南中ソーラン

2002年05月06日 | ラジオ

日曜日(5/5)の午前4時10分からの
ラジオ深夜便の「心の時間」(ダッタカナ)は、
稚内南中学校の元校長先生の話だった。

土曜日の夜、私は九想話を書けずにぐずぐず起きていた。
3時過ぎ頃蒲団に入った。
蒲団に入っても、なかなか眠れなかった。
イヤフォンでラジオ深夜便を聴いていた。
3時台は昔の歌謡曲だ。
いつもはそれを聴いているうちに眠ってしまうのだが、
昼間寝ているので目が冴えてしまった。
4時になっても眠れなかった。

この元校長先生が稚内南中学校に赴任した頃は、
学校が大荒れに荒れていたそうだ。
学校を建て直したいがどうしょうと悩んだ。
それまで秋の文化発表会に「ソーラン節」を踊っていた。
しかし、その古くさい踊りでは生徒がついてこなかった。
そんなとき、ある先生が、
いとうたきおの「ソーラン節」で踊ってみてはどうか、
と提案した。
いとうたきおの「ソーラン節」は、
ロックのリズムで中学生がよろこんで踊った。
私もいとうたきおの「ソーラン節」は大好きで、
10年ぐらい前よく聴いていた。

民謡の踊りのプロの大会があり、
出てみないかとすすめられ出場した。
南中は1年目に激励賞(4位)、
2年目には内閣総理大臣賞(優勝)をとった。
体育の時間に南中ソーランを踊り、
南中の誰もが踊れるようにした。
その頃から、学校のいろいろな問題が消えていった。

その元校長先生は、平成2年に赴任し、
平成5年に定年退職した。
その在職中の最後の卒業式が終わって、
ステージから降りようとしたら、
生徒が「校長先生、まだ降りないで下さい」といった。
一瞬、何か起きるのかな、ここまで無事にきたのに、
最後になってもめ事が起きるのは困ったな、
そんなことを思ったそうだ。

このあとあったことに、私は泣けた。
卒業する3年生が、
この校長に「卒業証書」を送ったそうです。
そのひとは、うれしそうに
「卒業証書」の文面を読んでいた。

南中ソーランは、札幌で毎年行われる
ヨサコイソーランに招待され、
すごい人気だそうです。

月曜早朝の「心の時間」は、
その南中ソーランを大阪に広めたひとの話だとか。
広島の暴走族とそれを取り締まる警察が
いっしょに踊りを練習してるという。
聴きたかったが、聴けなかった。

寝ながら聴いていたのでメモをとってません、
間違いがあるかも知れません。


コメント
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