。
オケだけの演奏と歌手またはバレー入りを交互にして、飽きないように寝てしまわないように(?)配慮されたプログラム。
前半は「フィガロの結婚」や「コシ・ファン・トゥッテ」を中心に、後半はワルツやポルカが中心で、締めは「美しく青きドナウ」を省略形で。
アンコールはラデツキーマーチ。
A席65ユーロ(約8500円、旅費込み)にしては、プロオケだから厳しく言うと大したことがなかった。(プロとは、当たり前のことだけどそれを生業としている人であって、たとえ専門教育を受けても生業として成立させられなければプロとは言えない)
歌手とダンサーの素晴らしさで持ったコンサートでした。