1972年「長崎海星高校時代、夏の甲子園出場時」
・松尾は恵まれた体格を利した重い速球で正面から打者と勝負する本格派。立ち上がりの制球が悪いのが気がかりだが、低めに伸び、高めでホップするその球は高校生ではなかなか打ち込めないほど威力がある。
1979年ファーム成績「ロッテ」
2試合・0勝0敗・3イニング・防御率6,00
1980年
・今年からバッティング投手になった入団8年目の松尾格「いたる」投手。1972年のドラフト3位で入団したが一軍のマウンドを踏む機会はなく終わった。「契約更改の席で、どうしてもバッティング投手が必要だと説得されたんです。もう野球をやめて故郷に帰ろうかと考えたんですが、好きで入った道なので、引き受けました」と寂しそうだ。魚釣りを愛し、ギターの弾き語りを好む温厚な性格の持ち主。その性格がプロの世界では裏目と出た感じだ。しかし、たとえ選手登録はなくとも、チームのばく進のために明日も投げ抜いてくれることだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます